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2014年2月11日 でき上がる前しか見られないとこ

ポケットの裏(オーダーメイドの手帳カバー)
ポケットの裏(オーダーメイドの手帳カバー)

ポケット達の裏です。
でき上がる前しか見られないとこ。

オーダーメイドの手帳カバーなんですけどね、名刺サイズのポケットをいっぱいつけることになってまして。

磨き終わって滑らかになってますねー。
もともとは毛羽だってるんですよ。

次は、ポケットの口のとこです。
あっ、あとTシャツの形のポケットの脇から下のとこ。
本物のTシャツだったら、縫い目のとこっていうと分かりやすいかな。

もう、右に写ってる三つのヤスリで整えてあります。
金属のヤスリはね、前は時計作りだけに使ってたんです。
細かいとこの仕上げには抜群の繊細さであることに気付きまして。

コツコツ進めてくところです。

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2014年2月10日 はじめてのテンプレート作り

アルファベットのエンボス加工(オーダーメイドの手帳カバー)
アルファベットのエンボス加工(オーダーメイドの手帳カバー)

お見せできないのがね、残念。

レザーにエンボス加工してるとこです。
アルファベットの文字をプックリ浮き上がらせようとしてます。
あんまり細かいのには向かないのですが…

型と成形の棒を作って。
さらにテンプレートも作りまして。
テンプレは、レザーを裏から成形するので、どこに文字があるの知るためのものです。

こういう型は、普通は表面をフラットに作るものなんです。
成形したときに、継ぎ目や段差があると写ってしまうので。

そうするには複雑すぎましてね。
それで、文字だけをピンポイントに成形するためのテンプレートです。

サイズをピッタリ合わせてあるので、型にレザーをはめて、テンプレートをのっければ、ズレることも無いって目論見で。
いや~っ、作ってるでしょ~、いろんなもの。
ちなみに、オーダーの手帳カバー作りの模様したー。

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2014年2月9日 パーツが増える気持ち

裁断完了(オーダーメイドの手帳カバー)
裁断完了(オーダーメイドの手帳カバー)

銀世界で晴れ渡ってると、爽快ですね~っ。
スキー行ったとき思い出すな~っ。

そんなわけでね、今日も楽しく作っていきたいと思います。

裁断が終わりまして。
これは、オーダーメイドの手帳カバー用のレザーですねー。
ほらっ、昨日までモザイクが掛かった型を作ってたもの。

型がね、簡単には乾かなくて。型だけに。
そんじゃあってことで、裁断を先にしまして。

シンプルな手帳カバーなんですけど…
こうして見ると、パーツ数がありますよね。

どうしてもさ、こっちにもポケット欲しいなーとか思いながら増えていくものです。
そういう気持ちが分かるっていうのを、いつまでも大切にしたいです。

トリッキーなのは、左右の表紙を入れるポケットの幅が、2ミリ違うことですね。
73ミリと71ミリ。ステッチの目の数に合わせたらそうなりまして。

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2014年2月8日 (第二部) 紙で作ったコンクリート

エンボス加工のための押し型
エンボス加工のための押し型

できないと思った。やったことないもん。
できそうな人も「細かいのには向かない」つってるし…

「ちっとだけやってみっか。ダメでもともと、ナスがままならきゅうりはパパね。」
…なんて、スモールステップが大好きな内なるメンターが導いたと思う。

幅5センチ弱の中に、イニシャルをぷっくり浮き上がらせるための押し型で~す。

「わかんねーよっ」というご意見はごもっとも。
モザイク掛かってますからね。
誰?モザイク掛けたの?

接着剤びたしにしたし…
言うなれば、紙のコンクリート。

明日は「頼むぜ」つって、試作を作るんでしょうね~。

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2014年2月7日 (第二部) 「このお願いは叶わなくても…」という魔法

繊細なエンボス加工のオーダーの準備
繊細なエンボス加工のオーダーの準備

とある準備を進めてまして。
今宵も接写です。

ぷっくり浮き上がるイニシャルをね、レザーに作ろうとしてます。

今週のビックリドッキリメカみたいに解説しようっ。
ここで必要なのは、型と、型にレザーを押し込む道具。

型は、接着剤で四十重ねにした紙から切り出します。写ってるのですね。
押し込む道具は、先端を丸めた棒。ステンレスでしょうね。

ご注文のお客様には「このお願いは叶わなくても…」なんて言っていただけたんですけどね。
ま~っ、火が付きますよね。
むしろその言葉が着火しますよね。

それで試作品を作りまして、今回は本番です。
試作品と違って、接着剤は完全に乾くまで待つし、ステンレスの棒もヤスリ直しました。

ちなみにね、先端を丸めた棒は、レザーの角を落とす道具を研ぐための道具。
そして…手帳カバーを作ってるとこなんですよ。

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2014年2月6日 型紙の完成。オーダーメイドの手帳カバー

完成した型紙たち(オーダーメイドの手帳カバー)
完成した型紙たち(オーダーメイドの手帳カバー)

完成です。
オーダーメイドの手帳カバーの型紙たち。
この道中もいろいろありましたが、気付けば最初の目印のとこまで歩いてきたもので。

なんとな~く、つながりのあるパーツを近くに置いてます。
型紙を見れば、どんなものを作ろうとしてるか分かるっていいますが、どうでしょね。

今回のお楽しみポイントは、なんと言ってもステッチですかね。
型紙に一針ずつの縫い線を正確に書くなんてのも、初体験でしたし。

さーて、次は、レザーの一部をぷっくりさせるための押し型作りに入っていきますよー。

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2014年2月5日 デザイン決めの大詰め

デザインを決めるための複数の型紙
デザインを決めるための複数の型紙

さ~てっ、そろそろ大詰めになってまいりました。
オーダーメイドの手帳カバーのデザイン。

写ってるサイズ違いのポケットとかベルトの型紙は、片方しか使いません。
どっちが良いかなって決めるためのものなんです。
ここは、とっても大切なんですよ。

だってさ、レザーの裁断が始まると、変更がとっても難しくなるんです。
ちょっと長さを変えたいなーって思っても、レザーに付けた目印は消せませんし…
なので、慎重に丁寧にね、進めていきます。

人生でもね、結婚とか就職とか家を建てるって程の大ごとで無くってもさ。
一度決めて、とあるラインを超えると変えるのがすっごく難しいことってありますよね。
ランチの注文だって「もう作っちゃってるよー」って言われちゃうし。

ちょっと脱線しまして。それは置いておいて…
型紙が出来てくると、なんにも無かったときよりアイデアが浮かぶものでして。
そして、とっても楽しいひとときでもありまして。