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2020年7月19日 革のぷち編上げブーツの作り方(1日目)

はいどーもどーも To Be です。
今日から「革のぷち編上げブーツ手作りキット」の作り方を紹介しま~す。

これまでのぷち靴とくらべてちょっと難しそうに見えるかもしれませんが…
「革細工ははじめて」という方も作れるようにお話ししてゆきたいと思いま~す。
夜のリラックスタイムを使って、ゆっくり作っていくペースを想定しております。

なお、ツイキャスのライブ配信でもお話ししてますので、よろしければそちらもご覧頂けると嬉しいです。
(現在、配信のアーカイブを #248 ぷち革細工キットの作り方の説明書を作っゾ からご覧いただけます。)

それでは作って参りましょう。

型紙を厚紙に貼り付け、カッターで切り取ります
型紙を厚紙に貼り付け、カッターで切り取ります

まずは型紙を厚紙に貼ります。

型紙が歪むのを防ぐため、普通の革細工ではゴムのりを使います。
でもこれだけ小さいのでスティック糊で十分。水分の多いヤマト糊などは避けた方がいいかも。

続いて、縫い穴や靴ひもを通す穴の印に目打ちで軽く穴を開けてゆきます。
ここで一つポイントがあります。アッパーBの型紙を見てみましょう。

アッパーBの左右の穴を開ける前の注意
アッパーBの左右の穴を開ける前の注意

左右に8つずつ並んでいる目玉のような印は靴ひもを通す穴の位置です。
かなり近い位置にありますので、はじめて革細工する方はしり込みしてしまうかも…
そんなときは、赤色を飛ばして黒色の印だけを使いましょう。かなり作りやすくなるはずです。

革に型紙をけがいてゆきます。
まだ薄い方の革しか使いません。

革の上に型紙をのせ、目打ちの先で外周や穴の位置に印をつけてゆきます。
「中敷き」の型紙は右足用なので、ひっくり返して左足の分もけがきましょう。
ちなみに「アッパーA」や「アッパーB」も、左足用をひっくりがえしてけがくことで、左右のバランスが良くなりますよ。

左足用は型紙を裏返してトレースしてゆきます
左足用は型紙を裏返してトレースしてゆきます

そして、全てのパーツをカッターで裁断してます。

全てのパーツを裁断しました
全てのパーツを裁断しました

すると、かなり革が余ってますね~。
ちょっと失敗しても再挑戦できるように、1.5倍くらいの革が入っています。
順調に作り進んだ方は、リボンやベルト等、自由なアイデアで追加の飾りをつけ足してみるのも楽しいと思いま~す。

「1日じゃ裁断まで終わらないよ」
…という方は、のんびり進めましょ~。
カッターとはいえ刃物。お怪我のありませんように。

【革のぷち編上げブーツ手作りキットの作り方は4日連続でお話ししております】

革のぷち編上げブーツのキットは 「革のぷち編上げブーツ手作りキット(栃木レザー)」 で販売中です。
面白いのでぜひ挑戦してみてくださいねっ。

【YouTube でも作り方のコツを紹介しています】

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