
縫い穴を開け終えた瞬間を撮りました。
蝶番のレザーブックカバーの手縫いの準備、完了です。
「こんな分厚いレザーどうやって縫ってんだろうねー」なんて聞いたことがあります。
こうやって縫ってます。
最初にね、縫い穴を全部あけちゃいます。
特にねー、この作品はですね。
厚いとこは6ミリありますので。
穴も開いてない状態で針で貫くなんて…
「どだい無理な話ですよねーっ、ねーっ」
「あーあーっあらやだ奥さまったらもーねー。私も最初からそう思って。おほほほほほー」
…ってとこなのです。
写ってるのは四本菱目ですけど、細かいとこは、千枚通しみたいなので一つずつ開けますよ。
これもある意味でスモールステップの法則?かなぁ。