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2015年3月14日 だってほら、これだもの…

一枚の表紙のみ、先行して縫っています。
一枚の表紙のみ、先行して縫っています。

いや~っ、ホワイトデー。
ハッピーホワイトデーィッ。良いことあると良いですね。

…というわけで、今日も楽しく作っていきたいと思いまーす。
オーダーメイドのブックカバーは、縫い穴を開けるとこまで来てます。
まず、ステッチの一目ひとめの長さをそろえたいですよね。
だもんで、まず目印を付けるんです。
今回みたいに込み入ってるときは特にです。

でさ、いつも通り鉄コンパスでラインを引いたわけですよ。
…あーって思いました。そりゃそうだよねって。
どこに線を引いたのか、まるで見えない。だってほらっ、これだもの。

とまあ、あーでもねーこーでもねーがありまして。
表紙一枚だけ縫い穴を開け切りました。

ほんとはね、最初に全部の縫い穴を開けた方が効率が良いのですが…
縫ったらどんな姿になるんだろって。
もう見たくてみたくて、止むにやまれず縫いまして。

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2015年3月13日(第二部) あと一枚

最後の一枚を一目縫ったところで手を止めます。
最後の一枚を一目縫ったところで手を止めます。

最後の一枚、仕掛かりの一目を縫いまして。
今日は「縫えました~」って言いたかったのですが…
野暮用で出掛けますので、手を止めます。

てんてこま~いってんてこま~いっつって急げば縫い終えそうなんですけども。
縫い穴が貫通してるなら話は別ですが、じっくり取り組みたいと思うんです。
手塩にかけたと胸を張りたい。

でも、そうも言ってられないときってありますよね。
必死になって間に合わせることもあります。
ただ、そういうのばかりだと、なんと言いますか…淀んでくるような気がするんです。

ところで、てんてこ舞いっていう踊り、本当にあるんですよね。

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2015年3月12日(第二部) 頃合いのアソビ

黒革だけ直径が1ミリ程縮んでいます。
黒革だけ直径が1ミリ程縮んでいます。

黄昏どきは陽の光も優しげに感じます。
このくらいの時間にコースターを縫うのが日課のようになって参りまして。
ちょうど7枚半まで参りました。
そろそろゴールを意識します。24時間のあの番組だったら、負けないでとか掛かるかも。

ところで、一番上の黒のレザーよりも、床革が少し大きく見えるでしょうか。
ほんのちょっと…直径で1ミリ位なんですけども。
同じ大きさに切ってるのですが、ぷっくり加工の後の乾燥で縮んでるんです。
大きな革だと歪みも大きいんですけどね、この位だとどれもほとんど同じように縮みましてね。

それが分かった後でも、裁断するサイズは変えなかったんです。
実は、加工の道中では頃合いのアソビになると気付きまして。
仕上げでは削り落しますけども。

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2015年3月11日(第二部) 糸が飛ぶように無くなりまして

10枚中5枚が縫い上がっています。
10枚中5枚が縫い上がっています。

折り返し点を通過しました。
ペースを守って縫い進んでおります。
こちらオーダーメイドのレザーコースター作りの様子です。

ところで、糸が飛ぶように無くなりまして。
たいがいの小物には太すぎる糸なので、そんなに気にして無かったんです。
ひと巻きあれば結構もつんですよねーっなんて。

それで、改めて見てましたら、ひと巻き25メートルだったんですねー。
コースター1枚縫うのに2メートルだもんで、そりゃあすぐに無くなりますよ。
ひとり納得しておりました。

ちなみに、袋に入ってるのが使っている極太の麻糸です。
このままでは使えないので、割り箸にクリクリ巻いてから使っております。
この糸巻きは、ちょこっと慣れてないとしっちゃかめっちゃかになったりしまして。

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2015年3月10日(第二部) びっくりした痛み

レザーコースターの手縫いが続いています。
レザーコースターの手縫いが続いています。

びっくりしまして。
いえね、先月に茶色のコースターを縫ってたときなんですけども。

手首の内側が痛みまして。看護師さんが脈をとる辺り。
神経痛とかかな~?癖になんなきゃ良いな~って。

したっくれさ、次の日も同じように縫い始めたとき、ハッとしたんですよ。
こりゃ筋肉痛だって。
まさか、手縫いで筋肉痛とはね~。

いつもと筋肉の使い方が違ってたんですよ。
穴あけ道具を引き抜くときにロゴを傷つけないために、手の平をピーンと面を作る動かし方です。
今回は、もう痛むことも無いと思うんですよー。

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2015年3月9日(第二部) 1、2の3とくりゃごーしごしっ

縫い穴を貫通させている様子です。
縫い穴を貫通させている様子です。

経験を通して得た知識って、やっぱり充実してると思う。
ちょっと真面目に分厚い革の縫い方のお話です。

さて、レザーコースター作りの続きですよ。
厚さ8ミリの4枚重ねの手縫いです。
実は、縫い穴が開いた後に菱目打ちを引き抜くときが危ないんですね~。
歪みやすいんですね~。

ちょっとずつ変えながら試したんですけども。
だいぶん手順が固まって参りました。

縫い穴が開いてるのは、一番上の2ミリの革だけです。
まず、注意ぶか~く3目を貫通させます。
そして1目縫う。
続いて、5つ開けては5つ縫う。
5つ開けては5つ縫う…
1、2の3とくりゃごーしごしっ。
…そのようにして進んでゆきます。

20メートルの糸を縫う内の、ただ今3メートル付近です。

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2015年3月6日(第二部) 手間の掛けどころ

二本菱目の一目を前の穴に掛けて開けてゆきます。
二本菱目の一目を前の穴に掛けて開けてゆきます。

今宵も更けて参りましたね。
ちょいと野暮用で出掛けてまして。
久々にね、こそっと一杯クダ巻いていきたいと思いま~す。

さて、コースター作りの様子ですよ。
ちょうど半分、5枚分の縫い穴が開きました。
曲線はねー、より手間が掛かります。
一目の長さをそろえるために、二本菱目の一本を手前の穴に刺して進みます。
だもんで、実際はひと穴ずつ開けていくことになりまして。

型の形を手が覚えたり、接着の効率を上げたりと、作るスピードを上げる努力はありますが…
手縫いと仕上げばっかりは、時間も手間もたっぷり掛けたいとこでして。