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2017年12月5日 完成前に紹介っ、ブックカバーのこだわりポイント2つ

いや~今日はまた冷え込みが厳しい那須でして。
お元気でしょうか?冷え症のTo Be だよっ。

…さておき、引き続き真面目にお話して参りますよ。
縫い上がりです。
オーダーメイドのブックカバー作りで~す。

噛み合わせは吸いつく感じに削ります
噛み合わせは吸いつく感じに削ります

恒例ですのでね。
蝶番に芯を通す前に、噛み合わせただけで1枚撮っております。

歯の一つひとつをヤスリで削って調整しましてね。
噛み合わせはギューっときついわけではないんです。
それでも、キュッと組み合う蝶番なら手で持ち上げられるんですね~。

斜めの革が重なっているのが伝わるでしょうか
斜めの革が重なっているのが伝わるでしょうか

そしてもう一つのポイントが背表紙にあります。
一枚の革の両端を斜めに漉いて折り畳んでましてね。

漉く幅は6ミリ。
革はフェードイン&フェードアウトみたいに貼り合わせます。
そのど真ん中を縫ってるってスンポーです。

こだわりポイントって言い方も出来ますが…
大好きポイントのがしっくりですかね。
私、こういう構造が大好きなんですよね~。
作れるようになるまでの研究も長かったし。

そんなわけで、まもなく完成で~す。

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2017年12月4日 まじめに革の蝶番作りのお話です

「今日はどのおやじギャグにしようかな~」
だいたいそんな感じでお話してます。

でもでも、ただ今のオーダーメイドの制作中は、真面目にいこうと思います。
真面目に、生きます。
なんとなく、ご依頼の流れからそんな風に思いまして…

そんなわけでね、ブックカバー作りの続きですよ~。
集中して進めてます。

蝶番の歯の内部の水分を一晩乾かします
蝶番の歯の内部の水分を一晩乾かします

まず、革の端を折り畳んで蝶番の形にしてますね。
これ見た目より大変なんですよ。

最初の頃は半分力づくでねっ、汗かきながら折り畳んでました。
革が裂けちゃうこともありました。

でも今は、曲がりやすい革の部位や方向を見定めて作ってます。
さらに吟面に染みないギリギリまで水を含ませてます。

すると素直に畳めるものなんですね~。
裂けることも無いですし。
素材の見極めと下ごしらえですね。何事も。

幅12ミリのベルトは、吟面を除く3面全てを磨いています
幅12ミリのベルトは、吟面を除く3面全てを磨いています

まもなく下ごしらえ完了です
まもなく下ごしらえ完了です

あっ、ちょっとかっちょいいこと言っちゃったかな?
惚れた?はきゅ~んってしちゃった?てへっつって。

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2017年12月3日 始まりです、オーダーメイドのブックカバー作り

すっかり寒くなったね。お元気でしょうか?
こちらは日向ぼっこしながら作る日曜日です。

背表紙パーツの下ごしらえの様子です
背表紙パーツの下ごしらえの様子です

そんなわけで始まりました~。
オーダーメイドのブックカバー作りです。

今回はねっ、栞を付けずにお作りしますよ。
ほらっ、いつもベロの形の栞を付けてまして。
作り続けておりますと、いろんな需要に出合います。

まずは生成りのヌメ革を裁断しまして。
穴を開ける、漉く、削る、磨く…と、各パーツの下ごしらえが進みます。

特に背表紙はいつもながら手数が多いです。
われながら小さいパーツ相手によくやるよな~っつって。
日向ぼっこしながら眺めたりしてね。

すべてのパーツが乾燥待ちになりました
すべてのパーツが乾燥待ちになりました

さて、全てのパーツが水やら溶剤やらの乾き待ちまで参りました。
一晩乾かすと、手触りがサッパリして綺麗に仕上げやすくなりまして。

制作1日目の進み具合としてはバッチリ。
心を込めてお作りして参りま~す。

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2017年10月24日 完成、黒革のレザー蝶番のブックカバー

完成です。
黒革のブックカバーで~す。

文庫本さいずですけどもね。
ご覧の通りごっつい印象ですかね?
実際、読んでるときの感触はハードカバーの厚めの本みたいかも。

“Your Side Door” では定番ですが…
黒革では久しぶりに作りました~。

なので写真も撮り直しまして。
もちょっと…光学ズームが効くカメラがあればなぁ。
そんでもって、もっと離れたとこから撮りた~い。

ともあれ、これでブックカバーはすっかり最新版に世代交代できました。
少しずつ工夫を加えてるんですよ。
作るのカメの速さなので。こっちの話ですけど。

「読書好きの全ての人に~」なんて全く思わないんです。
読書好きでも、本そのものは大切に扱わない人もいるでしょう。
それに、好き嫌いある見た目だと思うので。

さりとて私の全力をつぎ込んだブックカバーでありまして。

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2017年10月23日 まもなく完成、黒革のレザー蝶番のブックカバーです

革の手縫い…この時間が大好き。
一針ひとはり、縫い締めますよ。
全部忘れて無心になれますからね。

両側に針を付けた糸で縫います
両側に針を付けた糸で縫います

そんなわけで、縫い上がりました。
黒革のブックカバーで~す。

「好きなことばっかやってるんだから気楽なもんじゃないの?」なんて思いました?
いやはや人生は月夜の晩ばっかりじゃないですよ。
何やってても、台風の日もあるでしょね。

コバ(裁断面)にヤスリをかけて磨きます
コバ(裁断面)にヤスリをかけて磨きます

…で、縫い上がったら仕上げです。
コバ(裁断面)にヤスリをかけて磨きます。
まもなく完成ですよ~。

そうそう。
次回のアトリエマルシェのチラシを会場のビル前に貼ってみまして~。
電圧を変える箱?みたいなとこに。
ささやかなお知らせで~すねっ。

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2017年10月21日 手縫いの準備ができまして、黒革のブックカバー

治りました、ものもらい。
いや~っ、早く治したくって。
決して手で触らずにシャバシャバしてたんです。

そんなわけで、今日も気持ち良く作ってま~す。
黒革のブックカバーの下ごしらえが済んでます。
こっから手縫いです。

裁断、床磨き、コバ仕上げ、接着、穴あけ等が済んだ蝶番のブックカバーです
裁断、床磨き、コバ仕上げ、接着、穴あけ等が済んだ蝶番のブックカバーです

実は、コツコツ、コソコソ、進めてたのが革のカラーバリエーション。
ただ色々あるっていうのじゃなくて、お薦めのをそろえたいところ。

このブックカバーが完成すれば、コソコソ目指した目標達成なんです。
有言無言を問わず、常に理想を目指す男。それがワタクシ To Be です。

あっ、うっかりカッコイイこと言っちゃったかな?(地獄のミサワ風)
はきゅーんってさせちゃった?どうどう?

…さておき、第4回アトリエマルシェまであと3週間となりました~。
ここで車でお越しのお客様に駐車場のお知らせです。
駐車場代は無料っで~す。いぇ~い。

まず、会場の「扇ビル」1階の居酒屋さんの入り口前の駐車場をお使い頂けます。
開催時間(13:00~18:00)のみですのでご注意ください。

満車の場合は斜め向かいの市営駐車場をご利用ください。
時間制なので、お帰りの際に駐車代金を負担させて頂きます。

アトリエマルシェ会場
アトリエマルシェ会場

なお最新情報は次のページに次々と追加しておりま~す。

【第4回 アトリエマルシェ 11月11日(土)】
 https://your-sidedoor.com/event/20171111/

素敵な来場プレゼントとかもありますのでね。
これからどんどんお知らせしてゆきますよ~。

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2017年10月19日 仕込み中、ぷちスニーカーの初挑戦と黒革のブックカバー

すっかりお寒いですけども、体調なんて崩していませんか。
こちらはものもらいもらったみたいなんです。
月曜に久しぶりに徹夜したのがダメだったみたい。

さておき、今日も楽しく作ってま~す。
ぷちスニーカーと、黒革のブックカバーも仕込んでます。

黒革のブックカバーとぷちスニーカー作りの模様です
黒革のブックカバーとぷちスニーカー作りの模様です

えっと、ぷちスニーカーは売りものじゃ無いです。
でもとっても大切な制作。

直径わずか1.5ミリのハトメリングと、溝を刻印した革の靴底です
直径わずか1.5ミリのハトメリングと、溝を刻印した革の靴底です

なんと直径1.5ミリのハトメリングを使っとります。靴紐の穴に。
仕入れたばっかりなので、テストも兼ねてますよ~。

さらに靴底。
マグネットの代わりに革で作るとき、どうも溝が綺麗に入らないな~って思ってたんです。

なので、今回はアルミの定規を木槌で叩きこんでみ~ましたっ。
打刻とおんなじ要領ですね~。
初挑戦にしては良い塩梅じゃないかな?

…ところで、ものもらいって人にうつるものじゃないって知ってました?
なんでものもらいって言うんだろ~?

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