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2019年4月15日 革のぷち肩掛け鞄の作り方(5日目・完)

最終日…わくわく革細工生活5日目。
ぷち肩掛け鞄のキットの作り方、今日っ、完成ですよ~っ。
どーもどーも To Be で~す。

基本的に中断できない工程なので、余裕のあるときに初めましょう。

ではでは、マチと肩ストラップを水に浸します。
そして余分な水をとります。

水に浸してから余分な水分をとります
水に浸してから余分な水分をとります

ティッシュやタオルではこれ以上乾かせないって位がベストです。
乾いたままの前胴と裏胴に染み込む水を最小限にします。

それでは裏胴とマチを縫ってゆきましょう。
糸を60センチに切って両端に針をつけます。
裏胴の右上とマチの端の縫い穴に針を通し、前後の糸を同じ長さに揃えます。

マチは左右対称ですのでどちら向きでも大丈夫です
マチは左右対称ですのでどちら向きでも大丈夫です

裏胴の上辺を包むように、前後から一周ずつ、二重にかがります。
糸の流れを良く見てクロスしないようにするのがコツです
糸の流れを良く見てクロスしないようにするのがコツです

ここからは繰り返しです。
裏から一目縫って、糸を左上にかわします。
ミニチュア作りのために考えた独自の縫い方です
ミニチュア作りのために考えた独自の縫い方です

表からも一目縫って、かるく縫い締めます。
ポイントは、糸に針を刺さないようにすること
ポイントは、糸に針を刺さないようにすること

これを繰り返して、反対側の端まで縫いましょう。

反対側の端にたどり着いたら、縫い始めと同じように二重にかがります。

本格的な糸止めです
本格的な糸止めです

そして糸止めです。
もう一目、表から裏に針を通します。
同じ縫い穴に同じ針を戻すことで、裏側に糸の輪を作ります。

裏糸を輪に通し、輪にボンドを塗ります。
輪を小さくするように前糸を引き、糸のコブを革の中に隠します。

引っ張り過ぎたら裏糸を引いて調整しましょう
引っ張り過ぎたら裏糸を引いて調整しましょう

糸を短く切り、残って飛び出た糸の端を目打ちでほぐします。
目打ちの先でボンドをつけて、ステッチに馴染ませれば縫い上がりです。

形を整えたら、前胴も同じように縫えば完成で~す。
フラップを裏胴の穴から前胴のループに通します。
最後に、ペンなどに吊るして乾かしましょう。

ストラップが既に乾いていたら、部分的に水を染み込ませましょう
ストラップが既に乾いていたら、部分的に水を染み込ませましょう

以上でぷち肩掛け鞄のキットは完成ですが…
型紙には「おまけのぷちポーチ」というコーナーがありま~す。
明日はおまけを作ってゆきたいと思いま~す。

【革のぷち肩掛け鞄の手作りキットの作り方は5日連続でお話ししております】

革のぷち肩掛け鞄のキットは 「革のぷち肩掛け鞄の手作りキット(栃木レザー)」 で販売中です。
面白いのでぜひ挑戦してみてくださいねっ。

【YouTube でも作り方のコツを紹介しています】

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