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2015年3月18日(第二部) コバを接写

粗めのヤスリで形を整えたもの(左)とヤスリ掛けを全て終えたもの(右)。
粗めのヤスリで形を整えたもの(左)とヤスリ掛けを全て終えたもの(右)。

接写です。
終盤になり違いがとっても細かくなって参りました。
オーダーメイドのレザーコースター作りの模様です。

引き続き、粗めのヤスリで形を整えていく工程を終えています。
さらに、1枚だけ先行して仕上げのヤスリ掛けをしまして。

そんなわけで接写してみま~した。
どうでしょね。モニターによっては本物より大きく見えてるかも。
写真でも、しっかり違いが分かる様に思います。

ここまで来ますと、ヤスリを掛けても粉も散らなくなりまして。
音も「ズー、ズー」つってたのが「スー、スー」になります。
そして、濡れてないのにしっとりした感じですかねー。

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2015年3月17日(第二部) 接着剤の層は今いづこ

角を落としたもの(左)と荒削りまで済んだもの(右)。
角を落としたもの(左)と荒削りまで済んだもの(右)。

いやはや、那須は最高の日です。
あったかポカポカ、爽やかなそよ風、鳥のさえずり…
穏やかですなぁ。

さて、心地よく作っております。
オーダーメイドのレザーコースター作りです。

右が粗めのヤスリで形を整えたものです。半分の5枚まで削れました。
革は深い部分ほど繊維が粗いので、地層のように質感の違いは見えるのですが…

なんということでしょう。(加藤みどり風)
接着剤の層がまるで見当たりません。
まだ、細かめのヤスリでの仕上げが残っているというのに…

接着の工夫がここで活きましたね~。
早く完成したのみたいなぁ~。

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2015年3月16日(第二部) 幸せの道具たち

ヘリ落しによって角を落としたコースター。ほぼ完成品の形になっています。
ヘリ落しによって角を落としたコースター。ほぼ完成品の形になっています。

大好きなことの道具類に囲まれてると、嬉しくないですか。
かくいう私も、工具に囲まれていると幸せ。
今日はちょっくら “ヘリ落し” のお話なんていかがでしょ。

さて、レザーコースター作りの続きですよ。
コバ(側面)の仕上げに入っております。

まず、ヘリ落しでグイグイ角を落としていくと…こんな感じ。
表面は荒れているものの、ほぼ完成したときの形ですねー。

このヘリ落しってのがね、まず見た目もかっちょいい。
何ていうか…プロっぽい?
レザークラフトのファンの方は、みんな大好きなんじゃなかろうかと。

使うのも楽しいですよ。
野菜の皮引きに似てますかね。
ぐる~っと一周つなげて引いてみたりもしましてね。

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2015年3月15日(第二部) やったぜ、やったくん

コバ(革の側面)に面を削り出しています。
コバ(革の側面)に面を削り出しています。

ぼんやり朝から曇ってましたけど、夕陽が差して参りまして。
コースターを照らしております。
よ~しっ、そしたら今日のおじさんのちょっと良い話の時間ですよ。

さて、仕上げに入りました黒の10枚ですねー。
まずはガリガリ削りまして、横に面を出してます。

…削りやすい…なんだこれ?
削りカスがダマになり難くて綺麗…

あーって思いましたね。ひょっとしてねーって。
接着のときに登場しましたやったくん(仮)のチカラかも知れません。
革を汚さないように接着するため、マスキング用に作った小道具です。
手際が良くなったお陰で、より少ない接着剤で貼れた効果なのかも。

どの位の効果なのか、この先の工程でもっと良く分かると思いま~す。

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2015年3月14日(第二部) ようやく?いよいよ縫い上がり

10枚のレザーコースターが縫い上がりました。
10枚のレザーコースターが縫い上がりました。

今日はピシャッと縫い上がりました~。
オーダーメイドのレザーコースター10枚です。

いや~っ、時間掛かっちゃいました。
8ミリの分厚さによるちょっと変わった縫い方もありますが…
他にもちょっとお恥ずかしい理由がありまして。
実はですね~…やっぱ内緒です。
解決してからお話したいと思いま~す。

それにしても、黒革に白糸いいでしょう?
ステッチはとっても映えるのに、全然うるさくないと思いませんかね。
よ~しっ、これで仕上げに入れますね~。

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2015年3月13日(第二部) あと一枚

最後の一枚を一目縫ったところで手を止めます。
最後の一枚を一目縫ったところで手を止めます。

最後の一枚、仕掛かりの一目を縫いまして。
今日は「縫えました~」って言いたかったのですが…
野暮用で出掛けますので、手を止めます。

てんてこま~いってんてこま~いっつって急げば縫い終えそうなんですけども。
縫い穴が貫通してるなら話は別ですが、じっくり取り組みたいと思うんです。
手塩にかけたと胸を張りたい。

でも、そうも言ってられないときってありますよね。
必死になって間に合わせることもあります。
ただ、そういうのばかりだと、なんと言いますか…淀んでくるような気がするんです。

ところで、てんてこ舞いっていう踊り、本当にあるんですよね。

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2015年3月12日(第二部) 頃合いのアソビ

黒革だけ直径が1ミリ程縮んでいます。
黒革だけ直径が1ミリ程縮んでいます。

黄昏どきは陽の光も優しげに感じます。
このくらいの時間にコースターを縫うのが日課のようになって参りまして。
ちょうど7枚半まで参りました。
そろそろゴールを意識します。24時間のあの番組だったら、負けないでとか掛かるかも。

ところで、一番上の黒のレザーよりも、床革が少し大きく見えるでしょうか。
ほんのちょっと…直径で1ミリ位なんですけども。
同じ大きさに切ってるのですが、ぷっくり加工の後の乾燥で縮んでるんです。
大きな革だと歪みも大きいんですけどね、この位だとどれもほとんど同じように縮みましてね。

それが分かった後でも、裁断するサイズは変えなかったんです。
実は、加工の道中では頃合いのアソビになると気付きまして。
仕上げでは削り落しますけども。