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2015年3月11日(第二部) 糸が飛ぶように無くなりまして

10枚中5枚が縫い上がっています。
10枚中5枚が縫い上がっています。

折り返し点を通過しました。
ペースを守って縫い進んでおります。
こちらオーダーメイドのレザーコースター作りの様子です。

ところで、糸が飛ぶように無くなりまして。
たいがいの小物には太すぎる糸なので、そんなに気にして無かったんです。
ひと巻きあれば結構もつんですよねーっなんて。

それで、改めて見てましたら、ひと巻き25メートルだったんですねー。
コースター1枚縫うのに2メートルだもんで、そりゃあすぐに無くなりますよ。
ひとり納得しておりました。

ちなみに、袋に入ってるのが使っている極太の麻糸です。
このままでは使えないので、割り箸にクリクリ巻いてから使っております。
この糸巻きは、ちょこっと慣れてないとしっちゃかめっちゃかになったりしまして。

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2015年3月10日(第二部) びっくりした痛み

レザーコースターの手縫いが続いています。
レザーコースターの手縫いが続いています。

びっくりしまして。
いえね、先月に茶色のコースターを縫ってたときなんですけども。

手首の内側が痛みまして。看護師さんが脈をとる辺り。
神経痛とかかな~?癖になんなきゃ良いな~って。

したっくれさ、次の日も同じように縫い始めたとき、ハッとしたんですよ。
こりゃ筋肉痛だって。
まさか、手縫いで筋肉痛とはね~。

いつもと筋肉の使い方が違ってたんですよ。
穴あけ道具を引き抜くときにロゴを傷つけないために、手の平をピーンと面を作る動かし方です。
今回は、もう痛むことも無いと思うんですよー。

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2015年3月9日(第二部) 1、2の3とくりゃごーしごしっ

縫い穴を貫通させている様子です。
縫い穴を貫通させている様子です。

経験を通して得た知識って、やっぱり充実してると思う。
ちょっと真面目に分厚い革の縫い方のお話です。

さて、レザーコースター作りの続きですよ。
厚さ8ミリの4枚重ねの手縫いです。
実は、縫い穴が開いた後に菱目打ちを引き抜くときが危ないんですね~。
歪みやすいんですね~。

ちょっとずつ変えながら試したんですけども。
だいぶん手順が固まって参りました。

縫い穴が開いてるのは、一番上の2ミリの革だけです。
まず、注意ぶか~く3目を貫通させます。
そして1目縫う。
続いて、5つ開けては5つ縫う。
5つ開けては5つ縫う…
1、2の3とくりゃごーしごしっ。
…そのようにして進んでゆきます。

20メートルの糸を縫う内の、ただ今3メートル付近です。

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2015年3月8日(第二部) すっかりくっついた姿

接着まで終えたレザーコースターが並びます。
接着まで終えたレザーコースターが並びます。

いや~っ、心地よい眺めですな。
エンボス加工や縫い穴開け、床磨きが済みまして。
そして、やった君(仮)を使いますと、接着が速いはやい。

制作はまだまだこれからですけどもね。
パーツがみんなくっつきまして、完成したときと同じ形になった姿は大好きです。
荒削りで素朴です。

思い返せば、私にもそういう時期があったのかな~。
いや~っ、どうでしょうなぁ。

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2015年3月7日(第二部) 本質とは…

右の一枚だけが床磨きを終えたものです。
右の一枚だけが床磨きを終えたものです。

今宵も更けて参りましたね。
土曜の夜って解放感ありますよね。
会社員の経験がけっこうあるので、余計かな。

さて、コースター作りの様子ですよ。
今夜はレザーの床(とこ:裏側)磨きです。

3枚、写ってますでしょう。
一番右が、樹脂入りのワックスで磨き上げたものです。
いや~っ、まるで吟面を思わせるツルッツル。
やっぱさっ、腕がね~…

な~んちゃってっ。
これは、革が良いのですね。
革ってさ、表面に価値があります。
だもんで、たいがいは1ミリ厚でも2ミリ厚でも値段は一緒なんですね~。

表面をはぎ取られた残りは、二束三文の価値しかない…
でも、本質的な価値の違いは絶対にあります。
左も真ん中も床革でして。どう使い分けるかは、作り手のアレですな。

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2015年3月6日(第二部) 手間の掛けどころ

二本菱目の一目を前の穴に掛けて開けてゆきます。
二本菱目の一目を前の穴に掛けて開けてゆきます。

今宵も更けて参りましたね。
ちょいと野暮用で出掛けてまして。
久々にね、こそっと一杯クダ巻いていきたいと思いま~す。

さて、コースター作りの様子ですよ。
ちょうど半分、5枚分の縫い穴が開きました。
曲線はねー、より手間が掛かります。
一目の長さをそろえるために、二本菱目の一本を手前の穴に刺して進みます。
だもんで、実際はひと穴ずつ開けていくことになりまして。

型の形を手が覚えたり、接着の効率を上げたりと、作るスピードを上げる努力はありますが…
手縫いと仕上げばっかりは、時間も手間もたっぷり掛けたいとこでして。

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2015年3月5日(第二部) やった君登場

割り箸の柄をつまようじの軸で撮り付けた手製のマスキング道具です。
割り箸の柄をつまようじの軸で撮り付けた手製のマスキング道具です。

今日はソリューションですよ。
「ソリューション」って言ってみたいだけじゃないですよ。
だってほら、なんかかっちょいいじゃないですか?

前にさ、接着剤の層が極薄なので、コースター作りに最高の接着剤を見つけたってお話をしたと思います。スプレーの。
でも欠点がある。
手がベタベタになりまして。
どんなに気を付けてもなりまして。
いえいえ、手ぐらい幾ら汚れても良いんです。
ただ、綺麗な手で作らないと、作品に汚れがうつっちゃう。それは困る。

そこで開発したのがコチラ。
割り箸につまようじの軸が入る穴を開けて組み立てました~。仮にやった君と呼ぶことにしましょう。
やった君をレザーにあてがいまして。接着剤をシューっとひと吹き。
レザーの外周にだけうす~い層を作れます。
しかも、やった君の柄は可動式だもんで、スプレーの邪魔になりません。

便利なものは使うのも楽いですね~。
あっという間に3枚ずつ10組、30枚の接着が完了で~す。