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2015年7月20日(第二部) 完成、紙のエンボス型

革のエンボス加工用の型。紙製です。
革のエンボス加工用の型。紙製です。

や~っ、連休も終わりましたね。
楽しかった?今夜あたりは遊び疲れを癒してますかね。
はいっ、こちらも水割りなど頂く夜更けです。
時間がのんびり過ぎる夜。

さて、型が出来てますよ。
紙と接着剤の塊です。段差は約1.2ミリの。
革の表面をぷっくり浮き上がらせる型。エンボス加工用ですよ~。

この型に、革を押し込んで成形します。
うまくいくかなんて、やってみなけりゃ分かりません。
紙の型にびしょ濡れの革を鉄の棒やらヘラやらで押し込むもんで、力加減、塩梅が全てです。

きつそうだなーって個所は3か所。
すぐに試してみたいけれど、それも我慢です。
接着剤が完全に乾いてからチャレンジしますよ~。

…今日中に出来るのは終わったな~。
なんて、ふと気付くわけです。
最近、マグネットのぷちなんちゃらを作ってたでしょう。
それ用に集めた小さなカッターやハトメ抜きが無かったら、この型は作れなかったな~っ、なんて。

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2015年7月19日(第二部) 紙のエンボス型作り

極小のエンボス加工用の型作りの様子です。
極小のエンボス加工用の型作りの様子です。

世も更けて参りましたね。
久しぶりにクダでも巻いて参りたいと思いま~す。
ちょっくら水割りなんかも傾けましてー。

実に小さな細工の夢工場。
革用の型を作ってるとこです。
オーダーメイドのご相談による型作りなのですが…
なにしろ細かくって、正直なとこうまくいくか挑戦です。

「もし出来るとしたら、どんなんだろうね?」
ふと、そんな寝言が聞こえる気がする。

「いや~っ、難しいっしょ。型が無いし」
「…それでも、もし出来るとしたら、どんなんだろうね?」

「いやいやいやっ、ここまで小さな加工用の道具も無いし」
「…だとしてもさっ、出来るとしたら、どんなんだろうね?」

「ごめんなさい。正直なとこ、経験が無いので、無理かも…」
「ほうっ。…それにもかかわらず、もし出来ちゃうとしたら、どんなんだろうね?」

…そんな、天使か悪魔かの声とともに。

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2013年12月21日 よく来てくれた伝説の勇者よ

手帳入れとブックカバーの完成
手帳入れとブックカバーの完成

「よく来てくれた伝説の勇者よ」
この衝撃的な言葉に出会ったのは約30年前のこと。
小学四年だったと思う。
*今日は、少しマニアックです。

魔王を倒して世界を救うゲームなんですけどね。旅の始まりがとにかくしょぼいんです。
王様が支度金をくれるんですけど、すっごい、はした金。
「竹やりと棍棒のどっちかなら買えますねー」っつって。
「もちょっとお金貯めて、早く革の服が買いたいねー。布の服を下取りに出してー」なんつって。
そんでもって、その世界では一番弱い敵と2~3回戦ったら、満身創痍で町に逃げ込むみたいな。
そんな体たらくで、よくもまあ、魔王を倒す旅に出る気になるもので。

…と、わるくち言ってるようですが、私はあのゲームが大好き。
今でこそテレビゲームもやらなくなっちゃいましたけど…
ロストフューチャーとか、スチームパンクに魅かれるようになった大きな出来事の一つだと思ってます。

なんでこんなことを思い出してるかっていうと…
新しいブックカバー、真ん中に写ってるやつの完成を見た瞬間に思いましたね。
「ぼうけんのしょだ!これは…ぼうけんのしょ1に違いない!」つって。

元ネタ知らない方、ごめんなさい。

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2013年12月19日 夢はすべてかなえられるって誰かが言ったね

名刺入れ完成。他の着々と…
名刺入れ完成。他の着々と…

完成でーす、レザー蝶番の名刺入れ。
左に写ってるやつ。
みぎ二つのブックカバーも、かなり進んできました。

真ん中の細かい飾りのついたのは、いよいよ、完成したときの姿が分かるようになりました。変わってんでしょー。
人が思い描けるような夢は、すべてかなえられるって誰かが言ってましたね。
私にとっては、一つのちっちゃな夢のようなものかもねー。

さて、この三つが完成してからが、イベントの準備の追い込みですな。
あー、まだ、ふくびき用のが出来てなーい。

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2013年12月16日 才能とか技術とかはあんまり関係ないですね

製作が進んでいるのが分かるでしょうか
製作が進んでいるのが分かるでしょうか

進んでいるのが分かるでしょうか。
名刺入れと二つのブックカバーの制作の様子です。

真ん中あたりのパーツに、金色の鳥のようなコンチョが付いてますねー。
これが、買う人いないだろうなーって言いながら面白がって作っているものです。

鳥の形をした真鍮のコンチョ、かっちょくないですか?
真ん中に埋め込まれてるのはターコイズです。
こういうね、止むに止まれず、思いだけで作っちゃうようなのは、才能とか技術とは、関係の無いとこですね。きっと。

さて、イベントまで一週間となりました。
間に合うといいなー。

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2013年11月27日 (第二部) 本のタイトルってすごいなーって

レザー蝶番の名刺入れのパーツ
レザー蝶番の名刺入れのパーツ

「○○として恥ずかしくない技術」とか…
「今さら聞けない○○の基本」とか…

本屋に行きましてね。
うまいねっ…って思いますねー。

そして、ちょっと寂しくも感じながら。

夜はね、引き続き、レザー蝶番の名刺入れをこさえています。
もう、完成形が見えてますよね。
そういうものになりますよ。正解です。

本のタイトルってすごいなーって。
学ぶところ多いなーって思いながら。

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2013年11月24日 (第二部) そこらじゅうに落ちてなんかしませんよ

レザー蝶番の名刺入れのパーツ
レザー蝶番の名刺入れのパーツ

→Pia-no-jaC← って知ってますか。
いいんですよ。
最近ね、心に響きます。特に“ 雪月花 ”…。
以前、リンクをシェアしたことがあるので、何度もはしませんけども。

…さて、今夜こさえているのは名刺入れです。
レザーで蝶番を作る名刺入れです。
売り切れが続いていて、やむなしって思っていたのですが、そこを押して作って欲しいと、ご依頼をいただきまして…

ありがたいなって、思うんです。心から。
何かを頼まれて癒されるように思うことなんて、そこらじゅうに落ちてなんかしませんよ。

だからこそ、日曜の夜にもこさえたいなーって。