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2013年8月10日 ハトメ抜きでレザーの蝶番を作る作業について

ハトメ抜きで蝶番用の穴を開けていきます
ハトメ抜きで蝶番用の穴を開けていきます

「また面白そうなことやってる」
そんなお言葉が聞かれそうな写真です。

  1. レザーにハトメ抜きで穴を開ける。
  2. 穴同士をつないで切り抜く。
  3. 名刺入れの蝶番のレザーの歯が完成。

…楽しいですね。
「世の中の仕事はたった二つしかない。楽しい仕事とつまらない仕事だ。」
…と、したり顔で言う人がいるとしたら、かなり楽しい側でしょうね。

はい。
じゃあ、そういうことで。

一方で、壊れたサイトの復旧も進めています。
どうも、サイトの復旧も細かい所に時間が掛かるようでして…
初耳の方は、次の日付のやるせないブログをご覧ください。

【タイトル】2013年7月19日 別れの予感と言えばテレサ

あー。
我ながら、このタイトル…

メールをいただいたばかりなんですよねー。
昔、登録したウェブの診断会社的なところから。

「たくさんの人に見てもらうためには、分かりやすいタイトルを付けましょう」
…って。

あーっ…

…古傷をね、さすりながらなわけです。私も。そしてあなたも。
上を向いて歩きながらね。
そんなわけで、明日には蝶番のレザーブックカバーのページを完成させて、販売開始をお知らせします。

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2013年8月9日 やおよろず?「神は細部に宿る」

蝶番の名刺入れの型紙
蝶番の名刺入れの型紙

―――神は細部に宿る

知ってます?この意味?
やっぱり日本はやおよろずだよねー。
小川とか石とか、しまいには棒っきれにも神様いるもんねー。

…長いことそんな風に思っていました。

ネットで知りましたよね。本当の意味。
(今知ったばかりでは無いですよ、念のため。)

あえて書きますと、デザインに関する言葉でして…
シンプルかつディティールを美しくしよう。
細部のおさまりの美しくないと、全体も値打ちが無いのだよっていうようなことです。

写真の型紙は、これから名刺入れになります。
ミリ単位での実験と調整の結果の型紙です。

腕時計のレザーバンド作りで考えた手法を、ここにも使ってみています。
その、鈴なりの小さな穴を開けるために引いた鉛筆の線の内側と外側のどちらを切るか?
レザーの厚みを考えると真上は無いよなー?なんてやっていまして。

そして…くたびれて凝った首を押さえながら顔を上げて言いましたね。言ってやりましたとも。

―――神は細部に宿る

うーん。良い響き。
テンション上がる。
やる気が回復する。

…そして、小川とか石とか、棒っきれにも神様がいるんだよーっ…という意味でも楽しいと思う。