
「よく来てくれた伝説の勇者よ」
この衝撃的な言葉に出会ったのは約30年前のこと。
小学四年だったと思う。
*今日は、少しマニアックです。
魔王を倒して世界を救うゲームなんですけどね。旅の始まりがとにかくしょぼいんです。
王様が支度金をくれるんですけど、すっごい、はした金。
「竹やりと棍棒のどっちかなら買えますねー」っつって。
「もちょっとお金貯めて、早く革の服が買いたいねー。布の服を下取りに出してー」なんつって。
そんでもって、その世界では一番弱い敵と2~3回戦ったら、満身創痍で町に逃げ込むみたいな。
そんな体たらくで、よくもまあ、魔王を倒す旅に出る気になるもので。
…と、わるくち言ってるようですが、私はあのゲームが大好き。
今でこそテレビゲームもやらなくなっちゃいましたけど…
ロストフューチャーとか、スチームパンクに魅かれるようになった大きな出来事の一つだと思ってます。
なんでこんなことを思い出してるかっていうと…
新しいブックカバー、真ん中に写ってるやつの完成を見た瞬間に思いましたね。
「ぼうけんのしょだ!これは…ぼうけんのしょ1に違いない!」つって。
元ネタ知らない方、ごめんなさい。