失敗しちゃってさ~。
ちょっと悩んでたんですけどね。
覚悟を決めればねっ、スッキリするもので。
したっけ西日も差し込んで。
なんだか気分も良いものです。
さて、打刻入りブックカバーの挑戦は失敗してませんよ。
蝶番を形にしました。
ここもさ、打刻の後は伸びちゃってたんですよ。
縦に5ミリくらい。
でも乾いたら縮みまして。
ほぼ型紙通りとなりました~。
そうなると思ってたんだよね~。
さて次は、ちゃんと縮まなかった反対側の端っこをどうするかです。
失敗しちゃってさ~。
ちょっと悩んでたんですけどね。
覚悟を決めればねっ、スッキリするもので。
したっけ西日も差し込んで。
なんだか気分も良いものです。
さて、打刻入りブックカバーの挑戦は失敗してませんよ。
蝶番を形にしました。
ここもさ、打刻の後は伸びちゃってたんですよ。
縦に5ミリくらい。
でも乾いたら縮みまして。
ほぼ型紙通りとなりました~。
そうなると思ってたんだよね~。
さて次は、ちゃんと縮まなかった反対側の端っこをどうするかです。
なにげなく触ったものが、ネバネバしてたらアレだよね。
例えばドアノブ。
椅子を引こうとしたときの背もたれ。
そしてテーブル…
そんなわけでね、ネバネバを嫌っていくスタイルで作っていきたいと思いま~す。
革に打刻するときは、裏に粘着シートを貼ります。普通ね。
ところがどっこいしょ。
今回は貼らずに打ちましたよ。
シートを剥がしたあとのネバネバを嫌っていくスタイルです。
お陰さまでね~。
ご覧の通り、磨き上げればツルッツルですよ。
しかし代償はあります。
最大で2ミリは歪みましたね、革が。
そうなんです。
ドミノ倒しみたいに問題が起きてくる予定ですよ~。
挑戦しようって気持ちがね、大事ですよね。
いつも心に西新宿の親父ですよ。
でっ、打ったのはブックカバーの刻印です。
シンプルな打ち方で、バスケットって呼ばれます。
実は、本体に直に打刻を入れるのは初めてでして。
何度も作ってきたようでですけどもね。
アイデアは、よぎってましたよ。
もともと刻印も打ってたしさ~。
蝶番のブックカバーも作ってたかんね。
でもね…
挑戦することに良い予感がまるで無かったんだ。
ずいぶん弱気なもんでしょう。
負けを意識したら本当に負けちゃうみたいなアレですよ。
「お客さんに出す料理を任せられるようになった後でも、何百回と繰り返して作る中で気付けるコツがある。」
そんなことをね、良く知る料理人の方が言ってました。
同じかも知れないな~、なんて思います。
さて、完成ですよ。
蝶番のれザブックカバーっで~す。
背表紙の内側がフラットな初めての仕様ですよ~。
地味ですけども、蝶番の折り返しの幅も過去最少です。
いやぁ~っ、やれば出来るものですなぁ。
外が黄色で内がヌメっていう2色使いも良い塩梅じゃないでしょうか。
サイズの微調整を繰り返して、仕様も複雑になり、少しずつ工夫しながらここまでやって参りました。
もちろん、これまでも一つひとつ力を尽くして作ってきました。
そしてこれからもです。
うららかな日曜日の那須です。
こんな日にこさえてると、ほのぼのと幸せを感じたりします。
さて、ブックカバーの仕上げっで~す。
コバ(裁断面)の仕上げに入ってますね~。
つるっと磨くと気持ちいい。
グッと完成品の雰囲気になるでしょう。
外が黄色で内がヌメ革なんですけども、コバは自然ですね~。
色味が近いから、コバは色の違いが分かりません。
日焼けしていくと、くっきりしてくるかも。
わけあって長らく掛かってますけどもね。
まもなく完成っで~す。
すっかりすっきりしてますよ。
背表紙の裏側です。
新しい蝶番のブックカバーの半分縫ったところっで~す。
真ん中に両側からたたんだ端っこの線があったんですけどもね。
つるっとフラットになりまして。
ステッチがツブ揃いになって、強度も上がる目論見です。
実は、この作り方ずいぶん前から妄想だけしてまして。
でもね~っ、蝶番の形を作るのがすこぶる難しく感じてたんですよね~。
それがさーっ、こないだフッと思ったんです。
もう出来るねって。
そういう瞬間って、あるよね~。
街中がね、ハロウィンっぽくなってますね。
アレって実際は何日なんだろ?
そんな寝言みたいなことを言ってると、たまに怒られたりする。
私のような作り手はねっ、イベントには乗っかった方が良いそうで。
さておき、今日も楽しく作っていきたいと思いま~す。
なおざりになりがちな黄色のブックカバーですね~。
内側はヌメ革にしようとしてます。
こういう裁断面とか裏側の下ごしらえがね~、一番手間が掛かるんですよね~。
で、気付いちゃった。
使ってる革の色、カボチャっぽくね?って。
アレですよ。
オランウータンみたいな名前のハロウィンのカボチャ。
そんなわけでねっ、着々と準備してることに出来るんじゃないかとニマニマしています。