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2015年11月22日 カービングシート不要説?

打刻して乾いた革は、型紙のサイズに戻りました。
打刻して乾いた革は、型紙のサイズに戻りました。

いや~、ぼちぼち一番日が短い頃ですね~。
アツアツのモツ鍋をいただきましてね。
うどんなど煮込みながら素朴な幸せを感じます。

さて面白いことが起きまして。
打刻して乾いた革は、どうしても歪みます。
専用の粘着シートを貼らなかったら特に―――

…ところがどっこいしょ。
乾いたらすっかり元のサイズに戻りまして。
はてさて、どうしてなんでしょね。
「ファンタジスタかっ」つっといた。
一応ツッコんどかないとね。

蝶番部分の成形に入りました。
蝶番部分の成形に入りました。

えっと~。
革を加工する方がもしこれを読んでたらですね。
試すのは自己責任の時代ですからね~っ、念のため。
コンビニ弁当にも「からしを使用しています」なんて書かれちゃうアレだもんで。
ちなみに、厚さは2ミリ、繊維の緊密な部分の革を使いましたよ~。

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2015年11月21日 コバやら床やら下ごしらえの続きです

床を磨いたパーツ達です。糊しろを残してあります。
床を磨いたパーツ達です。糊しろを残してあります。

風邪ひいてるときにさ~。
汗いっぱいかいて目が覚めると気持ちいいですよね。
うん。だんだん良くなって参りました。

さて、ちっちゃいパーツの下ごしらえの様子ですよ。
丸っこくヤスるとこはヤスりまして。
コバ(裁断面)と床(トコ:裏面)をゴシゴシ磨きました。
ココしっかりやっとっくとさ。
良い状態で長持ちすっかんね。

みんなひっくり返って乾かしてます。
糊しろのとこが毛羽立ったまま残してあるの、見えるでしょうか。

えっと、ゆっくり進めていきますよ。
調子が良くないときに頑張ってもアレです。
どうせ良い仕事にならないでしょう。
居直り発言のようですがね。

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2015年11月20日 ひっそり下ごしらえの日

打刻した革が乾く間に下ごしらえを進めています。
打刻した革が乾く間に下ごしらえを進めています。

あ~、やっぱり風邪ひきましたね。
たいがいピグミンのようにヒッソリと生きているわけですが。
体調がアレなときは特にね、隠れるように過ごしております。
物陰から「ひっぷしぃっ」(加藤茶風)って聞こえたら、私かも知れませんね。

そんなわけでね、打刻した革もクリンっと丸まってきてます。
かなり多めに水を含ませて打つのでね。
乾くとともに丸まってきますよ。

さてその間に小さいパーツの下ごしらえです。
地味だけど、手間が一番掛かるとこ。
ヒッソリ進めるのに丁度よいかも知れません。

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2015年11月19日 どれだけ伸びるか分かりやすくしてみました

反対側の一枚も打刻しました。
反対側の一枚も打刻しました。

あんまりクシャミが出るもので。
往年の加藤茶の真似をね、練習してました。
「ひっぷしぃ」って感じ?
最初の「ひっ」の発音にこだわりあり。
あと喉が痛くて。

そんなわけで遅くなりましたけどもね。
残り半分も打刻してますよ。

型紙とのズレはこの位です。
型紙とのズレはこの位です。

そして型紙と重ねて撮ってみました。
革がどのくらい伸びちゃうのか分かりやすいようにですね。
上とか右の方を見ると、面白いようにズレてますね~。

そりゃあ、経験の浅い頃の実験ではね。
「こりゃ使いものになんないね~」って思ったわけですよ。
この後の変化も見る前に。

ちなみに、横を向いてクシャミするのって危ないですね。
首がグリッとなりまして。
ちょっと寝違えたみたいになる。
どうぞお気を付け下さいませ。

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2015年11月18日 チャレンジから作品作りへ

ブックカバー二つ分の革を裁断しました。
ブックカバー二つ分の革を裁断しました。

まるっと一日雨降りで、薄暗い那須です。
こうなってくっとアレだね。
鍋食べたい。
この冬はもう食べました?鍋。
そしてお湯割りなんか舐めつつ小さく丸まって過ごしたい。
「やっぱ庶民だね~っ」なんて思いながらね。
今日もこさえてますよ。

さて、打刻のチャレンジがうまくいったのを良いことにね。
残りのパーツも切りました。

それだけじゃ芸が無いな~って、黒革も切りまして。
黒い方は打たないつもりだもんで。
したっけ作りながらも比べられっからさ。
細かい違いとかも気付けるよきっと。

アレだな~。
もの作り談議に花咲かせながら。
鍋でも囲みたいな~。

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2015年11月17日 やったら出来ちゃった。カービングシート無しの打刻

型紙通りの大きさに仕上がりました。
型紙通りの大きさに仕上がりました。

歪んでたのも消えまして。
こんな風にできました。
刻印のブックカバーの片翼ですよ~。

「いや~っ、おめぇもネジクレ曲がってたっけな~」
「昔のことは言うなよ~。おれも子供だったからさ~」
なんて声がねっ、聞こえてきそうです。

さて、真面目な話です。
伸び止めの粘着シートを貼らずに打刻した革は、長辺が最大7ミリ伸びました。
続く乾燥の過程で5ミリ縮みました。
都合、歪みは2ミリでした。

一方で長辺の縫い目はおよそ40目です。
歪みを均等に分散すれば、一目で0.05ミリ補正出来ればOK牧場。
ねっ、なんとかなりそうでしょう。

ピシャッと型紙通りのサイズに仕上がって、チャレンジ成功です。

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2015年11月16日 歪んだままの接着

伸びた分を均等に曲げながら貼りました。
伸びた分を均等に曲げながら貼りました。

いや~っ、反り返ってます。
革の歪みは残ってさ~。
均等に曲げながら貼ったらこんな感じになりまして。

打刻ってさ。
革を濡らしてから入れるのね。
でっ、吟面にずら~っと打ったっけさ。
7ミリくらい伸びまして。上下左右に。

一度はあきらめたんですよ。
ずっと前に試したときは。

それから色んな加工を経験しまして。
革がどんな風に変わっていくかをつぶさに見ましてね。
それで今回の挑戦ですけども。

5ミリ縮みました。乾いたら。
結局のところ、歪みは2ミリです。
それでさっ、他のパーツを貼ったっけ反り返ってるわけです。

もうちょっとで分かります。
この作り方でいけるのかどうか。