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2014年3月22日 縫い穴を開けるのは楽しそうに見えるかも知れませんが…

縫い穴を開けた様子(蝶番のレザーブックカバー)
縫い穴を開けた様子(蝶番のレザーブックカバー)

連休二日目の土曜日、いかがお過ごしでしょうか。
年度変わりが近いですからね。感慨深い方もいるかも知れませんね。
友達からもね、チラホラと人生の転機かも知れないというような話を聞きまして。

さて、私といえば、相も変わらず作り続けていきましょう。蝶番のレザーブックカバーの続きです。
レザーの端から3ミリに、縫い穴を開けていきます。

フォークのような道具を、木槌で叩いていきます。
角や段差のイレギュラーなとこは、持ってる二つの目打ちを使い分けます。

この穴長さと、穴と穴の間隔は、それぞれ2ミリです。
一番多く使っている組合わせですね。
太めの糸が使えるうえ、繊細さも感じられるんです。
次に多いのは3ミリ間隔ですかねー。

そうですね、この辺りは興味がある方からしたら、楽しそうに見えるかも知れませんが…実は、楽しいんです。
やっぱり木槌を使う体感覚かなぁ。トントントーンって。
もう、一通り開け終わっていますね。

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2014年3月20日 蝶番のレザーブックカバーの一工夫

補助ベルト(蝶番のレザーブックカバー)
補助ベルト(蝶番のレザーブックカバー)

那須は、冷たい雨が降り続いてます。
そんなわけでね、今日は真面目に、作ってるブックカバーの特徴についてお話しようかと思っています。

手にしているのは幅1センチのレザー。
裏と切ったところを磨いてあり、毛羽だちが消えてます。

さてさて、二色のブックカバー用のレザーの下ごしらえが終わったところです。
ほとんどのパーツは裏返しになってます。
ちょっと光沢も出てるでしょう。磨くとね、全然違いますね。

それで、手にしてるのは表紙を差し込むポケットの補助のパーツです。
ノートカバーでは、このベルトの要望が多いんですよー。
一つのノートカバーに、2冊挟みたい方がたくさんいらっしゃって。
片側の表紙しかポケットに入れないから、ノートが外れやすくなります。
そこで、背表紙に近い所にこういうベルトが付いてると良さそうでしょう。

そんなわけで、ブックカバーにもこのベルトを取り付けたんです。
電車通勤の頃は、たいがい2~3冊持ち歩いてましたしねー。

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2014年3月19日 キャッチコピーは思い浮かばず

蝶番の接着完了(蝶番のレザーブックカバー)
蝶番の接着完了(蝶番のレザーブックカバー)

昨日の晩のうちに、蝶番のとこの接着は終わってます。
そろそろ乾いて、次に進んでも良さげですかね。

しかしなんともまー、個性的なブックカバーですよね。しみじみ思います。
キャッチコピーをね、いわゆる売り口上をね、練ってみようかと思ったときがありまして。
ネットで検索した限りでは、よそに無いので。

ところがどっこいしょ。
そっちはね、なんだかアイデアが全然でませんで。
出来ることなら任せたい。得意な人に。

それにね、誰にでも好かれるような物ではないと思うんです。
だから世の中面白いわけですし。
…いそがぬ旅です。のんびりいこう。

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2014年3月18日 レザーの蝶番作りの回想

背表紙部分(蝶番のレザーブックカバー)
背表紙部分(蝶番のレザーブックカバー)

暖房つけてましたら、暑いなーって思いまして。
なんでこんなの点けてんだろうって。
いやーっ、いよいよ春ですねー。
窓を開けての制作が心地よいです。

さて、蝶番のレザーブックカバーの背表紙のとこです。
まず、歯のところにだけ水をたっぷり染み込ませてまして。
ノリを塗って圧着したところです。

この辺りはねー。もう手慣れたもんで。
最初に作ったときは、レザーが言うこと聞かなくて、フーフー言いながら作ってましたねー。

それでも、どういう風に作っていけばいいかは、迷わなかった気がします。
悩んだりも、無理にやる気を出そうともしませんでした。

細かい作り方は、何度も変えて来ましたけれど。

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2014年3月17日 朝から本当に片腹が痛くって

蝶番のレザーブックカバーの制作の模様
蝶番のレザーブックカバーの制作の模様

朝から片腹痛くて。
ちゃんちゃらおかしいぜっ…ていう意味では無くて。
本当に片腹がシクシク痛くって。
ときおり横になっていたら、もうね、だいぶ楽になりまして。ちょっとずつ作り進めてます。

作っている途中のは、もはやお馴染みかもしれない蝶番のレザーブックカバー。しかも二色。
売り切れの品を供給していこうと思いまして。忘れられちゃう前に。

でもね、片腹痛いとさ、手元が狂うんですよね。
「ど素人が余計な仕事増やしやがって」なんつって、自分に言ってみたりするわけです、はい。
そうすると、なんか他人事みたいでしょ。
やり直しへのやる気も不思議とアップ。

いやー、やっぱりね、調子悪いときは休むのが賢いんだと思う。
ぐーたらで言い訳っぽいことを言ってますが、賢い一日です。

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2014年2月22日 (真面目に)手作りの品を売ってみたい方へのヒント

蝶番のレザーブックカバーのラッピングの様子
蝶番のレザーブックカバーのラッピングの様子

「自分の手で作ったものを売ってみたい」
今日はね、そんな方へ向けて、ヒントにでもなればと思って、お話してみます。
珍しいくらい真面目な内容ですよー。

ところで、撮ったのは昼ごろ発送したブックカバー。
再販して欲しいというメッセージにお応えして作ったものです。
実はね、これは “ミンネ”(http://minne.com/)っていう手作り品の販売サイトでいただいたメッセージでした。
手作り品のフリーマーケットをホームページにしたようなとこです。

こういうサイトは流行ってるみたいで、たくさんありますねー。
1年くらい前に、自前のホームページ(今ご覧いただいているホームページです)以外にも出したいなーって思って始めました。

“ミンネ” みたいなホームページは結構たくさんありまして。メジャーなとこだけでも10以上あるんじゃないですかね。
それで、それぞれちょっとずつ条件が違ってました。

費用だけ見ても、登録料が必要だったり、毎月まいつき掛かったり。
登録できる作品数に限りがあったり。

右も左も分からなかったので、“ミンネ” ともう一つのホームページに登録してみたんです。
どちらも、売れたときの手数料だけが掛かるとこです。

どんだけ見てもらえるかも分からないし。
売れたときの手数料の他にお金が掛かると、止めたくなっても止めにくいし。

そしたら、すこし面白いことになりました。
“ミンネ” では「お気に入り」とか「フォロー」っていうのが少しずつ増えて来ましてね。
ところが、まったく同じ内容で載せていたのに、もう一つの方はちっとも増えないんです。

どういうワケかは想像するしかないですが…
普通のお店の立地条件と同じように、ホームページでも客層があるんでしょうかね。
銀座には銀座の、原宿には原宿の、高円寺には高円寺のって感じで。
更新にも手間が掛かるので、今はもう、ちっとも増えなかった方はほとんど止めています。
そして “ミンネ” を通した注文は、ほんとに、馬鹿に出来ないものになってきています。

ところで、良いことばかりでは無かったです。
在庫の管理でしくじって、一つしか無いものに“ミンネ”と自前のホームページの両方から注文をいただいて、夜なべして乗り切ったり。

最後に “ミンネ” には、注文がいただける意外にも感謝してることがあります。
作家の皆さまとのつながりも増えました。もう友達だなーって方もおりまして。

何か手作りされてるとしたら、そういうサイトを試してみるのも良いと思います。

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2014年2月20日 (第二部) 完成です。“蝶番のレザーブックカバー”

蝶番のレザーブックカバー
蝶番のレザーブックカバー

完成です。“蝶番のレザーブックカバー”。
遅くなっちゃいました。

まもなく日付が変わっちゃうので、ちょっと急ぎまーして。
削りカスを払って、オイルを入れて、そしたら本当に完成ですねー。

これはねー、私も大好きなアイテムなんですよー。
ここだけの話、私には宝物のような本があるんです。
もう、だいたい中身も覚えちゃってるんですけどね。
それでも、自分だけのバイブルのようにたまに開いて。

大切なものにカバーを掛けたい、包みたい、守りたいっていうのは、万国共通の人の心理らしいですからね。
もちろん、このカバーを気に入っていただけて、たくさんの読書の旅に出てもらえるってストーリーも、嬉しいなぁ。

*毎度売り切れページを紹介するのはどうかと思いますが…
こちらのブックカバーについて詳しくはこちらをご確認くださいませ。
蝶番のレザーブックカバー