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2014年9月10日(第二部) 木槌って心地よいものでして

打刻した様子
打刻した様子

レザーに模様を刻印しまして。
これも洒落た雰囲気になるでしょ。どうでしょね。
“ぼうけんのしょ1” 用の飾りレザー達です。
えっと “ぼうけんのしょ1” っていうのはですね。かなり思い入れのあるブックカバーでして。
これからだんだん形になって参ります。

ところで、木槌で叩くのは心地よいもので。
もし、茄子の煮浸しみたいにストレスに浸っている生活を送られてるとしたら、オススメです。
レザーじゃ無くても、日曜大工でも良いですよね、きっと。

さて、レザーの後ろに張り付いてる白いのに気付くでしょうか。
これは、薄いプラスチックに接着剤が塗られたようなものです。
叩くときの伸び縮みから、レザーを守ってくれております。

ちょっと気に入らない2つは打ち直しますが、ほぼOKだと思いまーす。

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2014年6月9日 最初から作るそのわけは…

乾燥中のレザー(オーダーメイドのブレスレット)
乾燥中のレザー(オーダーメイドのブレスレット)

…実はね、もう出来てるのがあります。
はじめから作り直さなくても。
なのに今回は、ぜーんぶ新しく打ってます。

どーしてそんなことするのかな?と言いますと…
1ミリ短く作っておりまして、横幅ね。

それで思います。
最初に決めたとき、ギリギリサイズにしたんだなーって。
たった1ミリでも、減らすのは厳しいなーって。
でもね、厳しいのと出来ないのは違いますからね。

今回のオーダーメイドでは、その1ミリが必要でして。
そしてまた、新しい姿のブレスレットが生まれますよ。楽しみだなぁ。

さて、裏を触ると、まだちょっと湿り気があります。
予報に反して、雨も気温も上がりまして、これはラッキー。

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2014年6月8日 ずっと雨がちらしいので

打刻したレザー(オーダーメイドのブレスレット)
打刻したレザー(オーダーメイドのブレスレット)

いつ見ても美味しそうです。
板チョコみたい。ビターとミルク味。
打刻したレザーです。

昨日、打刻に丁度いい水加減のお話をしましたでしょ。
それで、乾きが甘いときにはね、出来るだけ触りたくないんですよ。
そうですね…
びしょ濡れのダンボールを思い浮かべると、雰囲気が伝わるかも知れません。

なので、今日は大まかな裁断までです。
こうしておけば乾くのも早くなりますしね。

オーダーメイドの制作期限は充分に頂いてます。
でも、ずっと雨が続くとなると、工夫しないとねー。

それにしても、レザーだと分かってても食べたくなります。
そこは大丈夫。おやつチョコをちゃーんと用意していまして。

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2014年6月7日 外はもっちり、中はジューシー

レザーへの刻印(オーダーメイドのブレスレット)
レザーへの刻印(オーダーメイドのブレスレット)

さて、始まりました。
オーダーメイドのブレスレット作りです。

本当は週明けからスタート予定なんですが…
ちょっと気になることがありまして。

まずは打刻から。
ここは水の加減がアレなんですよ。

中にはたっぷり水が入ってるんだけど、表面は乾いてる。
指で触れるとモチっとした、ちょっと貼り付くような感じ。
強く押すと、ジワッと水が出て来るような…

なんだか料理みたいですな。
この水加減のレザーを叩くと、しっかり刻印できまして。

ところで、ちょっとフライング気味に作り始めたのは…
ほらっ、乾くまでの待ち時間が読みにくくなってまして。
空を見上げれば、朝からしとしと降ってます。

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2014年1月15日 冬なのにポカポカだと、気分まで穏やか

オーダーメイドのA4ノートカバー用の打刻
オーダーメイドのA4ノートカバー用の打刻

雪の予報でしたが、那須は良く晴れてます。
夕方になると、西日が差し込んできてとくにあったかポカポカ。

さてさて、打刻してて思います。
繰り返してるうちに、だんだん出来ることもあるよなーって。

このところ、打刻を入れる作品が多くなりました。
この打刻パターンもね、だいぶ、お馴染みになってきた気がしまーす。
ちなみに撮ってるのは、A4ノートカバーのパーツたちです。細かいとこへの打刻ですね。

それでさ、打つのって、あんまり得意じゃなかったなーって。
なにか芯があれば、その周りの苦手もいつの間にか消えたりするなかなーって。

冬なのにポカポカあったかいと、気分まで穏やかになるみたいに。

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2013年12月30日 オーダーメイド “レザー蝶番の名刺入れ” のご紹介です

オーダーメイドによる “レザー蝶番の名刺入れ”
オーダーメイドによる “レザー蝶番の名刺入れ”

できたできたできました。
特別なスタイルの “レザー蝶番の名刺入れ”。オーダーメイドです。
2013年の内に完成させられるのは、これが最後でしょうねー。

これがですね、おいしそうに見えるんですよ。個人的に。
コーヒーブラウンのレザーと黄丹(おうに)色の糸の組合わせがですね。

そして、ちょっと手強い打刻は、“アローヘッド”という名です。
7mm×4mmの刻印を、少しずつずらしながら木槌で叩いて作ります。

…上出来だと思う。自画自賛です。
耐えるってことが働くことの多くを占めていた頃は、想像もつかなかったなぁ。

*写真はクリックで拡大できます。

手に取った様子(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
手に取った様子

外側(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
外側
内側(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
内側
アローヘッドと言う名の打刻(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
打刻 “アローヘッド”

正面(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
正面


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2013年12月25日 打刻の名はアローヘッド

ハートマークが交互に並ぶように見える
ハートマークが交互に並ぶように見える

ハートのようなマーク、伝わるでしょうか。
列ごとに、上下の向きを互い違いにしながら。

久しぶりに手掛ける打刻で、アローヘッドと呼ばれています。
ちょいとばかり手強いです。
こないだのイベント会場でいただきました、蝶番の名刺入れのセミオーダーなんですよー。

木槌で叩く刻印の先端は、7mm×4mmです。たった今、ノギスで測ってみました。
それを、ちょっとずつずらして打ちます。
そして、縁の仕上げには、もう2種類の刻印を叩いていきます。

めっちゃ細かいことしてると思いますかねー。
ところが、こういうのを作っているときの気分は、不思議とのびのび大らかでして。