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2013年12月14日 時間を忘れられるようなことはありますか

打刻した小さなレザーたち
打刻した小さなレザーたち

刻印の飾りを打った小さなパーツたちです。
一つひとつは小さくても、これだけあると時間が掛かります。
こないだちょっとお話しました、買い手はつかないだろうなーって作品のパーツたちです。

夢中になって時間を忘れるって、悪くないですね。
集中してくたびれて、肩もこるけど楽しいと思う。
見つかって本当に良かったと思う。そういうものが。

完成したらイベントに持ってって、そこから販売スタートにしようと思ってるんですよ。
そうそう、今夜あたりにですね、facebook のイベント機能を使ってお誘いを出してみようと思ってるんです。
初めてなので、うまくいくかなー。難しいのかなー。

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2013年12月1日 反っては直し、反っては直し

スケジュール帳カバーの打刻
スケジュール帳カバーの打刻

始まりました。
オーダーメイドのスケジュール帳カバー作り。

打刻したレザーは5枚。
一枚だけモザイクを掛けております。

反っては直し、反っては直し、反らなくなるまで。
おなじみの光景ですねー。
ともすると、本当の願いを忘れる人生みたいな。

本来の姿はね、反ってなんていないんですけど。
打刻のために入れた水が乾く道中で反りまして。
そういうときもあるもので。

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2013年11月23日(第一部) ここからは組立図の最後のページ

ただ今の長財布のパーツ一覧
ただ今の長財布のパーツ一覧

16個に分かれていたパーツも、ここまで集まってきました。
もし、組立図を描いたとしたら、各ブロック毎の組み立ては済んで、最後のページに入るとこくらいですかね。

ところで、一番右に迷彩みたいな模様になってるのがあります。
これが、最初に格子模様に打刻したレザーの内側。
打刻のときに貼り付けていた伸び止め用のシートを外した姿です。

伸び止め用のシートの粘着力が少し強すぎるので、薄く塗っておいた仕上げ剤が、シートを剥がすことで迷彩みたいになってます。
全体に軽くヤスリ掛けした方が良さそうです。

もう、長財布になった姿をなんとなく想像できるかも知れませんね。

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2013年11月22日(第一部) 魂を入れて、マチだけに…

ポケットに刻印を打刻
ポケットに刻印を打刻

刻印が入りました。
とはいえ、ここではモザイク掛けてます。

こういうのはねー、何度やっても良いものです。
言葉ってさ、人に何かを伝えるものじゃないですか。
数文字に込めた思いが刻まれて、魂が入ったみたいな。
この文字を見て涙する人が、いつか現れると思います。

さて、上にちょこんと二つ置かれているのが、マチのパーツです。
打刻もマチに折るにも水を入れますので、次は、乾き待ち。マチだけに。
おっと、こりゃーおじさんうまいこと言ったかな。

…さて、ここから先の制作では、だんだんスピード感が感じられると思います。
楽しみですねー。

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2013年11月17日 レザーの打刻を接写

打刻したレザーを接写
打刻したレザーを接写

那須はポカポカの陽射しの日曜日、心地よいです。
そんな中ですね、飾りポケットの打刻です。
オーダーメイドの長財布用です。

こうして見ると、シンプルに横に打つのも綺麗です。
かなり接写で、パソコンだったら実物より大きく見えてると思います。
そう思うと、ちょっと恥ずかしいですね。
そこまで細かいとこ見んなよーっつって。
自分から見せときながら。
そういうものって、世の中にはいろいろあるでしょうね。

乾いてから染色するので、飾りポケットにはもう少し掛かります。
その間に、他のパーツの下ごしらえを進めていきます。

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2013年11月16日 ちょっと打ってみたくなりますかね

長財布用のレザーの打刻
長財布用のレザーの打刻

木槌を片手に約20cm四方のレザーと向かい合うこと6時間。
こんな打刻はどうでしょね?

格子状の配置は、オーダーメイドのお客様のアイデアなんですよ。
もともと、バスケットを編んだような模様を作るので “バスケットスタンプ” と呼ぶんです。
さらに、全体のデザインそのものも、打刻したものとしていないもので編んだような、オリジナルなデザインですねー。

打刻による表面の立体感が伝わりますかねー。
これが長財布になるんですよー。

ちなみに、右下に並んでる道具を左から順番に使っていくと、この打刻が出来上がりまーす。
ちょっと打ってみたくなりますかねー。

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2013年11月11日(第二部) 水濡れレザーのシミ防止まめ知識?

打刻はレザーに水を含ませて打ちます
打刻はレザーに水を含ませて打ちます

今宵も第二部。
冷え込むようになりましたね、温かくしてるでしょうか。
さてさて、オーダーメイドのキーケース作りです。

レザーの裁断が済んで、お名前を打刻しました。
モザイクが掛かってお見せできないのが残念ですが。
かなり水分を入れてから打ちますので。
乾燥するまでは休憩です。

手触りで「いけるかな~?もう、次いっていいかな~?」なんつって作ってて
ちょっとヤスリ掛けとかしてみたら…
「あっ、待った、今のちょっと待って」
…なんて言いながら作るのはね、出来るだけ避けたいところ。

ところで、レザー製品って出来るだけ濡れないようにしてますよね、雨とかで。
シミになっちゃいますからね。

もし、シミになっちゃったら、早めに全部濡らすと目立ちにくくなりますよ。
表面を傷つけない柔らかーいスポンジとかが良いです。
洋服のシミと一緒で、水に濡れたらエリアを、汚れが縁に向かって移動するのでシミが出来るわけです。
名入れの打刻をしたレザーも、一部分だけ濡らすとシミになっちゃうので、全体に均等に濡らしてから打ってます。
そして形を整えて陰干し。
道中、反ってきたら直して。
完全に乾く前にオイルを入れると固くなり難いです。

念のためですが、試したらもっと酷くなっちゃったとしても、そこは責任持てませんので、ごめんなさい。
覚悟して、出来れば、もういらないものとかで練習しとくと良いと思います。

今宵はね、なんか豆知識コーナーみたいですね。
いつかどっかで役に立ったりするのかなー。