ハートのようなマーク、伝わるでしょうか。
列ごとに、上下の向きを互い違いにしながら。
久しぶりに手掛ける打刻で、アローヘッドと呼ばれています。
ちょいとばかり手強いです。
こないだのイベント会場でいただきました、蝶番の名刺入れのセミオーダーなんですよー。
木槌で叩く刻印の先端は、7mm×4mmです。たった今、ノギスで測ってみました。
それを、ちょっとずつずらして打ちます。
そして、縁の仕上げには、もう2種類の刻印を叩いていきます。
めっちゃ細かいことしてると思いますかねー。
ところが、こういうのを作っているときの気分は、不思議とのびのび大らかでして。