カテゴリー
ブログ

2016年2月14日 エンボスの裏はアクリルパテだねっ

エンボス加工の裏側にパテを詰めています。
エンボス加工の裏側にパテを詰めています。

義理とはいえ、甘党の私には役得ですよ。
ゴディバやらモロゾフやらのね。
絶品なのを堪能できるのは嬉しいですなぁ。
やっぱ世の中義理人情ですなぁ。

さて、オーダーメイドの名刺入れ作りの続きですよ。
エンボス加工の裏側にアクリル樹脂を詰めてます。
ぷっくりの裏側はぺっこりだもんで。

革の粉に接着剤を混ぜた物とか。
接着剤そのものとか。
いくらか試しましたけど、この樹脂が最適です。
革に染み込む水分の量とか、乾いた後の硬さとか。

他のパーツの下ごしらえも進んでいきます。
他のパーツの下ごしらえも進んでいきます。

硬化時間は24時間で、2重に詰めます。
その間に他のパーツを作り進めていきますよ~。

カテゴリー
ブログ

2016年2月13日 限界エンボス

エンボス加工によるぷっくりロゴマークです。
エンボス加工によるぷっくりロゴマークです。

今日はぷっくりエンボス加工ですよ~。
新たなオーダーメイドの作品作りの始まりで~す。

なんといってもポイントはロゴです。
真ん中のギアみたいなギザギザなんてね。
今のウチの仕立て工具の限界じゃないかな?

そんなネガティブワードを使いますとね。
「限界は自分が決めるものっ」とか「ぷっくりさせたい気持ちの問題」とか思うかもしれないですけどもね。
正直限界だと思います。

エンボス加工の一枚はね、水をたくさん含ませるのでね。
型紙より大きめに切ってあります。

レザー蝶番の名刺入れのパーツ一覧です。
レザー蝶番の名刺入れのパーツ一覧です。

さてと、作るのは蝶番の名刺入れで~すよ。
裁断が済んだところですね。
赤とヌメのバイカラーです。
個人的にも大好きな色遣いっで~す。

カテゴリー
ブログ

2015年12月11日 完成です。3つの蝶番の名刺入れ

完成したレザー蝶番の名刺入れ3つです。
完成したレザー蝶番の名刺入れ3つです。

完成です。
レザー蝶番の名刺入れっで~す。
なかなかの仕上がりじゃないでしょうかね~。
ちょいちょいこさえる名刺入れですがね、今年はこれで最後かも。

ちなみに、茶色の2つはシワなんかが多い革ですのでね。
わかりやすく接写しまして。
現品限りで出しますよ。

ベリーだったら表面が波打ってるぐらいがいい、とか。
るろうに ぐらい傷が入ってるのがいい、って方にはね。
ちと物足りないくらいかも?

その代わり、堅めでしっかりしてっかんね。
ありし日の折り畳み携帯みたいに、片手でパタンってやって欲しいものです。

カテゴリー
ブログ

2015年12月10日 「ヤスリは革に掛けるのみにあらず…」

仕上がり(左)と磨き上げ前(右)です。
仕上がり(左)と磨き上げ前(右)です。

もしも間近で見ていたらね。
なんらかのプレイかな?プレイなのかな?って感じるかも知れない。
あんまりにも執拗に削っから。
「これが人の執着というもの?」つって。

さて、最後の仕上げの様子です。
革のコバ(裁断面)をヤスリ掛けして磨いてますよ。
6つのうち4つは仕上がってますね~。
あと2っつで~す。

まもなく完成です。
まもなく完成です。

異常な行動に見えるかどうかはね。
基本、何をしてるかじゃないって聞いたけどね。
わかるっ。
わかるよ。
「ヤスリは心に掛けるもの」
なんて寝言みたいなこと言い出したら、いよいよもって可笑しくなったと思って下さいな。

カテゴリー
ブログ

2015年12月9日 頑張って縫ったように見えるかもだけど

縫い上がりです。どちらも同じ糸で縫っています。
縫い上がりです。どちらも同じ糸で縫っています。

美味しいケーキを食べまして。
いや~っ、良いものですなぁ。小さな幸せを感じます。
「いろいろあっけど、まっいいか」ってなる。

評判の金盛堂ってとこのカシスムースなんですけども。
ぱぁ~っと広がる酸味もさることながら。
中にすっぽり隠されたチーズっぽい何か?がね。
味王なら宇宙に飛び出しますよ「もっと食べたい~」とか言いながら。

手縫いの工程は完了し、仕上げに入ります。
手縫いの工程は完了し、仕上げに入ります。

さて、名刺入れ作りはグーンと進んだ雰囲気になってますよ~。
すっかり縫い上がりまして。

ただ、これは何もこんを詰めて進めたってことじゃないんです。
反対側のぷっくりポケットと比べたらず~っとシンプルです。
ほんの少しの違いでも、手数はまるで変わるんですね~。

ところでさ、ながながケーキ話をしましたけどもね。
ちょっとした感動がありまして。
作り手としてかくありたいみたいなね。

カテゴリー
ブログ

2015年12月8日 接着完了です

接着が済むとこんな感じです。
接着が済むとこんな感じです。

ぼちぼち忘年会とか始まってますかね。
景気がアレでもね、その位はやりたいとこですな。
クリスマス会を兼ねて居酒屋でって感じも悪くないです。
節操ないのも良いとこでね。

さて名刺入れ作りの続きです。
下ごしらえしたパーツをくっつければ…
うん。
すっかり良い雰囲気になりました。

キューピーのクッキングだったらね。
「こちらにご用意してありま~す♪」つって出てくる。
そんなとこまで来た感じかな~?

面出しのヤスリ掛け前(左)と後(右)です。
面出しのヤスリ掛け前(左)と後(右)です。

続いてコバ(裁断面)のヤスリ掛けです。縫うための準備ですな。
2枚目の写真が、ビフォーアフターで~す。

カテゴリー
ブログ

2015年12月7日 ベリーの床(とこ)は落ち武者かな

2度磨いたベリーの床です。
2度磨いたベリーの床です。

苦労話っぽいのをね。
ちょこっとお話したいな~って思います。

味わい深い生前の傷やシワってことでね。
ベリーっつうお腹の部分の革を使うわけですけどもね。

注意点がありますよ。
床(とこ:裏側)の下ごしらえが めっさ大変。
繊維が緩くて流れも不規則で、とってもまとまり難いんです。

不用意にヤスリなんて掛けようものならね。
遅れ毛に次ぐ遅れ毛ですよ。
落ち武者かな?落ち武者なのかな?ってなる。
「生き恥を晒して…」なんて落ち込んだ感じだもんでね。
「いや~っ、生きてこそだよ~っ」なんつって励ましてあげたくなる。

全体の進み具合です。
全体の進み具合です。

仔猫ちゃんと愛でるようなタッチでヤスリを掛けまして。
その代わり、通常の何倍もの時間でヤスリまして。
続いて樹脂を染み込ませて磨くんですけどね。
磨く方向は一つに限定です。
しかも、いっぺん乾いてから もっかい樹脂を染み込ませるとこから繰り返します。

したっくれ、どうにかこうにか手に持ってる1枚になります。
いや~っ、手の掛かる子ほど可愛いってホントですね。