おいしそうな色の組合わせだと思いませんか。
このね、レザーの濃い茶色と、糸の黄丹(おうに)色。
ここまで出来ると、もう直観的に、お洒落で可愛い出来になりそうでしょう。
さて、もう手縫いが始まっております。
オーダーメイドのレザー蝶番の名刺入れ。
左奥に写ってる片面は裁断しただけでほったかして、片面だけどんどん進めます。
こっち側は、縫った後に水を入れての成形があるので。
そしてやっぱね、直観は大切だと思うんです。
くたびれちゃってるときとかは、動きにくくなるけれど。
おいしそうな色の組合わせだと思いませんか。
このね、レザーの濃い茶色と、糸の黄丹(おうに)色。
ここまで出来ると、もう直観的に、お洒落で可愛い出来になりそうでしょう。
さて、もう手縫いが始まっております。
オーダーメイドのレザー蝶番の名刺入れ。
左奥に写ってる片面は裁断しただけでほったかして、片面だけどんどん進めます。
こっち側は、縫った後に水を入れての成形があるので。
そしてやっぱね、直観は大切だと思うんです。
くたびれちゃってるときとかは、動きにくくなるけれど。
136秒、実測。
打刻面の染色に掛かった時間です。
…いや~っ、普通こんなことしないんですが、ふとどの位なのかって思って測ってみました。
子供のような好奇心です。
凹凸の、凹んだとこにだけ色を入れております。
そもそもね、この染色は隠し味みたいなものでして。写真では伝わらないかもしれません。
カルガモだかオルガンだかいう香辛料を使ったっていう唐揚げを食べましてね、すっごく美味しかったんですけど、香辛料についてはよく分からなかったです。
そんでもって後日、香辛料の入ってないのを食べた時にキュピーンと来ました。全然違うって。
そのくらいの差。
…こんな感じです。
染み込みにくくしてても、液は着々とレザーに染み込みますので、スピード勝負。
136秒…計ったはいいけど、早いのか遅いのか。
ハートのようなマーク、伝わるでしょうか。
列ごとに、上下の向きを互い違いにしながら。
久しぶりに手掛ける打刻で、アローヘッドと呼ばれています。
ちょいとばかり手強いです。
こないだのイベント会場でいただきました、蝶番の名刺入れのセミオーダーなんですよー。
木槌で叩く刻印の先端は、7mm×4mmです。たった今、ノギスで測ってみました。
それを、ちょっとずつずらして打ちます。
そして、縁の仕上げには、もう2種類の刻印を叩いていきます。
めっちゃ細かいことしてると思いますかねー。
ところが、こういうのを作っているときの気分は、不思議とのびのび大らかでして。
一日二回。昼と夜。
こうやってね、よもやま話が8割くらいのお話を続けてきましたが…
明日からは、また一日一回になると思うんですよ。
そんぐらいが丁度よい。身の丈に合ってる、うん。
さて、夜も更けて参りまして、レザー蝶番の名刺入れ、完成しましたー。
こーれカッコイイと思うんですよね。そして可愛くもある。もうね自画自賛です。
やっぱねー、身の丈に合うって大切だと思うんですよ。
背伸びとか、小さすぎるサイズとか、ついついしちゃう。人間だもの。
でもね、やっぱ心地よいのは身の丈。
…たまには、すっげー頑張って背伸びしてみるのも、それはそれで楽しいんですけどねー。フンフン♪なんつって鼻歌うたいながら。
あっ、名刺入れは先に注文をいただいての制作でしたので、ショップではもう少し売り切れで失礼いたします。
くりかえし繰り返しやってみるって、大事ですね。
こちらは、レザー蝶番の名刺入れ。
パーツごとの下ごしらえが進んでいます。
レザーで蝶番を作るのは、かなり手慣れてまいりまして。
最初はねー、やぶにらみで作り始めたもんですけどねー。
「でっきるっかなでっきるっかな」つって。
びくびくしながらでも、いろいろ試しながら繰り返してるうちに、ふっと気付くんですかね。
あっ、このやり方だって。これならいけるっつって。
レザーの蝶番の作り方なんて、ささやかなことですけど。
まこと生き難い世の楽しみ方も、ひょっとしたら、そんなとこなのかも知れないなー。なんてね。