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2013年8月6日 完成しました。蝶番のレザーブックカバーです

蝶番のレザーブックカバー
蝶番のレザーブックカバー

完成しました。
蝶番のレザーブックカバー。自信作です。

蝶番で開閉することによって、本との一体感が得られました。
カバーも含めてそのように装丁された本のような手応えがあります。

文庫本サイズで、21mm程の厚みの本まで掛けられます。
また、背表紙の傍にあるレザーバンドを用いれば、両側に2冊の本を収納することも可能。

全てレザーと糸で仕立てています。
蝶番は、金具を使っていないとは思えないほど、しっかりとした作りです。
コーヒーブラウンのレザーとグレーの糸とのコントラストは荘重です。

価格は他のブックカバーのラインナップと同じ4,900円(税込5,145円)で販売予定です。

…と、真面目に解説させていただきました。
惚れ込んでずっと使い続けてもらえるものになったと思います。

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2013年8月5日 まもなく縫い上がり。蝶番のレザーブックカバー

手縫い途中のレザーブックカバー
手縫い途中のレザーブックカバー

間もなく縫い上がり。
手縫いの長さは他のブックカバーの倍近いです。

ところで、読書大好きな人って、一度に二冊は持ち運ぶでしょう?

サスペンスと実用書とか、
サスペンスと歴史物とか、
スリル&サスペンスとか。

さてさてさて、ここポイント。注目です。
左右のポケットの他に、背表紙の近くに細めのバンドを取り付けています。

このバンドを使えば、二冊持ち運べます。
文庫本で実測したところ、合計360ページ位までならOKでした。

あーっ、でも。
一冊でもその位の厚みはありますね。普通に。
そこは…上手にやりくりして下さい。

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2013年8月4日 蝶番のレザーブックカバー、制作快調

蝶番のレザーブックカバー
蝶番のレザーブックカバー

「北欧のとある国では、昔、こういうものがよく作られててね…」

レザーの裏側を磨く。
内側のパーツを取り付ける。
そして縫い穴を開けて…

完成形が見えて来ましたね。
蝶番のレザーブックカバー。

柔らかい牛革の手触り。
開く時のレザーの擦れる音。
なにこの不思議な気品。

北欧のほげほげという国では、昔、こういうものがよく作られててね…
などとホラ吹かれたら疑う余地も無さそう。にやり。

吹かないですけど。
吹いても「な~んちゃって」ってちゃんと言います。

一行目、な~んちゃってですよ。
な~んちゃって、てへ。

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2013年8月3日 見たことありますか、レザーの蝶番

レザーブックカバーの蝶番
レザーブックカバーの蝶番

見たことありますか、レザーの蝶番。
レザー用の、金属の蝶番じゃなくて。

…言葉での説明って難しいですね、写真で伝わるでしょうか。

思ってたんです。
腕時計のアジャストバンドを作りながら。
面白いブックカバーできちゃいそうだなって。
見たこと無いなーって。オラ、ワクワクすっぞって。

さて、レシピは次の通りです。

  1. 蝶番の歯に水を入れて加工の準備
  2. 芯になる糸を歯に交互に通す
  3. 水性の接着剤を歯の内側に塗る
  4. 蝶番を整形して圧着
  5. 芯の糸を両側から一気に引く

…ポイントは、4番の圧着ですね。
大きい紙をシワなく接着するテクニックに近そうです。

はてさて、思い描いた通り出来上がりますかどうか。

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2013年8月1日 ブックカバーの裁断…に、見えるでしょうか

レザーブックカバーの裁断
レザーブックカバーの裁断

レザーの裁断に入りました。
今回のブックカバーの肝は、ずばり裁断。
なみいる四角い穴の切り抜きです。

四つの穴をつなげるように切って、四角く切り抜きます。
四隅に穴は極小のハトメ抜きで開けておきます。

…ところで「極小」と入力しようとしたら、
どうしても「ご苦笑」と変換されてしまいます。

あれ?
いつもそんな嫌味っぽい言葉使わないのに?
「片腹が痛いので早退します」
「それはご苦笑ですね」…みたいな?

…さて、気を取り直してレザーの裁断です。
トントン、サクサク、リズムよく切り抜いていきます。

このブックカバーは、ユニークです。
完成が予想できる方いるでしょうかねー。
少し変わったものが好きな方向けですね。

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2013年7月31日 レザーバンドからブックカバーに仕組みの横展開

新たなブックカバーの型紙
新たなブックカバーの型紙

この型紙…

あれですね、立てるとミニチュアのビルになって、小さな街並みを再現できる…
昔、怪獣が壊してたアレです。
「しゃげーっ!」なんつって壊すやつ。

…と、そういう使い方も出来ますが、今回はレザーブックカバーが出来上がることになります。

ほらっ、昨日まで作ってた、腕時計のレザーバンドの仕組み。
小さなレザーのコマを組合わせ。
これがたまらなく面白いんですよねー。
童心に帰る感じで、なのに、おもちゃっぽくなくて。

そこでです。
その仕組みをブックカバーの背に取り入れて、一つ、こしらえてみようって。

歯の部分の微妙なサイズ感は、腕時計のバンド作りで承知してます。
型紙作りからして仕込みは上々。

問題は、どうやって芯を通すか…
いざとなれば「しゃげーっ!」っといきます。

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2013年7月18日 レザーブックカバー “Shell” (シェル)を公開

レザーブックカバー “Shell”(シェル)
レザーブックカバー “Shell”(シェル)

先日完成したレザーブックカバー“Shell”(シェル)の紹介ページを公開しましたので、お知らせします。
ぜひご覧ください。

(今回につきましては、メイキングのページは準備中です)

フェイスブックアプリのショーウィンドウにも掲載しました。
追加したばかりのアプリですので、それはもう喜び勇んでUPです。

ところで、このショーウィンドウ…
“トリのバッグの赤いガマ口”にやたらと“いいね!”もらえて喜ばしい。
逆に言うと、他は“いいね!”がもらえない。

なんでだろう???
頭の上にハテナがポンポンポンっと並びます。

「…何が起こるかわからない。だから面白いんだ」(by 岡本太郎)