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2017年6月24日 糸そのものが作品なんです

週末は楽しくお過ごしでしょうか~。

今日はねっ、久しぶりに使う糸がありまして。
糸そのものが作品の糸。
ちょこっとお話したいと思いま~す。

草木染めによる黄丹色の糸で縫ってゆきます
草木染めによる黄丹色の糸で縫ってゆきます

さて、オーダーメイドの簪ケース作りの続きですよ。
蝶番やヒネリが出来てきました~。
手縫いも始まってますね~。

そうっ、この糸です。
草木染めを研究されてる Dou.De.Ville さんによる黄丹(おうに)色の糸。

黄丹は朝日が昇る色と言われます。
ちょっとイイよね。
「新たなる希望」みたいな?
その昔はやんごとない身分の方だけの高貴な色、いわゆる禁色でした。

そして以前は亜麻(リネン)の細い番手だけでしたが、今回は麻(ラミー)でしかも太いです。
革細工にも十分な強度がありますよ。

この糸を使っているのはオーダーメイドのご依頼者様による指定です。
私もお客様にぴったりなんじゃないかな~って思うんです。

…ぼちぼちパーツの仕込みも済みまして。
いよいよ本体の箱作りに入りますよ~。

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2014年7月10日 一つ完成。4色の名刺入れ

4色の名刺入れの一つ “黄丹スタイル” 完成
4色の名刺入れの一つ “黄丹スタイル” 完成

一番最初に自分の名刺をもらったときは、嬉しかったかも知れませんね。
社会人になったことを実感して、誇らしく感じたりして。
そして、最初の名刺入れは、間に合わせで買ったものかもしれませんね。

さて、そんなわけで一つ出来ました。
すごく個性的なんだけど、目立ちたがりって感じでも無いでしょ。
そこがね、作ってる私も大好きなとこなんです。

染色していないレザーなので、白っぽく見えますかね。
エイジングが一番分かりやすくて、飴色になるんですよ。
それまでにはね、いろんなことに出くわすでしょうけども。良いことばかりでも無くて。

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2014年3月3日 “レザー蝶番の名刺入れ(黄丹スタイル)” を公開しました

レザー蝶番の名刺入れ (黄丹スタイル)
レザー蝶番の名刺入れ (黄丹スタイル)

蝶番で開く個性的な名刺入れに、新色が仲間入りです。

人気のブックカバー “黄丹(おうに)” の素材の組み合わせを、そのまま “レザー蝶番の名刺入れ” で再現しました。

草木染めによる糸の繊細な濃淡や、ナチュラルレザーの色艶の成長を楽しまれる方におすすめの一品です。

詳しくは、次のリンク先でご確認ください。

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2014年2月10日 (第三部) 段取り八分ですね、本当に

A5バージョンのブックカバー “黄丹(おうに)” の型紙
A5バージョンのブックカバー “黄丹(おうに)” の型紙

…尺が足りない。レザーの尺が…
「うっ」て思いまして。すぐに買い足そうとしたんですが…まさかの問屋、売り切れ…
「うわ~っ」って。

急いで別の発注をしたのですが、納期にギリギリかも知れません。
このことをお伝えしたくても…ただ今、23:00。いくらなんでも遅すぎですね。

さて、こちらはブックカバー “黄丹(おうに)” のオーダーメイドの模様です。
いつもの“黄丹” は文庫本サイズですが、こちらは大きめの A5 サイズです。

目測では、あさってかしあさってにはレザーが間に合うはず。
そしたらすぐに取り掛かかるとして…

型紙を作って、準備を万端にして待つことに。
ちなみに、A5 サイズは以前に作ったことが合って、型紙はあるんです。
ただ、今回はもっと厚い本に掛けるカバーでして。全部のパーツのサイズがちょっとずつ違います。

さて、手ぐすね引いて待つことに。
ちなみに、手ぐすねって、弓使いが手に付ける滑り止めらしいですね。
もうね、矢を手にしたらいっそのこと接着されちゃうくらい引いて待ちます。

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2014年1月20日 カメの腕立てくらい無理でしょ

発送しました “蝶番のレザーブックカバー・黄丹スタイル”
発送しました “蝶番のレザーブックカバー・黄丹スタイル”

なかなか思い出深い物を発送しました。
レザーで蝶番を作ったブックカバーです。なので、今日はちょっとそのお話を…

実は、この色の組み合わせが、地味に大変なんです。
ナチュラルレザーの切ったとこを、濃い茶色に染めて磨くのがねー。

当然、染めるときにはみ出したらダメでしょう。
しかも、蝶番ですよ。
とてもレザーとは思えない、ちょっとメカっぽくすらある断面です。
歯と歯の間が狭くて、ヘラも入らないというね。

「あー、それは無理でしょ。カメの腕立てくらい無理でしょ」つって。
しばらくはね、あきらめてたんです。
でもやっぱり作りてーなーって。カメもね、腕立てっぽい動きしてるときあるよねーっつって。

紙ヤスリを両面テープでつまようじに貼り付けたり、キャンバス生地を両面テープでつまようじに貼り付けたり、そしたらまあ、出来ました。
それでね、楽しいの。そういう工夫って。
人間、活き活きするのに必要な物って、そんなにいろいろいらないのかも知れません。

さて、また明日からはオーダーメイドのお品の進み具合をお伝えしていきます。
二つとも、そろそろ佳境ですよー。お楽しみにっ。

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2013年12月30日 オーダーメイド “レザー蝶番の名刺入れ” のご紹介です

オーダーメイドによる “レザー蝶番の名刺入れ”
オーダーメイドによる “レザー蝶番の名刺入れ”

できたできたできました。
特別なスタイルの “レザー蝶番の名刺入れ”。オーダーメイドです。
2013年の内に完成させられるのは、これが最後でしょうねー。

これがですね、おいしそうに見えるんですよ。個人的に。
コーヒーブラウンのレザーと黄丹(おうに)色の糸の組合わせがですね。

そして、ちょっと手強い打刻は、“アローヘッド”という名です。
7mm×4mmの刻印を、少しずつずらしながら木槌で叩いて作ります。

…上出来だと思う。自画自賛です。
耐えるってことが働くことの多くを占めていた頃は、想像もつかなかったなぁ。

*写真はクリックで拡大できます。

手に取った様子(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
手に取った様子

外側(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
外側
内側(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
内側
アローヘッドと言う名の打刻(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
打刻 “アローヘッド”

正面(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
正面


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2013年12月28日 “蝶番のレザーブックカバー(黄丹(おうに)スタイル)” を公開しました

蝶番のレザーブックカバー(黄丹スタイル)
蝶番のレザーブックカバー(黄丹スタイル)

レザーの蝶番で開くブックカバーに、新しいカラーバリエーションの登場です。

人気のブックカバー “黄丹(おうに)” で使われている、経年変化により色艶が深まるナチュラルレザーと草木染めによる黄丹(おうに)の糸とによって制作した蝶番のレザーブックカバーです。

他の写真など詳しくは、次のリンク先をご確認ください。