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2013年8月23日 ファスナーは好きですか?

小銭入れのレザーの蓋
小銭入れのレザーの蓋

ファスナー…好きですか?

いや、そんなの考えたことも無いなーってのが普通でしょうかね。

さて、ただ今、小銭入れのフタを縫っています。
オーダーメイドの長財布の制作が続きます。

ご依頼者は、冬場に乾燥すると、ファスナーで指先が傷ついてしまうとのこと。
そこで、レザーのフタです。
かぶせと小さなジャンパードットで作ります。

金具の裏側でも同じことが起こり得ます。
全て、レザーの内側に縫い込むことにしました。

そして気付きました。
金具を挟み込むために作った円形のレザーも、なかなか可愛いんですよね。
ボタンをそのものを縫い留めているみたいで。

ファスナーを使わない方が洒落てるって言う人も、結構いますしね。

さーてっ、札入れと小銭入れの一番外側のレザーを縫い終えたら、次はカードポケットです。

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2013年5月12日 オーダーメイドのカードケース兼小銭入れの紹介

カードケース兼小銭入れ(オーダーメイド)
カードケース兼小銭入れ(オーダーメイド)

オーダーメイドにてご依頼いただいた、カードケース兼小銭入れのご紹介です。
ウェブでの公開の許可をいただき、掲載させていただいています。

小銭が多めに入った場合でも、収納しているカードを傷つけない為の工夫を施しています。
一方で、控えめでありながら洒落た佇まいを目指して制作しました。

制作への思いやメイキングなど、次のリンク先に掲載しております。

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2013年5月7日 機能に加え、遊び心がどうしてもね

小銭入れは二段のマチで90度開く
小銭入れは二段のマチで90度開く

小銭入れのかぶせは、二枚のレザーを貼り付けて、金具が外側に出ないようにします。
これで、金具とのこすれから守ります。
折りたたんだ時に向かい側にカードケースが来ますからね。

さて小銭入れ、完成です。
二段のマチ、合わせて90度近く開きますよ。

かぶせの形は、あえてお薦めしてこの曲線にさせていただきました。
太めの糸のハンドステッチとの雰囲気も、良いんじゃないですかね。うん。

機能に加え、遊び心がどうしてもね。

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2013年5月5日 マチ付きの小銭入れの制作途中の様子

マチ付き小銭入れの内側の様子
マチ付き小銭入れの内側の様子

マチ付きの小銭入れの制作途中の様子は、普段からよく目にするという方も多くは無さそうですね。

このまま袋状に縫いあげれば、仕切りと二段のマチがついたちょっとした小銭入れになります。

小銭入れは、外周から数センチ内側だけを本体に縫いつけます。
それによって、小銭がパンパンに入っても、反対側に付く予定のカードケースに掛かるストレスが軽くなります。

一度、財布の小銭がパンパンな時に、キャッシュカードにひびが入った経験があるのですが、そういうことも、防げるはずです。

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2013年5月4日 レザークラフト・キットの状態になりました

こういうレザークラフト・キット、ありますね
こういうレザークラフト・キット、ありますね

裁断しました、レザー。
こういう状態で売っているキットもありますね。

パーツはこれで全部なので、組み上がればカードケース&小銭入れになりますよ。

さて、型紙より枚数が増えてると感じられたら、鋭いです。
同じ形を何枚も切り出していますし、型紙の一部分だけ切りだしたりもしています。

すでに、床面(とこめん:裏側)は磨き終えてます。
そして、マチがあって手数の掛かる小銭入れから作っていきます。

あっ、この状態がワクワクするのは、キットみたいだからからもしれませんね。

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2013年5月3日 型紙、完成 – カードケース&小銭入れ

カードケース兼小銭入れの型紙が完成
カードケース兼小銭入れの型紙が完成

型紙、完成。
最後の調整は、カードケースのレザーの裁断の角度を少し足して。完成です。

小学生が使ってるのと同じ方眼用紙に書いて、厚紙にのり付け。呆れるほどのアナログ。
違うとしたら、紙がほとんど伸縮しない天然ゴムのりで貼ったくらい。
「いいでしょ~、これ」ってウキウキするものできました。
…まだ所詮、型紙ですけどね。

さあここからが、さらに楽しくなるとこです。
裁断していきましょう、レザー。

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2013年5月2日 一晩寝かせて、引き算で考えて

カードケース兼小銭入れの型紙
カードケース兼小銭入れの型紙

方眼用紙の中に、型紙がすずなりになっています。
そして組み立てるとカードケース兼小銭入れになります。

気になる個所がいくつかあって、少し長さを足したり引いたり、取り付けの位置を数ミリずらしてみたり。
どこかで「えいっ!」と決めなければ、制作は進みません。
いやいや、もう一晩寝かせましょう。
それで見なおして「えいっ!」っとするか決めます。

…そういえば、なんでもかんでも足したくなるけれど、引き算が大切だと教えてくれた人がいたなあ。
などと思い出しながら。