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2015年9月19日 まもなく完成、心のペアの名刺入れ

コバの仕上げ前(下)と仕上げ後(上)。
コバの仕上げ前(下)と仕上げ後(上)。

いや~っ、5連休すねっ。
那須は秋晴れ。遊び来てる人、ラッキーですなぁ。
5日もあったら、やりたがってたアレも出来ちゃうかもねっ

さあっ、こちらは完成間近ですよ。
オーダーメイドの(心の)ペアの名刺入れっで~す。
それぞれ仕上げに入りま~したっ。

ピンクの縫い糸がキュートな一つめは、バラバラのまま仕上げます。
写真では、下が仕上げ前、上が仕上げ後です。
コバ(革の裁断面)が なめらかでしょー。
最後に合体させて完成ですよ。

共通の面を削り出してから仕上げます。
共通の面を削り出してから仕上げます。

そしてもう一つ。
茶色と黒の渋いやつは、先に蝶番をつなげます。
撮ったので伝わるでしょうか。
表裏いっぺんに削ります。
したっくれさ、きっちり面が出るでしょう。

まもなく、そろって完成です。

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2015年8月11日 ペアらしく仕上げるために

ペアの名刺入れのヤスリ掛けが済みました。
ペアの名刺入れのヤスリ掛けが済みました。

いや~っ、冷たいのばっかり飲み食いし過ぎましてね。
半日、泥のように寝込んでおりました。
アレですよ。冷たいのばっかりは体に毒ですよ~。

さてっ、ちょっと調子が戻ってきたので、性懲りも無くアイスを食べたら元気になりまして。
ペアの名刺入れ作りの続きで~す。
そろってコバ(裁断面)のヤスリ掛けが済んでおります。
つるっと丸っこく仕上がっております。

茶色の革の断面を見ますと、革の奥も茶色っぽいです。
吟面だけに色が塗られてるわけじゃないのが分かりますね~。
愛する芯通し染めの特徴です。

ところで、これからコバを磨き上げてゆくわけですけどもね。
両方とも無色のワックスを使ってまいりますよ。
革の色も糸の色も違うけれど、仕立て方でペアらしさを出していくスンポーです。

さあっ、まもなく完成ですよ~。

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2015年8月6日(第二部) 名刺入れ&お財布の修理ももう少しです

コバ(裁断面)にヤスリを掛けました。
コバ(裁断面)にヤスリを掛けました。

昼下がりに本気の夕立がありまして。
らいさまも夏の風物詩ですなぁ。
爽やかな夕焼けの那須です。

さて、ロゴ入り名刺入れ&お財布の修理の続きですよ~。

名刺入れはまもなく完成です。
本体のコバ(裁断面)に仕上げのヤスリ掛けをしております。
バイカラーだもんで、単色よりずっと気を使います。
色の薄い方から濃い方へ流れるようにヤスリます。
したっくれ境界線も綺麗に表れまして。
この後、磨いてくわけですけどもね、きっといい味出ますよこれ。

本体の縫い穴の位置に合わせて、取り付けるパーツに穴を開けます。
本体の縫い穴の位置に合わせて、取り付けるパーツに穴を開けます。

続いてお財布の修理の模様です。
取り付けるサポーターに縫い穴を開けてゆきます。
お財布の縫い穴にぴったり合わせます。
ピシャッと合うと、それは気持ちの良いものです。
こうなってくると修理というより改造って感じでしょうか。
こちらも完成までもう少しです。

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2015年8月3日 無茶なアイデア

仕上げのヤスリ掛けの模様です。
仕上げのヤスリ掛けの模様です。

こんにちは、戸辺です。
ギックリ肩の痛みと一進一退の攻防が続いております。
そしてついに、痛み止めというスペシャルアイテムをゲットしまして。
「マリオでいうとスターみたいなアイテムだな~っ」つって頑張っております。

さて、まずはヌメ単色の名刺入れです。
最後の仕上げに入ってますよ~。
縁という縁を丸っこくヤスリ掛けしてゆきます。

いろいろあったけど、おめーも丸くなったなー…
なんて気を許すと、遅れ毛みたいのが残りますからね。
粗め、細かめとヤスリを持ちかえて優しく仕上げてゆきます。

3つの蝶番を実現するパーツ達です。
3つの蝶番を実現するパーツ達です。

一方で、ここが山場のトリプル蝶番の名刺入れ作りです。
穴だらけの異様な革を手にしております。

なんかねっ、我ながらちょっと感心しました。
こんな小さいのをねっ、これから折ったり貼ったり縫ったりしてゆこうと…
無茶なこと考えるな~って。
出来たらきっと面白いだろうな~って。

全体の進捗状況です。
全体の進捗状況です。
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2015年7月3日 まもなく完成、名刺入れとブックカバー

磨き上がった革の蝶番。ブックカバー用です。
磨き上がった革の蝶番。ブックカバー用です。

こよなく愛する革の蝶番。
磨き上がった様子です。

一番最初に作ったときは這うほうの体でした。
ただ作りたいっていうだけで。
型紙も道具も無いし。
革は素直に折り畳まれてくれなくて、汗だくでの圧着でした。
削るにもサイズの合ったヤスリは無くて…
個人的には満足と言えない仕上がりながら完成して。
すぐにお求めいただけたお客様がおりまして。
そのときのご感想によっては、こんなにたくさん作ることにはならなかったかも知れません…

磨き上がった革の蝶番。名刺入れ用です。
磨き上がった革の蝶番。名刺入れ用です。

さて、オーダーメイドの名刺入れとブックカバー作りも終盤です。
どちらも革の蝶番のとこが仕上がりました~。
なんだか艶も出てきまして。
なかなかに磨きがいのあるところです。

革の蝶番を磨く道具はこちら。
革の蝶番を磨く道具はこちら。

ヘリ落しっていう道具を研ぐための棒と、つまようじに帆布(はんぷ)を貼った秘密道具で磨きやして。
いろいろ試して来たところ、この2つがただ今自慢のツートップ。
なでしこで言えば大儀見と大野。
研ぎ棒が大儀見でつまようじが大野かな?小さくっても大活躍です。

まもなく完成です。
まもなく完成です。

後は、普通のコバ(裁断面)仕上げを残すのみ。
まもなく完成っで~す。
ちなみに、ちょいちょい写真に出てくるヒョウタンツギは、一番最初に作った蝶番のブックカバーをお求めいただいた方の手作りなんですよ~。

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2015年7月2日 仕上げ開始、名刺入れとブックカバー

すべてのパーツが縫い上がりました。
すべてのパーツが縫い上がりました。

ゴールまでもう少しって、危ないですよね。
家につくまでが遠足とは良く言ったもので。
家につくまでが万引きとも良く言ったもので…

さて縫い上がってますよ。
オーダーメイドの名刺入れとブックカバーのセットっで~す。
赤い革に白い糸、やっぱ映えますね~。
ここまで来ると、だいたい出来たな~って感じしませんか。

ヤスリ掛け前の荒れたコバ(裁断面)です。
ヤスリ掛け前の荒れたコバ(裁断面)です。

続きましてはヤスリ掛けです。
すべてのパーツの外側をクルッと丸めます。
完成した姿を早く見たいものだから、手にも力が入ります…

危な~いっ。

力の入れ過ぎはいけません。綺麗にヤスれない。
革じゃ無くても、木でも金属でも大根おろしでも一緒じゃないですかね?
優しくやさしく。

ヤスリ掛けを終えたコバの様子です。
ヤスリ掛けを終えたコバの様子です。

そこは心得たものでして。
休憩を挟んで進みます。
変なおじさん踊りを挟むのも効果的です。
賢いでしょう。
のりぴー語では ぱぴぽいでしょう。

ヤスリ掛け完了です。
ヤスリ掛け完了です。

そんなこんながありまして。
ヤスリ掛けも無事済みまして。
最後の工程、磨き上げに入りたいと思いま~す。

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2015年6月2日 丸出しコバ仕上げ

磨き上げる前と後のコバ(革の裁断面)の様子です。
磨き上げる前と後のコバ(革の裁断面)の様子です。

いや~っ、ちょっとくたびれまして。
面白い言葉とかあんまり浮かばない。
そんなときもありますな。
個人的にはね、たいがい受け入れていこうと思うんですよ。

さて、仕上げが進んでおりますよ。
茶色とナチュラルの名刺入れ作りです。
まずコバ(革の裁断面)に樹脂入りのワックスを染み込まして。
帆布(はんぷ)で磨いてゆきまして。

革の側面が地層のようになっています。
革の側面が地層のようになっています。

色は付けませんぞ。
したっけ茶とナチュラルが地層みたいになってるのが見えまして。
丸出しですよ。
作りが丸出し。
丸出しでもいい、たくましく育ってほしい。
丸出しなうえでさっ「こんなんどうやって作んだろ~」って思ってもらえたら、なお楽しいですなぁ。

ナナメに漉き合わせたとこなんかもさ、横からよく分かりましてね。
好きだなぁ。