こよなく愛する革の蝶番。
磨き上がった様子です。
一番最初に作ったときは這うほうの体でした。
ただ作りたいっていうだけで。
型紙も道具も無いし。
革は素直に折り畳まれてくれなくて、汗だくでの圧着でした。
削るにもサイズの合ったヤスリは無くて…
個人的には満足と言えない仕上がりながら完成して。
すぐにお求めいただけたお客様がおりまして。
そのときのご感想によっては、こんなにたくさん作ることにはならなかったかも知れません…
さて、オーダーメイドの名刺入れとブックカバー作りも終盤です。
どちらも革の蝶番のとこが仕上がりました~。
なんだか艶も出てきまして。
なかなかに磨きがいのあるところです。
ヘリ落しっていう道具を研ぐための棒と、つまようじに帆布(はんぷ)を貼った秘密道具で磨きやして。
いろいろ試して来たところ、この2つがただ今自慢のツートップ。
なでしこで言えば大儀見と大野。
研ぎ棒が大儀見でつまようじが大野かな?小さくっても大活躍です。
後は、普通のコバ(裁断面)仕上げを残すのみ。
まもなく完成っで~す。
ちなみに、ちょいちょい写真に出てくるヒョウタンツギは、一番最初に作った蝶番のブックカバーをお求めいただいた方の手作りなんですよ~。