大好きな金曜日の夕方。那須は綺麗な夕焼けで。
ついついあることないことよもやま話に花咲かせたくなる。
なんだか時間もゆったりな気がするんですよね～。
さて、システム手帳づくりの続きです～。
あの忌々しい失敗を乗り越えまして。
革が裂けるという悲劇を越えて。
無事に革の蝶番にな～りま～した～っ。
緊張しました。実際。
いつも緊張しないのに、ちょっと手も震えましたね。小心者だし。
どうにかこうにかシステム手帳の形になってきましたね～。
いや～っ、今回はやたらと苦労した気がします。
でっ、やっぱアレですか？
今頃は楽しい時間をお過ごしですか。
「どこに呑みいく～？」なんつってね～。
まさに春の陽気。ウキウキだね、パン祭りだね。
昨日は真冬だったのに。
みんなこの差の大きさにやられんだよね。風邪ひいたり。
さておき、赤い革のシステム手帳づくりの続きですよ～。
ゾッとするような裂け方をした背表紙のパーツ。
作り直しま～したよ～っ。
96ヶ所にハトメ抜きの穴を開けて…
４つの穴をつないで切り抜いて…
両端を斜め漉きして…
結構な手間が掛かってます。
よぎるよねっ。
したっくれ…よぎりよねっ。
「あの悪夢が再現されたら…立ち直れない」って。
なんて言ってるそばから速攻元気～っ。
いつも通りやればいいんですよ。
失敗して手が出なくなるのも、成功して調子に乗るのもアレです。
そのまえに…
掃除でもしてメンタル整えますかね。小心者なので。
そうそうDASH部屋にストーブ入りました～。昨日の反省を踏まえ。
したっけすっかりあったけ～の。
ちょっとコレ酷いでしょっ。
見てみてコレ、革のひび割れ。クラック。酷いでしょ（涙）
いや～っ、がっかり。
レザー蝶番のシステム手帳づくりの続きですけどもね。
見事に革がひび割れて失敗。
いえいえいえっ、変なことしてないですよ。
いつも通り、そっと折り曲げたんです。
したっくれビックリ。
もとから切れ目が入っていたかのように、音も無く酒増して。いや裂けまして。
断じて、事前に傷は見えませんでした。
吟面も床面も。
ただ…分かり難いながらも何かあったんでしょうね…古傷か、血管か…
未熟なり。To Be 未熟者なり。
背表紙のパーツは最初から作り直しです。
…歌うよね？歌っちゃうよね？歌ってもいいよね？
♪なんで～ なんで～ なんでやねんねんねんっ（by ばみゅばみゅ）
で、ひとしきり楽しい気持ちになったところでね。歌って偉大だね。
新たな背表紙のパーツを作り直してゆきたいと思いま～す。
…どうしても慣れないことってありませんか？突然ですけども。
酢豚のパイナップルとか。
開いたチャックの指摘とか。
さてそんな工程です。
レザー蝶番のシステム手帳づくりの鬼門。カッターでの穴あけ。
４つの小さい穴をつなげて大きな穴にするんですけどもね。
何度も失敗してっかんね～。
革には複雑な繊維の流れがありまして。
繊維がギュッと詰まって固いなっ切り難いなと思ったら、ひとつ隣はスッと軽く刃が入ったりするんです。
とうとうザクっと切り過ぎてしまう…
平常心ですぞ。
そこは平常心。
細やかな手ごたえの違いを感じ取るのだっ。
…というわけで “つくばい” を用意しま～した～っ。（動画有りです）
夢のアトリエ作りが進むDASH部屋に、小さなせせらぎが響きます。
なんらかの音楽を掛けるより落ち着いたりするんだぜ～っ。
暖かいと思ったら冷え込んで。
那須は今宵も雪になるやも知れないとのこと。
風邪などひかれておりませんか？
さて、こちらも暖かくしまして今日も楽しく作っていきたいと思いま～す。
赤いシステム手帳づくりの続きですよ～。
穴の数は３０４か所。
われながら開けにあけたものです。
続いて床（トコ：裏側）磨きです。
いつも通り樹脂入りのワックスをたっぷり染み込ませまして。
ガラス板でトゥルットゥルに磨き上げます。
地味な下ごしらえです。
でもでも、なんでもそうだよねっ。
準備が足りないのを本番でアドリブで乗り切るとかホント無理。
「自分…不器用ですから」
一方 DASH部屋にはカバの親子が合流しまして。
（笑っちゃうほど）少しずつ賑やかになって参ります。
春の日曜日、いかがお過ごしでしょうか。
暖かな日差しに誘われて、用事なんて無くてもお出かけしたくなりますね…
それはどこ吹く風。
今日も楽しく作っていきたいと思いま～すっ。
新たにこしらえ始めたのは、赤い革のシステム手帳ですよ。
今回もミニ６穴サイズとバイブルサイズをつくっかんねっ。
下ごしらえに手が掛かる作品ですが…
ちょっとコレど～よっ。
夢のアトリエで優雅に制作中の姿、ど～よっ。
…まるで、リストラされたサラリーマンが、内職で必死に日銭を稼いでるようですぞっ。
家財道具は質に取られまして、選択の余地なくワイシャツを着てるおじさんですぞいっ。
居酒屋で借りたテーブルと座布団がねっ、そこはかとなく哀愁。よろしく哀愁。
まさか、そんな風に感じて無いでしょうねっ？
…まぁ、強くは否定しないけれども。
見てくれはどうあれね。
ここはまるで世の中から隔離された世界。
誰にも邪魔されずに作れるのは…すごくイイ。
ちなみに～、小カバもやって参りました～。
ん～とねっ、名前はね～…「コバカ」にしようかなぁ？
完成です。
バイブルサイズのシステム手帳っで～す。
実は初めて。
ネイビーでこのサイズ。
そうは感じられないかも知れません。
オーダーメイドで色んな仕様のを作ってきましたので。
いろんなご要望にお応えするために、その都度色んな革を仕入れてはきました。
ところが昨年、困ったことが起きまして。
「この革で作って欲しい」というご要望に沿えなくなったんです。
同じ革が手に入らないんです。
そこで、今年から本格的に仕入れを見直しております。
今回のネイビーもその一つ。
栃木レザー社のタンニンなめしのヌメ革。
艶やかなのに、シワ、シボ、血筋など革らしい表情の吟面。
アニリン仕上げの特徴です。
比較的安定して手に入る革の中で、気に入ったものを選び、定番にしてゆきたいと思います。
「“Your Side Door” といえばコノ革だよね」と言われるときを目指して―――。
