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2014年2月17日 (第三部) たねあかしの分厚いレザーを縫う方法

縫い穴を開ける様子(蝶番のレザーブックカバー)
縫い穴を開ける様子(蝶番のレザーブックカバー)

縫い穴を開け終えた瞬間を撮りました。
蝶番のレザーブックカバーの手縫いの準備、完了です。

「こんな分厚いレザーどうやって縫ってんだろうねー」なんて聞いたことがあります。
こうやって縫ってます。
最初にね、縫い穴を全部あけちゃいます。

特にねー、この作品はですね。
厚いとこは6ミリありますので。
穴も開いてない状態で針で貫くなんて…
「どだい無理な話ですよねーっ、ねーっ」
「あーあーっあらやだ奥さまったらもーねー。私も最初からそう思って。おほほほほほー」
…ってとこなのです。

写ってるのは四本菱目ですけど、細かいとこは、千枚通しみたいなので一つずつ開けますよ。
これもある意味でスモールステップの法則?かなぁ。

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2014年2月16日 (第三部) モンキーマジック

蝶番のレザーブックカバーの下ごしらえが完了
蝶番のレザーブックカバーの下ごしらえが完了

近づくほど遠ざかり、遠ざかるほほどに近づいておる…
天竺ですね。モンキーマジックの。

こちらはレザー蝶番のブックカバーです。
下ごしらえが、終わりました。

えっ、だいたい完成してんじゃんって思うかもしれません。
だけどこれ、良く見てみて下さいな。まだひと針も縫って無いんですねー。
接着とヤスリ掛けだけでここまで来ちゃってるわけです。

もろいわけですよ。
キチッと縫い留められて、ようやく先に進めるようになります。

「焦ったらもともこもなくなるぜ」
なんて、教えてくれているような姿に見えます。

すごく近く見えれば、本当に近いんだけれども、一瞬に遠ざかる…みたいな。

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2014年2月13日 (第三部) 「パトラッシュ…一番見たかったルーベンスの絵だよ。」

下ごしらえ(蝶番のレザーブックカバー)
下ごしらえ(蝶番のレザーブックカバー)

「パトラッシュ…なんだかとても眠いんだ…」
ネロ少年の、最後の言葉ですね。あれも、雪降る夜のことでした。

はい。
さてさてさて、こちらは蝶番のレザーブックカバー作りの進み具合です。
きのうの夜ねー「半分磨きました」つって。
「違いが分かるように半分そのままで」つって。
写真を撮ったまでは良かったのですが…

「パトラッシュ…一番見たかったルーベンスの絵だよ。」
なんて声が聞こえて来まして。
残り半分を磨きあげる前に眠ってしまいました。
それで、半周差が付いてます。

右は、パーツの接着まで進み、左はレザーの裏面を磨くとこまでと。

ごめんね、今日もここまでかも。
「パトラッシュ…なんだかとても眠いんだ…」

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2014年2月13日 (第三部) ちょっとアレな好奇心

磨きの前後(蝶番のレザーブックカバー)
磨きの前後(蝶番のレザーブックカバー)

半分だけ磨いて、比べてみました。
作ってるのは蝶番のレザーブックカバーです。

左がビフォー。右がアフター。
色つきの仕上げ剤を使ってるので、分かりやすいんじゃないですかね。
表面のけば立ちが抑えられて、つるっとしてるの。ちょっと艶もあるくらいです。

蝶番の形が出来たから、かなり進んだなーって気はするんですが…
まだパーツごとの下ごしらえの段階です。
他のものだと、下ごしらえはね、たいがい一日二日で終わるんですけども。

そうそう。
今ね、このブックカバーと、オーダーメイドの手帳カバーと、もう一つオーダーメイドのブックカバーを作ってます。
一度に三作品作るのは、私にとってはベストなんです。
オーダーが一つしか無くても、その陰で二つは同時に進めております。

接着剤とか染料とか、しっかり乾かして進めた方が良いので。
そりゃあそう。よく良く知ってますとも…

でもね、早く先が見たいって好奇心がね、ちょっとアレなもので。

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2014年2月12日 (第二部) 出る杭も出ない杭も

蝶番の成形(蝶番のレザーブックカバー)
蝶番の成形(蝶番のレザーブックカバー)

開けられた穴が、蝶番に変わっていくところ。
ノリをつけて、パタンとたためば蝶番。そんな一コマです。

ここは、まだまだ改良の余地があるなーって思いながら。
なんだかヘトヘトになってしまってねー。

曲げるとこだけ水を入れて柔らかくして…
蝶番の真ん中をよけて接着剤を染み込ませて…
たたんで圧着して…
蝶番が全部くっつかないように、一度針を通して…
接着が剥がれそうになったとこを、もっかい圧着して…

これでもねー。
最初に作ったときよりは、かなり工夫してスムーズになったんですけども。

力を入れなければくっつかない。
無理やり力を入れればレザーがひび割れる。

ん~っ、世の中と一緒かね~。
謙虚に生きれば「覇気が無い」、覇気もって出る杭は打ち。
なんちゃって。
いや~っ、やっぱそこは、第三の道でしょうね。

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2014年2月11日 (第二部) 打ち抜かれたピース

裁断の終わり(蝶番のレザーブックカバー)
裁断の終わり(蝶番のレザーブックカバー)

パズルのピースみたいなの、あるでしょう。指先に。
これが、打ち抜いた部分です。

蝶番になる場所の裁断ですねー。
これが折りたたまって蝶番になって、ブックカバーになるってわけでさ。

たくさんの穴を開けた後で、四つの穴をつなげて抜いたものです。
だから、ピースみたいにな形になってます。

切断面には、よ~く見ると、カッター(のような刃物)で切るよりも段差があります。
それでも、ノミで打ち抜いた方が良いと思ったんです。
実際に蝶番になる部分に傷が付き難いんです。

もしね~っ、これがパズルのピースだとしたら、もう、どこかの溝にハマることは無いんでしょうけども。

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2014年2月10日 (第二部) 竜宮城かカリン塔か

穴あけの作業(蝶番のレザーブックカバー)
穴あけの作業(蝶番のレザーブックカバー)

すこし、お馴染みになってきてますかねー。
こちらは蝶番のレザーブックカバーを作ってるとこ。夕陽に照らされております。

蝶番になる部分の、すみっこに穴を開け終わりました。
これからノミに持ち替えて、穴を四つずつつなげていくわけですねー。

新作ってことじゃないのですが、こちらも再販のリクエストをいただきまして。
嬉しいものです。本当にね。
好きなことを望まれてするなんてね、おとぎ話みたいなものですよ。
竜宮城かカリン塔かっつって。
思えば、長いことそう思っていたものです。

とはいえ、この蝶番のとこの穴あけはね…
ちょっと気が遠くなるかも知れませんねー。うーん。