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2014年4月20日 2ミリ増量

接着が済んだ蝶番のレザーブックカバー
接着が済んだ蝶番のレザーブックカバー

誰でも好きなものってあると思うんです。
怒られても隠れてでもしちゃうようなことって。
もうね、やる気を出すとか出さないなんてレベルではないことですよ。

さて、このブックカバー作りの様子は、前にもお見せしましたよね。
それでね、今回はレザーの特徴が伝わる写真を撮るだけでいいかと思ったんです。

でもちょっと、気が変わりまして。
今回も、完成するまでお見せしていこうと思いまーす。

内側。接着が終わってます。
これでもう、どんなの作ってるのか想像してもらえるんじゃないですかねー。
またちょっとだけ工夫しましたよ。補助ベルトの幅を2ミリ増やしてます。
より、ステッチが綺麗に仕上がるともくろんでおります。

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2014年4月19日 傷痕が語るもの

ベリーの表側
ベリーの表側

ようやく表。
今週は横とか裏とかのことばっかり言いましたね。
で、土曜日になってようやく表です。

加工途中のベリーの表を撮りました。
シワとか筋が多いですね~。ベリーの特徴です。
中でも特に目立つのは、右側の真ん中あたり。横一の字の跡は生きていた頃の傷ですね。
裏側から触るだけでも他との違いが分かる程です。
2ミリ厚にすいたレザーなので、深い傷だったのでしょうね。痛かったと思います。

そういうものを材料に使っていると思うと、いろいろと感じるところがあります。
それでね、こういうことを考えるときはいつも、ネイティブアメリカンが、鹿の腱をより合わせて糸を作っていたという話を思い出します。
大切にするとはどういうことか、とか。
カップ麺とかコンビニ弁当ばっかり食べてると、忘れそうになることに近いかなぁ。
そして、レザーの傷痕から感じることは、さて人それぞれで良いんだと思うんですよ。

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2014年4月18日 本当は力があるのに素直じゃ無い

床(とこ)磨きの前後
床(とこ)磨きの前後

引き続き、ベリーについてちょっとだけ。
念のためですが、ベリーというのは牛のお腹のレザーのことで、繊維が緩めなのが特徴です。

そして今日は、毛羽立ったレザーの裏側を磨いています。
床(とこ)の仕上げといいます。

ヘラで水溶性の樹脂を広げて、ガラス板などで磨きます。塩梅を見ながら。
すると目が詰まって、上等な雰囲気が出てきたと思いませんか。
あれっ?そんな風に言うと、何か誤魔化してるように感じるかも知れませんね。

いやいやいやいや。
断じてそういうことじゃないんです。
真剣に相手しているんです。本当は力があるのに素直じゃ無い素材を。

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2014年4月17日 牛のお腹のレザーの続き

ベリーの裁断面の加工
ベリーの裁断面の加工

写真がね、もっとうまくなりたいな。
最近よく思います。

それはさておき、昨日の続きです。
毛羽立ちが多い牛のお腹のレザーの加工。ちなみにベリーと呼ばれる部位です。

一番上が、裁断して角を落としたもの。
真ん中は、切断面ヤスリを掛けて、アクリル溶剤を染み込ませて磨いたもの。
そして下のは、もう一度ヤスリを掛けて磨いたもの。

違い、伝わりますかねー。
うーん。分かりにくいかなぁ。

キメの細かい背中の部分のレザーだと、一回磨くだけで一番下のよりも綺麗に仕上がるんですよ。
能力の差といいますか、才能の差といいますか。

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2014年4月16日 どんな基準が好きですか

ベリー(牛の腹部のレザー)の裏側
ベリー(牛の腹部のレザー)の裏側

ガサガサに毛羽立ってるの、伝わるでしょうか。
牛のお腹のレザーの裏です。特徴が際だってます。

繊維が緩いうえ、整ってません。

ちょうど、断面を半分くらいまでヤスリ掛けしたとこです。
素直じゃ無いからって、粗いヤスリでゴリゴリしちゃダメですね。
そしたら、全部が削りカスになるかも。

そ~っとそ~っと。
最初から繊細なヤスリで形を整えるように進めます。
作りやすさで言えば、正直なとこ、背中の部分より劣ります。それも、かなり。

ただ、基準を好き嫌いに変えると、逆になる不思議。これいかに。

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2014年4月13日 魂が求めるもの

蝶番のレザーブックカバー二つ分のパーツ
蝶番のレザーブックカバー二つ分のパーツ

あったかくて穏やか…
久しぶりにね、乗りたくなりますね、バイク。
つっても、今は持ってないんですよ。
不思議なことにね、乗らなくなってもバイク乗りの魂はいつまでもバイク乗りだなんて言いまして。

さて、写ってる全部で、ブックカバー二つ分です。
ここんところのキーケース作りの陰で、コツコツ進めている蝶番のレザーブックカバーのパーツですねー。
最初は、私が欲しいというだけで作り始めたものでした。

そうそう、バイクの話をしましたが、運転はあまり上手では無いんです。
それで、何度か怪我したものですが…
またいつか。あきらめることは無いですな。

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2014年3月29日 金具をレザーで作ってみる

レザー製の留め具(蝶番のレザーブックカバー)
レザー製の留め具(蝶番のレザーブックカバー)

ピンセットの先の小さなパーツ。これもレザーです。
留め金具のように使います。
仮に「留める君」とでも呼びましょうかね。

面白いと思うんですよねー。素材を変えて作るって。
普通なら金属で作るものを木やレザーで作るとか。その逆もアリですね。
無理っぽいほどやってみたくなるのも、人情ってもので。

ただ、留める君は歩留まりが悪くって。
取り付けるときに、2つに1つは壊れてしまいます。
選ばれた優秀な留める君だけが蝶番を留めることになるわけです。
それで、ブックカバーを一つ作るのに4つで十分な留める君を、こんなに用意してるんですねー。

「レザー製の留める君には、留め金具の役は荷が重いんじゃないかな?」
なんて思うかもしれません。
そこは大丈夫。しっかり留まります。
それに…壊れやすいところってね、むしろ金具かその周りだったりするんですよね。