
ピンセットの先の小さなパーツ。これもレザーです。
留め金具のように使います。
仮に「留める君」とでも呼びましょうかね。
面白いと思うんですよねー。素材を変えて作るって。
普通なら金属で作るものを木やレザーで作るとか。その逆もアリですね。
無理っぽいほどやってみたくなるのも、人情ってもので。
ただ、留める君は歩留まりが悪くって。
取り付けるときに、2つに1つは壊れてしまいます。
選ばれた優秀な留める君だけが蝶番を留めることになるわけです。
それで、ブックカバーを一つ作るのに4つで十分な留める君を、こんなに用意してるんですねー。
「レザー製の留める君には、留め金具の役は荷が重いんじゃないかな?」
なんて思うかもしれません。
そこは大丈夫。しっかり留まります。
それに…壊れやすいところってね、むしろ金具かその周りだったりするんですよね。