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2014年1月30日 (第三部) ここはオレにまかせて、先に行け!

水を入れてのレザーの成形(レザー蝶番の名刺入れ)
水を入れてのレザーの成形(レザー蝶番の名刺入れ)

たった一つだけ、ズバ抜けてるパーツです…
他は、まだ裁断もままならないのに。
これだけが、縫い上がり、型を使っての成形まで来ました。

まわりのパーツたちが言うんですよ。
「ここはオレにまかせて、先に行け!」って。

さて、すぐに二つ作ることになったレザー蝶番の名刺入れの進み具合です。
レザーに水をたっぷり染み込ませて、立体に成形するパーツを真っ先に作っています。
二つ同時に作ってます。
成形用のくさびの型は、一つしかありません。
乾くまで、二日はみます。

「だったら、型をもう一個買えばいいじゃない?」
…ってご意見はごもっとも。
でもね…この型も、手作りでして…すんません。

「こんなとこでウダウダ管巻いてないで、どんどん作ったらいいじゃない?」
…ってご意見も、ごもっとも。
でもね…私だったら、知りたいと思うのです。
頼んだものが、今、どんなふうになってるのかって。

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2014年1月29日 (第三部) 手違いはしても、約束は守るもの

レザー蝶番の名刺入れ用のレザーを裁断
レザー蝶番の名刺入れ用のレザーを裁断

レザー蝶番の名刺入れ、2つ分の裁断が続いております。

…ことは、在庫をゼロにし忘れていたことから始まっていました。
制作をお待ちいただいているお客様がいる中で、新たな注文を受けてしまったんです。
そもそも、他にお待ちいただいていてお客様の対応中に…
ネット上での注文の窓口が2つあったのです。

初手、ご注文のお客様に連絡しました。
続いて、材料と消耗品の在庫を確認して、不足を見付けて即日発注しました。

約束は守るもの。
でも、間に合えばいいってわけじゃありません。
オーダーメイドのアイデアに遊び心を忘れないために、使える時間をキッチリ分けることを決めました。

さて…
外枠が決まりましたらね、その時間じかんにすべきことに、集中ですな。

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2014年1月1日 おせちもいいけど…

ベリー(左)とベンズ(右)で作ったレザー蝶番の名刺入れ
ベリー(左)とベンズ(右)で作ったレザー蝶番の名刺入れ

あけましておめでとうございまーす。
那須は暖かくて穏やかな暮れ正月となってます。
そんなわけでね、2014年も楽しくやっていきたいと思います。

おせち、雑煮、ポン酒と正月らしく過ごしておりますが…
もうすぐ完成ってとこまで来てる名刺入れが目に入りまして。
「あ~あ~っ、もうちょっとで完成なんだけどな~」なんつってるのが聞こえまして。
そりゃあね、作りますとも。

元日からお仕事ですかーって思うかもしれません。
でもね、あれなんですよ。
例えばね、プラモ大好きの子供がいますよね。
「いやー正月はのんびり、何して過ごそっ」て言ってたとして、大体、何をするかは想像できますよね。

そして、二つの “レザー蝶番の名刺入れ”が完成です。元日に完成、縁起はすこぶる良し。
二つは、同じ牛のレザーで、作り方もまったく同じです。
違うのは場所。左はお腹の部分のレザー。右は背中の部分です。
こうやって、同じものを作って比べると、味わいの違いが一目で分かりますねー。
みんなどっちが好きなのかなー。

そんなわけでね、本年もよろしくお願いいたします。

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2013年12月30日 オーダーメイド “レザー蝶番の名刺入れ” のご紹介です

オーダーメイドによる “レザー蝶番の名刺入れ”
オーダーメイドによる “レザー蝶番の名刺入れ”

できたできたできました。
特別なスタイルの “レザー蝶番の名刺入れ”。オーダーメイドです。
2013年の内に完成させられるのは、これが最後でしょうねー。

これがですね、おいしそうに見えるんですよ。個人的に。
コーヒーブラウンのレザーと黄丹(おうに)色の糸の組合わせがですね。

そして、ちょっと手強い打刻は、“アローヘッド”という名です。
7mm×4mmの刻印を、少しずつずらしながら木槌で叩いて作ります。

…上出来だと思う。自画自賛です。
耐えるってことが働くことの多くを占めていた頃は、想像もつかなかったなぁ。

*写真はクリックで拡大できます。

手に取った様子(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
手に取った様子

外側(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
外側
内側(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
内側
アローヘッドと言う名の打刻(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
打刻 “アローヘッド”

正面(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
正面


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2013年12月29日 しっかりとうっかりは一字違いだし

側面の仕上げ(オーダーメイドの名刺入れ)
側面の仕上げ(オーダーメイドの名刺入れ)

さあ仕上げ。
側面をヤスリ掛けしていきます。

このオーダーメイドの名刺入れは、繊維がきめ細かく整った牛の背中の部分を使ってます。
そんでもって、接着剤は薄くて弱めのものを、さらに薄めて貼ってるんです。
すると、まだ染めても磨いてもいないのに、滑らかーになります。

接着剤ね…うん、接着剤。
ビギナー向けのハウツー本とかだと「ここで、しっかり接着する」とか書いてあります。
難しいですね「しっかり」って。
まず、人によって違いますよね。「しっかり」は。
「うっかり」と一字違いだし。

接着の役割はほんとに分かりやすいんです。
縫い終わるまでくっついていてくれること。
なので「縫い終わるまでしっかりくっついているよう接着する」が良いのかな?

いやいや、余計に人を惑わす善意のアドバイスみたいになってますね。

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2013年12月28日 活きていますかね、もともと持っている才能

通常版とオーダー版のレザー蝶番の名刺入れ
通常版とオーダー版のレザー蝶番の名刺入れ

ぽかぽか陽気の那須…頭もぽっかぽか。
いやーっ、夜は底冷えだったので、幸せー。

さて、オーダーメイドの名刺入れについて。
通常の“レザー蝶番の名刺入れ”と並べています。
ほぼ同時に作っていて、いわば双子。出来上がり具合はすこしずれてます。

ただし、左側の通常版も、今回はちょっといつもと違うんです。
ベリーと呼ばれる牛のお腹の部分のレザーを使っています。

この部分は、シワとかムラが多くて、繊維の流れも整って無いんです。
比べると強度が弱いから、ベルトとか鞄には向かないです。
細かい成形もしにくいので、アクセサリーも難しいですね。
打刻はまず無理です。シワが悪さをしちゃってね。
なので、今回の名刺入れは、少し無理してっかも知れません。
…使い道は、あんまり複雑で無い小物くらいかなー。

ただ、うまいこと作れれば、もともと持っている才能が活きてくるんです、これが。

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2013年12月27日 おいしそうな色だと感じませんか

コーヒーブラウンのレザーと黄丹色の糸
コーヒーブラウンのレザーと黄丹色の糸

おいしそうな色の組合わせだと思いませんか。
このね、レザーの濃い茶色と、糸の黄丹(おうに)色。
ここまで出来ると、もう直観的に、お洒落で可愛い出来になりそうでしょう。

さて、もう手縫いが始まっております。
オーダーメイドのレザー蝶番の名刺入れ。

左奥に写ってる片面は裁断しただけでほったかして、片面だけどんどん進めます。
こっち側は、縫った後に水を入れての成形があるので。

そしてやっぱね、直観は大切だと思うんです。
くたびれちゃってるときとかは、動きにくくなるけれど。