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2013年10月15日(第一部) それでも、だとしても

いよいよ長財布のパーツが一つに
いよいよ長財布のパーツが一つに

いよいよここまで来ました。
すべてのパーツが一つになりますねー。
オーダーメイドの長財布です。

ところで、大きな二枚は真ん中だけ色が違うのですが、分かるでしょうか。
これはレザーの裏側で、磨いてつやを出した部分です。

ここは接着しないし、縫いもしません。
そうすることで、シワが寄りにくくなるんですねー。
浮かせ貼りというもので、これにできる構造のものは出来るだけ使います。

期日が無い。それでも慌てない。
すると、なんちゃらの法則でしょうか?
急ぎたくなる出来事が起きます。イベント関連のお話で今日中に考えなきゃいけないことが出てきました。
だとしても慌てない。

ここから先は特に落ち着いて、汗もかかない環境にして。

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2013年10月14日(第二部) 代用品で試しにひとつこしらえてみよう

蝶番の手帳カバーの試作品
蝶番の手帳カバーの試作品

…第二部です。

紙ですよ、紙。
オーダーメイドの手帳カバーの試作品を作っているところです。
なぜ試作品にこんなにも手を掛けるのか…

…例えば、心優しいキクちゃんという女の子がいます。
そしてキクちゃんには心を寄せる男の子がいます。

ある日、お相手の男の子(以後、やった君)の独り言を耳にします。
「あーっ、モヒンガー食いてーなー」(by やった君)

…モッ…モッ…モヒンガー?
面食らったキクちゃん。
でもそこはパワーオブラブ。
香辛料を集め、ナマズを釣り上げ、ついに料理の素材を並べてみました。
集めたはいいけど、どうしたものかなぁ…悩むキクちゃん。
ひとまずゲットしにくい食材は冷凍にして、代用品で試しにひとつこしらえてみよう!

キクちゃん、頑張り屋さんですね。
頑張れキクちゃん。

…今はそういう段階なのです。

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2013年10月14日(第一部) たまごとニワトリどっちが先

長財布用のフラップ
長財布用のフラップ

プレゼントクイズの答えのレザーが登場して来ました。
長財布のフラップも、もうじき完成です。

良く見ると「あれ?どうやって作ってんだろーね、これ?」
…って個所があります。
たまごとニワトリどっちが先みたいな。

縫い線は、コンチョの下に隠れてる。
だから縫ってからじゃないとコンチョは付けられない。

コンチョの後ろを留める金具はレザーとレザーの間に挟まってる。
だから、コンチョを取り付けてからじゃないと縫えない。

ここだけの話、ボタンの金具の真ん中に開いてる3ミリ位の穴にφ1mmの六角レンチを差し込むと、ぴったりの位置にコンチョを留める金具を回せるようになっているというわけです。

この写真を載せてる時点で、ここだけの話ってどこだけの話なんだろうねって感じもしますけどね。

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2013年10月13日(第二部) 生まれて初めて作った “型紙を作るための型紙”

手帳カバーのための型紙には見えませんね
手帳カバーのための型紙には見えませんね

まだ、12時です。
さてさて今日も第二部ですよ。

いよいよ出来ました。最後の型紙。
何が出来るかって?
そりゃーっ、手帳カバーですよ。

いやーっ、私もね、いきなりこれを見せられたら、いったい何なの全然分かりゃしませんです。
それだけ紆余曲折が合って、ここまで来たわけですよ。

そうそう、紆余曲折といえば、今回、生まれて初めて作ったものがあります。
それは“型紙を作るための型紙”です。
このパーツの曲線を描くため。

…この型紙が出来たことで、ついに試作品の製作に入れます。
いよいよ、私の頭の中にだけあったイメージを、ご依頼者にも見てもらえる。
皆さんにも見てもらえる。

まだ、12時です。
もう少し正確には、11:30くらいかな。夜の。

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2013年10月13日(第一部) 「急がなきゃ急がなきゃ」にはご注意

長財布と小銭入れと札入れのパーツ
長財布と小銭入れと札入れのパーツ

小銭入れと札入れのパーツが完成です。
長財布の制作の中で、しいて言えば、難しいとこですね。

たっぷりのマチ付き小銭入れ。
札入れは、見えている他に本体との間にもう一つ出来ます。
右手で軽く広げているのはカード入れ。
たくさん入るので、使うことは少ないけど持ち歩きたいカードをまとめて入れてほしいとこです。
さらに、小銭入れとの間にも、秘密のポケットとして使えるとこがあります。

時間無くなってきました。
今回のオーダーメイドでは、急がなくて良いと言っていただけているのですが…
急ぎたい理由があるんです。とある大切な期日に間に合わせたい。

一方で、作っている物の特徴を再び考えてみます。
ナチュラルカラーのヌメ革に、こげ茶の溶剤を使って仕上げています。
関係ない所に一滴飛びはねたら、修正できません…

いやー、ここで「急がなきゃ急がなきゃ」となってしまったら、何かのフラグは立ちますね。

なので休み休み。
こんなことをお話するのも、良い気分転換になってると思うのです。

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2013年10月12日(第二部) 細道を抜けるとそこは…

蝶番の手帳カバーの型紙、ほぼそろいました
蝶番の手帳カバーの型紙、ほぼそろいました

ほぼ、型紙が出来ました。
第二部です。

最後の難関の一枚を残して、型紙がそろいました。
手帳カバーのオーダーメイドのためのものです。

関所の細道といいますか、回廊といいますか、ボトルネックといいますか、砂時計の細いとこといいますか、とにもかくにも急に解決するもので。

なーんつって。
写真見ても、何がなんだか、どーやってこれが手帳カバーになるんだか、分からないですよね。
私もねー、なんだか細い道とおって来たんで、ちょいちょいっと説明できるほどあれなもので。

もう一つの壁を越えたら、解決編といいますか、謎解きのような試作品の製作に入りまよ。
ここだけの話。どこだけの話?

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2013年10月12日(第一部) 完成すると見えなくなる場所

“Tシャツ” の縫い糸だけ他と違います
“Tシャツ” の縫い糸だけ他と違います

たった一つだけ、他と違うところ。
下に写ってるレザーの縫い途中の糸です。

完成すると見えなくなる場所。
ポケットにカードを入れたときに、丁度よい位置で止まるようにする為の縫い糸です。

縫い糸にも装飾の役目がありますね。
シンプルな仕様だと、色違いの糸は使いません。
そんな中、とにかく、細く目立たずというこの部分だけ特別扱いです。
ちなみに、Tシャツみたいな形のカードポケット用の型紙は、そのまま“Tシャツ”って呼ばれます。

中身がどうなってるかなんて、使う分にはね、とくに知る必要は無いけれど、好きだなぁ。