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2015年3月4日 緊張の裁断

打刻と染色を施した革を裁断しています。
打刻と染色を施した革を裁断しています。

誰だって緊張するときがあると思う。
例えればトランプタワーの最上階を立てるようなとき。
一瞬で崩れ去る積み重ねがありますので…

ドキドキしながら裁断です。
そんなブレイブハートの持ち主じゃ無いですからね。
オーダーメイドのブックカバー作りの模様ですよ。
一面に打刻して染色したアイツの裁断。

でもってジャーンっ。
切れたのを撮りまして。なんのパーツに見えるでしょうね?
いや~っ、楽しかった。
いやいやいやいや、真面目にやっておりますよ。

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2015年3月3日 たまには真面目に革の染色のお話

茶のレザーに赤の染料を入れたところです。
茶のレザーに赤の染料を入れたところです。

赤っぽくなってるの、分かるでしょうか。
微妙ですけど、伝わるといいな。
珍しく真面目に語りましょうか。革の染色のお話です。

さて、オーダーメイドのブックカバー作りの模様ですよ。
夜の内に染めておきまして。だいぶん乾いて参りました。

普通なら色を入れてすぐ凸のとこの染料を拭き取ります。
でも、茶色に赤を入れるときだけは違いまして。
もうたっぷりと染料を盛りまして。いったん乾かします。

そして、凹のとこにもゆきわたる様にブラシを使うのですが…
この色の組み合わせでは、ブラシのタッチによって色が変わるのに気付いております。
ただゆきわたらせるだけだと、黒に近くなる感じ。

続いては、こっから凸のとこに残った染料を削り取ってゆきますよ。

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2015年3月2日 オーダーメイドのパーツのほぼ一覧です

オーダーメイドのブックカバーのパーツのほぼ一覧です。
オーダーメイドのブックカバーのパーツのほぼ一覧です。

肩がいてー腕がいてーと、ここんとこちょいちょい弱音を吐いてますけども…
制作ペースを控えめにして、ゆっくり風呂に浸かりまして。
ほらほら肩も上がりますよ。変なおじさんもキレっキレです。

そんなわけでね、今日も楽しく作っていきたいと思いま~す。
さて、ブックカバーのパーツのほぼ一覧です。裏地の黄色い豚革も並んでます。

ほぼと言いますのはアレなんですよ。
打刻したレザーの下ごしらえが、まだまだ残っておりまして。
十分乾いたようなので、染めて参りましょうね。

コーヒーでも淹れまして。
心をのんびりさせてから、エイッと一気にやるのがコツですかね?

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2015年3月1日 ゆっくりでいい、まっすぐ乾いて欲しい

打刻したレザーの乾燥を待つ間に、他のパーツの裁断を進めます。
打刻したレザーの乾燥を待つ間に、他のパーツの裁断を進めます。

まる一日、雨の那須塩原です。
ちょっと出掛けたんですけどもね、すっごく多い。水たまり。
舗装してあるのに、どうしてこんなに凸凹なんでしょ。

さて、オーダーメイドのブックカバー作りの様子です。
打刻したレザーが乾くのを待つ間に、他の裁断を進めましょうね。
蝶番になるとこの穴あけまで済みまして。

ところで、打刻したレザーの乾きが遅いです。
寒くて雨降りだからでしょうね。
それに、ウレタンで挟んで重りを載せてますからね。
そしたらまっすぐ乾くでしょ。
2ミリも厚みがあるので、変な癖がついたらアレでして。

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2015年2月28日 冒険の工程

バスケットスタンプというパターンを打刻したレザー。約20センチ四方です。
バスケットスタンプというパターンを打刻したレザー。約20センチ四方です。

早お風呂、それはみんなの憧れ。
いや~っ、さっぱりしました。生き返るわ~。

というのも、かなり肩コリがアレになりまして。
それもそのはず、今日の工程は打刻です。
Hな形の刻印を、ちょっとずつ重ねながら一面に打ったらこの通り。
基本的なバスケットスタンプというものですね~。ざっくり20センチ四方あります。

さて、革の加工に詳しい方が見たらビックリするかも。
さかなくんなら「ぎょっ」って言うかも。
枠も作って無いし伸び止めのシートも貼って無い。まるで基本無視の所業です。
このままだとバラバラになってもおかしくないです。

ですがコレはコレで良し。
私には珍しい冒険的な作品でして。
「行こうっ、おばさんっ、ラピュタはこの中だ」みたいな。

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2015年2月27日(第二部) 型紙が出来あがりまして

お客様のオリジナルデザイン用の型紙です。
お客様のオリジナルデザイン用の型紙です。

妙なことに気が付きまして。
腕がね、真横より上に上がらないんですよ。
いえいえっ、上がるんですよ。反対側の手を添えれば。ただ若干の痛みを伴いまして…
ヒヤっとしましたね。
「こんなんじゃ、イザってときに変なおじさんも踊れないじゃないか」つって。
そんなわけで、今日は早上がりにしたいと思いま~す。

さて、オーダーメイドのブックカバー作りの進み具合は…
型紙が出来あがってますよ~。
2枚の工作用紙を貼り合わせたものに、例の茶色い紙を貼りまして。
裁断したらジャーン。この通りです。
作り始める準備は整いましたね~。
いよいよ革の裁断に入っていきたいと思います。

そうそう。
イザとなれば変なおじさんは踊れると判断して事なきを得ています。
腕が真横までしか上がらなくても、ん~っ、大丈夫でしょうと。柔らかあたまでしょ。

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2015年2月26日(第二部) 試作から型紙へ

ポストイットを利用した型紙作りです。
ポストイットを利用した型紙作りです。

夜も更けて参りまして。
腕の筋肉がぴくぴくする程くたびれまして。
…そっから跳ねた一杯は、美味いよね。

さて、今宵もオーダーメイドのブックカバー作りの続きですよ。
ジャーンっ。
いきなりっ、ジャーンっ。
茶色の紙は、後ろが全面ポストイットになってま~したっ。

そんなわけでね。
ぺりっと剥がしまして。
型紙として耐えうる厚紙に張り替えますとね。
もうっ、あっという間に型紙が作れちゃったりしたりして。

ねっ。
とんちが効くおじさんでしょっ。