いや~っ、ここまで来ましたね。
オーダーメイドのブックカバー作りです。
さて、ここから先はいつもと違う手順に組み換えます。
流れとしてはこんな感じです。
- 通常:面出し→縫い穴開け→手縫い→ヤスリ掛け1→ヤスリ掛け2→磨き上げ(完成)
- 今回:面出し→ヤスリ掛け1→縫い穴開け→ヤスリ掛け2→磨き上げ→手縫い(完成)
狙いはレザーと糸の色の組合わせへの心遣いです。
気を付けたいのは、縫う前にほぼ仕上げるので、バラバラにならないように。
仕込みが終わって、完成を見据えての工程に入りまーす。
いや~っ、ここまで来ましたね。
オーダーメイドのブックカバー作りです。
さて、ここから先はいつもと違う手順に組み換えます。
流れとしてはこんな感じです。
狙いはレザーと糸の色の組合わせへの心遣いです。
気を付けたいのは、縫う前にほぼ仕上げるので、バラバラにならないように。
仕込みが終わって、完成を見据えての工程に入りまーす。
今宵もすっかり更けました。
日曜の夜はどんな気分でしょうかね。
私はと言えば…いろんなときがありましたね。
鬱々とするときも、仕事が待ち遠しいような時期もあったんですよ。
ところで、オーダーメイドの名刺入れは今日も小さな一歩です。
ポコポコ穴を開けた真ん中で折り畳んで接着です。
もともと左右の長さが違うので、帳尻を合わせるように貼れば、ご覧の通り。
蝶番のとこがクイッと持ち上がりまして。
ひょっとしたら、可愛いなんて言うかもしれませんね。
その辺りの感覚は、私には難しいとこですけども。
さて、ちょっくら大変でもね。
今年もう少し。がんばりどこかも知れませんなぁ。
このところ朝晩冷えますね。
栄養のあるものを食べて寝る。
塩梅の良く無いときは、やっぱりこれですな。
さて、コンテスト応募用の作品作り4日目は…
接着が終わってますねー。
横から見るとこんな感じ。
ナチュラルレザーがネイビーでサンドされてますよね。どうやら上手いこといってます。
蝶番の手前でクイッと曲がってるでしょう。
これはね、ナチュラルレザー側を2ミリ短くしてまして。
端からペターって接着してって、最後に帳尻を合わせれば…
あら不思議。おのずと曲がるというわけです。不思議でも無いか。
そうそう。
少々具合が良く無くても気合で乗り切るってのも、アリだと思います。
ただ、やっぱり少し違うように感じるんですよ。
指先の感覚も考え方もね。
まだ明るいのにお風呂を頂きまして。
疲れも秋の風に吹かれまして、どっかに行っちゃう感じです。
さて、コンテスト応募用の作品作り3日目は…
2色のレザーがつながっておりますねー。
接着したとこ、ほぼ段差が無いように見えるでしょうか。
のりしろは7ミリありまして。
両方のレザーを斜めに漉いて貼り合わせたってスンポーですぞ。
言わばレザーのクロスフェードです。
なんつって。
「クロスフェード」って言ってみたかっただけです。
ほらっ、ちょっとカッコいいかなって思いまして。
風呂上がりで気分が良くて、ちょっとちょづいた夕暮れです。
「いや~っ、厚みあるね~」つったら、たいがいは良いことですよね。
さて、モチーフを浮き上がらせたのと、ドーナツ状の枠と、土台の、3枚のレザーを接着しまして。
厚さは4ミリちょっとになりました。
厚みがあるっていうと、人のことを例えるにしても褒め言葉ですよね。
しっかりしてて頼れる感じですかね?
レザーもこのくらい厚みがあると、存在感があります。
実際に堅くてね、指先で小突けば、コツコツと木のような音がします。
もちろん、なんでもかんでも厚ければいいってわけじゃないですけども。縫う針も重くなりますし。
そう、今回はステッチにはひと工夫ありまして、型紙はその準備なのですが…
それはまた、別のお話。
さあ姿を現しました。
この形、何度作ってもワクワクします。
オーダー品の “蝶番のレザーブックカバー” ですねー。
大好きなイメージを形にしたら、認めてくれる方が現れて。
それから繰り返し作って…そりゃね、愛着もひとしおです。
ちょっとした奇跡かも知れないと思っているんですよ。
どこの馬の骨かが作った風変りなブックカバー。
世界に一つと言われても「よし買った!」とは、さてなりましょうか。
ノートカバーにしてるってお客さまもおりまして。文庫本サイズのノートが売ってるでしょう。それでね。
使い道はどうあれ、寄り添うようにお役にたてれば嬉しいです。
次は、外回りをヤスって面を出していきます。手縫いの準備です。
レザーの端をたたんで蝶番に。
オーダー品のブックカバー作りの様子です。
一か所だけ残して撮ったのは、作り方を想像しやすいようにと思いまして。
思えば、われながらスムーズに接着できるようになりまして。
これを最初に思いついて作った時は、接着しても接着してもあっちこっちから剥がれてきて大変だったんですよー。
昔のドリフのコントでありましたよね。
ケンちゃんが壁から噴き出す水を手で押さえたら、別のとこから噴き出す…っていうのを繰り返すやつ。
そんな感じ。
やっぱり、数稽古も大切ですよね。
その機会を与えていただけたお客様に感謝です。