まだまだ続くよっ。
オーダーメイドのシステム手帳作りで～す。
まだ見ぬＡ６サイズ…だんだん形になって来ましたね～。
もうず～っと気になって気になって仕方ない背表紙パーツ。
ココでも金具と合わせてみました。
…う～ん。
やっぱり金具が短く感じます。仕様ですけども。
でもでも、こうも思います。
このシステム手帳の構造って、丈が短い金具に向いてない？って。
背表紙の革の部分は、ちょっと複雑な４層構造です。
厚さ４ミリの合板みたいなもので、厚くて硬いんです。
なので折れ曲がり難い…向いてるかも？
そして、２枚目の写真では完成したばかりのＡ５サイズと並べてみました～。
こっそりちょっとずつ仕上げてました～。
こうしてみると半分の大きさって分かりやすいですよね。
Ａ５の半分がＡ６。Ａ６を半分にすればＡ７…というルールですね～。
ちなみに、土曜日の通常営業に向けて「O」「P」「E」「N」ガーランドの追加パーツも作り始めました～。
明日はバレンタインデーです。
わくわくどきどきしてたりしますかね～。
もしアレコレお悩みでしたら…
私なら言うと思います「勇気だよ」って。目を合わせずに。
…いえいえ無責任とかじゃないですよ。それも前進です。
さておき、オーダーメイドのＡ６システム手帳づくりの続きっで～す。
下ごしらえが進んでまいりまして。
背表紙の内側の革と金具を合わせられるとこまで来ました。
どうでしょね～…普通はほぼ同じ長さなんですが…
正直、個人的には違和感あります。
でもそれは、初めて見るんだから当たり前かも。
制作そのものは順調です。各パーツ下ごしらえが進みます。
毎度のことですが、背表紙は複雑な細工でしょう。
…ところで、３月１０日のアトリエマルシェに向けて作家仲間のお二人から写真を頂きました～。
あーぼぅさんも幻想図書館さんも、ほんとに個性的。
ホームページで大きな写真で見られま～す。ぜひご覧になって下さいませ。
https://your-sidedoor.com/event/20180310/
「人と同じは嫌い」って方、ちょっとした情報ですよ。
そして今日もＡ６サイズのシステム手帳作りです。
今日は穴あけ祭りですね～。
…でねっ、オーダーメイドのご依頼を頂いて、ちょっと調べてみました。
Ａ６のシステム手帳について。
したっくれ見つかりました。
「世界初」って書いてあったので、作ってるのは一社だけなのかな？
あとねっ、用紙をダウンロードできるページとかもありました。
用紙も自作したりするんですね～。Ａ４で印刷して、４つ切りして作るの。やっぱ売ってないから。
手間はかかります。
でもでも「人と同じは嫌い」って方には良さそうです。
かくいう私も興味津々。
オーダーメイドのご依頼を切っ掛けに、新たな世界が開けたかも知れませんよ～。
続きますよっ。
オーダーメイドの名刺入れ作りです。
革の蝶番が形になりました～。
なんだかレゴっぽい可愛さじゃないでしょうか？
凹の部分は一つひとつヤスリで削りだしてます。
角を落として丸みも出してるんですよ。
黄色の背表紙部分のパーツは、歯が互い違いになってますよね。
これは一番新しい作り方なんです。
実は何度も変更しております。
繰り返し作ってる中でしか思い浮かばないことってあるんですよね。
一方で、型に入れて成形したポケットはまだ乾燥中。
今まさに乾ききる段階だと思います。
たとえば、柔軟剤なしで洗濯した布って、乾くと硬くなりますよね。ギュッと縮んで。
型の中の革にも同じことが起きてます。
ぎゅ～～～っと縮もうとするんだけど、型が邪魔で縮めない。
それでも頑なにぎゅ～～～っとなるので、場所によってちょこっと薄くなる。
そんな段階です。今。
ちなみに３枚目の写真は「OPEN」ガーランドの次の段階のパーツ達です。
うまくできればいいんだけど…
どうもどうもこんばんはっ、To Be だよっ。
厳しい寒さが続きますがお元気でしょうか。
さて参りましょ～。
オーダーメイドの名刺入れ作りの続きで～す。
下ごしらえは行程が多彩ですのでね。
写真に番号を振ってみました。
まず①。
蝶番の肉抜きですね～。
穴の両側から切りまして、４つ小さい穴をつなげます。
もう手慣れたものですが…それが厄介。
「スターウォーズかっちょよかったよな～」なんてボサーっと思いながらだと、ザクっと切りすぎます。
そして最初からやり直し…
だもんで、意識して手元に集中しますよ。
続いて②はコバ（革の裁断面）仕上げ。
ヤスリを掛けて、樹脂入りのワックスで磨き上げます。
革の繊維の流れって複雑なとこもありまして。
ほらっ、人間だって体の変なとこに つむじ があったりするでしょ？
なかなか綺麗に仕上がらないことも。
そういうときは、ヤスリと磨きを繰り返すと綺麗になるんですね～。
実際、今回も茶色の革は２周してるんですよ。
最後の③はパーツの一覧です。
上の方に写ってる完成品は、先週作りかけだったものです。
最終的にこの形を目指してますよ～。
「先は長そうだな～」って感じるでしょうか？
でもそれ、天竺みたいなものなんです。
突然のように完成目前になりますよ～。
下積みだの冬の寒さだのは、長く感じるものなのかもね。
各パーツ一斉にスタートしましたっ。
オーダーメイドの名刺入れの下ごしらえです。
まずは自分の名刺のストックを入れておくポケットです。
革をびしゃびしゃに濡らして成形してます。
型にはめたまま乾かすので、時間かかりますよ～。
一方で、本体の３色の革は穴あけ祭り。
おびただしい数の穴でしょう。
昔は正確な位置に開けるのに苦手意識があったものです。
残る３枚のポケットは床（トコ：革の裏側）磨きです。
樹脂入りのワックスを染み込ませてガラス盤でツルツルにします。
実は、この床磨きはアトリエマルシェでの革細工の体験講座にも入れようと思ってるんです。
こないだ作家仲間と電話してましてね。
床磨きについて質問を受けたらしいんですよ。
革細工のスクールに通ってる知り合いから…
…で、思い出しました。
今では日々の下ごしらえで、当たり前のことになりすぎてました。
「どうしてムラになるんだろう…」
「磨いても毛羽立ちが残るときがあるなぁ…」
「ヘラの筋が残ってかっこ悪い…」
…なんて、悩んでは解決していた時期があったな～って。
そのあたりのノウハウを伝えれば、しっかり一コマできちゃいますよ。
体験講座については別の機会に詳しくお話しするとしまして。
この個性派の名刺入れをしっかり作って参りましょ～。
昨日の夜雪だった割には、もうすっかり溶けまして。
やっぱり少しずつ暖かくなってますね。
さて、今日は作ってる途中のシステム手帳をお見せしたいと思いま～す。
ちょっと久しぶり。作品に注目するの。
サイズはＡ５ですね～。
一般的なシステム手帳では一番大きいです。
蝶番の歯はやっぱり一つひとつ作ってます。
気が遠くなる行程に感じるかも知れませんが、気が遠くなります。
…ところで、明日は土曜日。
アトリエの通常オープン日で～すよっ。
そして明後日からは新たなオーダーメイド作品の制作が始まる予定で～す。
