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2015年8月6日(第三部) もし心からやりたいことがあるなら

ポケットのパーツ全パーツ、下ごしらえ完了です。
ポケットのパーツ全パーツ、下ごしらえ完了です。

今宵も更けて参りましたね。
こっちは嵐のような夕立でしたが、大丈夫でしたでしょうか。
ぼちぼち、クダでも巻いてゆきたいと思います。

さて、ペアの名刺入れ作りの続きです。
また今日もちょこっと進んでますよ。
全部のポケットの革の下ごしらえがすっかり済みまして。
床(トコ:裏側)やコバ(裁断面)の下ごしらえ。

ヌメと茶では、トコの色味が違うのが伝わるでしょうか。
でも、どちらも無色の樹脂で磨いてるんですよ。
革の中まで染める芯通し染めの特徴ですね~。

わけあって手順がいつもと違いますけども。
コツコツ着実に進んでますよね。

これ見てると、いつも思うんですよ。
やりたいことがあったら、ほんの少しでも進めたらいいんだって。
もちろん、押し付けダイエットとか英語の勉強とかじゃないですよ。
無理にやる気を出す必要の無いような、大切なことがあるなら。
To Be おじさんは応援します。

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2015年8月6日(第二部) 名刺入れ&お財布の修理ももう少しです

コバ(裁断面)にヤスリを掛けました。
コバ(裁断面)にヤスリを掛けました。

昼下がりに本気の夕立がありまして。
らいさまも夏の風物詩ですなぁ。
爽やかな夕焼けの那須です。

さて、ロゴ入り名刺入れ&お財布の修理の続きですよ~。

名刺入れはまもなく完成です。
本体のコバ(裁断面)に仕上げのヤスリ掛けをしております。
バイカラーだもんで、単色よりずっと気を使います。
色の薄い方から濃い方へ流れるようにヤスリます。
したっくれ境界線も綺麗に表れまして。
この後、磨いてくわけですけどもね、きっといい味出ますよこれ。

本体の縫い穴の位置に合わせて、取り付けるパーツに穴を開けます。
本体の縫い穴の位置に合わせて、取り付けるパーツに穴を開けます。

続いてお財布の修理の模様です。
取り付けるサポーターに縫い穴を開けてゆきます。
お財布の縫い穴にぴったり合わせます。
ピシャッと合うと、それは気持ちの良いものです。
こうなってくると修理というより改造って感じでしょうか。
こちらも完成までもう少しです。

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2015年8月6日 つながった3枚の羽

3枚の羽が革の蝶番でつながりました。
3枚の羽が革の蝶番でつながりました。

つながりました。
世の中ではね、ケータイの電波だのSNSだの、つながることが売りみたいなとこありますけども。
こちらでは3つの蝶番の名刺入れがつながりました。

いや~っ、やりゃぁ出来るもんだなーって。
無茶かもな~って何度も思いましたけども。
完成までにはもう少し掛かりますけどね、ひと山越えたってことで。

中央の羽には窓型ポケットを取り付けます。
中央の羽には窓型ポケットを取り付けます。

さて、真ん中の第3の羽には、窓型のポケットつけますよ。表裏に。
単に名刺入れとは呼べない雰囲気です。
まず要望ありきの物作り。オーダーメイドの醍醐味かも。

考えたら、無茶っぽいご依頼はありがたいですよね。
乗り越えれば腕が上がるってもので。

いやいや、まだ出来あがってませんので、気を抜かずに。
家に帰るまでがアレですから。

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2015年8月5日(第三部) なんとなくかっちょいいクリンっとした曲線

右手で名刺を取り出すのに合わせた曲線です。
右手で名刺を取り出すのに合わせた曲線です。

今宵も更けて参りましたね。
ぼちぼち水割りでも舐めて参りましょうか。

今日も一歩すすめてますよ。
ペアの名刺入れ。
一枚ずつ、床(トコ:裏面)とコバ(裁断面)の下ごしらえしました。
これは自分の名刺のストックを入れとくポケットになる革です。

独特な曲線で下ごしらえにも手間が掛かるとこ。
なんとなくかっちょいいからクリンっとしてるわけじゃないんですよ。
左手に名刺入れを持って、右手でつまみ出すときに最適な曲線です。

神は細部に宿る。
私の大好きな建築家さんの言葉です。

な~んて。
酒でも飲みながらじゃ無きゃ言えたもんじゃないですけども。
気後れしちゃって。

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2015年8月5日(第二部) 縫い糸を外し始めたよ、お財布の修理

名刺入れが縫い上がりました。白糸、好きだなぁ。
名刺入れが縫い上がりました。白糸、好きだなぁ。

今日も暑いですね~。
何度、この夏一番だって思ったことか。
たまには5時くらいからビールってのも良いだろうな~。

さて、ロゴ入り名刺入れ作り&お財布の修理の続きですよ~。

まずは、名刺入れが縫い上がってま~す。
個人的に白い糸は大好きでして。
黒革にもヌメ革にもしっくりしてるな~って。
ロゴの位置がちょっと低いかなって気もしますが、
このすぐ上で曲げ貼りが始まってますので、こんなところでしょうか。
ここからは仕上げに入りま~す。

お財布の縫い糸を外してゆきます。
お財布の縫い糸を外してゆきます。

続いてお財布の修理です。
昨日までは取り付けるパーツを作ってきましたけども、今日からはお財布そのものを扱ってゆきますよ。

まず縫い糸を外しまして。
うんうん、しっかり縫えてる。
同じ穴での縫い直しも大丈夫だね~、なんて感じながら。
そして、接着した両端を剥がします。
水性のノリなので、ちょっと水を染み込ませながらです。
表面の凸凹が大きいので、蒸しタオルを当てますと…

小銭入れの両端を開きます。
小銭入れの両端を開きます。

かなり平らになったと思います。
傷も、例えば靴ならクリームで艶を出せば履けるくらいでしょうか。
でもねっ、今回は先々を考えまして、ここにサポーターを取り付けて参りますよ~。

蒸しタオルで凸凹を直します。
蒸しタオルで凸凹を直します。
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2015年8月5日 3枚の羽が蝶番で動く熱い仕様

三重の蝶番を組む準備が出来ました。
三重の蝶番を組む準備が出来ました。

もうねっ、いやがうえにもテンションだだ上がりです。
メカっぽい感じ?

はいっ、こちらはトリプル蝶番の名刺入れ作りの続きです。
名刺を入れる羽根が3枚ありまして。
それぞれ蝶番で動くという熱い仕様。それでトリプルです。
サーティーワンでもトリプルは頼んだこと無いですが、やっぱ3重はボリュームが違いますね。

懸念しておりました背表紙にあたるパーツも、どうやら順調に縫い上がりまして。
こんなのどうやって作んだろー?って雰囲気にニマニマしております。
サーティーワンのトリプルもね、どうやったら落とさずに食べきれるんだろー?って思うし。

ところで、真ん中の羽根だけは縫ってませんし、丈も長めです。
蝶番を組んでみないと正確な長さは分からないと思ってまして。

初めての仕様ですからね。
手探りもいろいろありです。

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2015年8月4日(第三部) やっぱ、コツだよ

革を折り畳んで蝶番を作っています’(最上段)。
革を折り畳んで蝶番を作っています’(最上段)。

今宵も更けて参りましたね。
そろそろクダ巻いてもよい時間でしょうか。

撮りましたのは、ペアの名刺入れ作りの続きですよ。
一番上の列、折り畳んで蝶番をこさえております。

…ツルッとやってるようで、ちょっとコツが要りますよ。
折り畳むとこに、革の裏からほんの少し水を入れます。
表側に染みがでないくらい少しだけ。
したっけ革が素直になりまして。

そう言えば、我慢せずに痛み止めを飲むのもコツかもねって思いました。
痛いの我慢して動いてると、体の使い方が不自然になる。
あれ?輪島功一かな?って動きをしてますとね。
関係無いとこも、アチコチ痛くなってきまして。
薬を飲んで普通に動かしてると、治りが早い感じです。

やっぱ、意地も張りどころですな。