キーケース作りの仕上げです。
なめらかに丸~く、側面を削ってまいります。
ところで、こないだ facebook でこんな言葉を見ました。
「賢くなるより優しくなるのが、はるかに難しい」
どなたかのブログかシェアだったかなぁ?
なんだか偉い人の言葉だったと思います。
いろいろな工程がありましたが、このヤスリ掛けが一番手間がかかるかも。
このくらいまで削り出せば、磨き上げの準備OKです。
キーケース作りの仕上げです。
なめらかに丸~く、側面を削ってまいります。
ところで、こないだ facebook でこんな言葉を見ました。
「賢くなるより優しくなるのが、はるかに難しい」
どなたかのブログかシェアだったかなぁ?
なんだか偉い人の言葉だったと思います。
いろいろな工程がありましたが、このヤスリ掛けが一番手間がかかるかも。
このくらいまで削り出せば、磨き上げの準備OKです。
縫い上がりました。キーケース。
完成も近いです。
糸が太いでしょう。
したっけね、手縫いの味がしっかり出るんですよ。
ごまかしが効かなくなりますけども。
ところでね、忙しい人が上手いこと時間を見つけて勉強したりするときさ、「合間を縫って」なんて言うでしょう。
それでもってさ、今作ってるキーケースには上下に合間があるでしょう。
実は、この合間を縫わないことが、とっても大切なポイントなんですけど。
これいかに。
ひたすらにヤスリを掛けます。
まとわりつく削りカスを払って。望遠鏡を覗くように断面を見ながら…
さて、昨夜のうちにキーケースの表と裏のレザーを接着しておきました。
側面をヤスリ掛けして、面を出していきます。
どっすかね?
かろやかな曲線、出てるんじゃないかなって。
…いろんなことがあるけれど、こういうときが一番です。
心までかろやかになりまして。
そういうのって、誰にだってあるんでしょうね。何かしら。
さてさて、まだまだキーケース作りが続きます。
削って曲がりやすくした上で、さらに内側を磨いていきます。
実験的な試みです。
曲げるとこだけ接着しないっていうのは、よく使う手です。
素直で綺麗に曲がるという効果が期待できるんですねー。
さらに今回は、接着を手縫いするとこだけにしてみようと思ってます。
摩擦を減らす為に、内側も磨いて。
無駄になるかも知れないです。
それでもね、止むに止まれぬとこでして。
キーケースの外側のレザーを削っています。
かるーく押さえると、自然に真ん中が折りたたまれるくらいが良いんです。
削ったとこだけ、色が変わってるのも写ってますね。
革の表面に向かうほど繊維が細かくなるのが良く分かります。
ところで、本物かフェイクかの見分け方に、裏を見るっていう人もいます。
どんな品物でもね、くまなく探せば裏が必ず見つかるっていいまして。
そこに、レザーらしい繊維があるかどうかで見分けるってことですね。
例えば、今作ってるキーケースもレザーの裏と裏を貼り合わせて、両面とも吟面になります。
それでも、レザーの裏は見られます。
写真では、左端中央くらいにちっちゃなベルトみたいなパーツがありますよね。
これを浮かせて覗き込むと、裏を見ることが出来るというわけです。
他にも、鼻を近づければ、本物には必ず獣の臭いがあるっていうのもありますね。
…でもね、どちらの方法でも見分けられないフェイクもありまして。
結局、感覚を養うしかないんです。
しっくり…
開けた窓から風が入って、薄着で心地よい…
いやーっ、よい季節になりました。
さてと、キーリングを取り付けました。
リングを留めるちっちゃいパーツ、こちらもしっくりしてると思いませんか。
いやーっ、良きかな良きかな。
それに、なかなか洒落たリングでしょ。
この平べったいリングに出会ってからはねー、もっぱらコレです。
でき上がるまでは、モフモフにくるんどきましょうね。
それにしてもあれですよねー。
しっくりっていいなぁ。どっすかね。
下ごしらえしましたよ。
昨日つくってた小さなパーツです。キーケースのパーツ。
接着するとこを残して、裏面を磨きまして。
断面は一面ずつ磨いて…他のと接着してから磨く面だけ除いてね。
4つのパーツの横幅は12ミリです。
それぞれ、ちょうど3目で本体に縫えて、両側を二重にする目論見です。
ここが、惚れ惚れする仕上がりになるんですよ。
外周の他の糸は隠されまして、取り付けたとこの外側の縫い目も乱れない。
良く見ないと、工夫に気付きさえしないほど自然さが、ここのポイントでして。
本当の心遣いっていうのも、そういうものかも知れません。
まあ、私の場合はここで喋っちゃってるから…どうなんでしょうね。