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2014年4月6日 革の裏の話

レザーの裏を削った様子
レザーの裏を削った様子

キーケースの外側のレザーを削っています。
かるーく押さえると、自然に真ん中が折りたたまれるくらいが良いんです。
削ったとこだけ、色が変わってるのも写ってますね。
革の表面に向かうほど繊維が細かくなるのが良く分かります。

ところで、本物かフェイクかの見分け方に、裏を見るっていう人もいます。
どんな品物でもね、くまなく探せば裏が必ず見つかるっていいまして。
そこに、レザーらしい繊維があるかどうかで見分けるってことですね。

例えば、今作ってるキーケースもレザーの裏と裏を貼り合わせて、両面とも吟面になります。
それでも、レザーの裏は見られます。
写真では、左端中央くらいにちっちゃなベルトみたいなパーツがありますよね。
これを浮かせて覗き込むと、裏を見ることが出来るというわけです。

他にも、鼻を近づければ、本物には必ず獣の臭いがあるっていうのもありますね。
…でもね、どちらの方法でも見分けられないフェイクもありまして。
結局、感覚を養うしかないんです。

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