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2014年6月9日 最初から作るそのわけは…

乾燥中のレザー(オーダーメイドのブレスレット)
乾燥中のレザー(オーダーメイドのブレスレット)

…実はね、もう出来てるのがあります。
はじめから作り直さなくても。
なのに今回は、ぜーんぶ新しく打ってます。

どーしてそんなことするのかな?と言いますと…
1ミリ短く作っておりまして、横幅ね。

それで思います。
最初に決めたとき、ギリギリサイズにしたんだなーって。
たった1ミリでも、減らすのは厳しいなーって。
でもね、厳しいのと出来ないのは違いますからね。

今回のオーダーメイドでは、その1ミリが必要でして。
そしてまた、新しい姿のブレスレットが生まれますよ。楽しみだなぁ。

さて、裏を触ると、まだちょっと湿り気があります。
予報に反して、雨も気温も上がりまして、これはラッキー。

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2014年6月8日 ずっと雨がちらしいので

打刻したレザー(オーダーメイドのブレスレット)
打刻したレザー(オーダーメイドのブレスレット)

いつ見ても美味しそうです。
板チョコみたい。ビターとミルク味。
打刻したレザーです。

昨日、打刻に丁度いい水加減のお話をしましたでしょ。
それで、乾きが甘いときにはね、出来るだけ触りたくないんですよ。
そうですね…
びしょ濡れのダンボールを思い浮かべると、雰囲気が伝わるかも知れません。

なので、今日は大まかな裁断までです。
こうしておけば乾くのも早くなりますしね。

オーダーメイドの制作期限は充分に頂いてます。
でも、ずっと雨が続くとなると、工夫しないとねー。

それにしても、レザーだと分かってても食べたくなります。
そこは大丈夫。おやつチョコをちゃーんと用意していまして。

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2014年6月7日 外はもっちり、中はジューシー

レザーへの刻印(オーダーメイドのブレスレット)
レザーへの刻印(オーダーメイドのブレスレット)

さて、始まりました。
オーダーメイドのブレスレット作りです。

本当は週明けからスタート予定なんですが…
ちょっと気になることがありまして。

まずは打刻から。
ここは水の加減がアレなんですよ。

中にはたっぷり水が入ってるんだけど、表面は乾いてる。
指で触れるとモチっとした、ちょっと貼り付くような感じ。
強く押すと、ジワッと水が出て来るような…

なんだか料理みたいですな。
この水加減のレザーを叩くと、しっかり刻印できまして。

ところで、ちょっとフライング気味に作り始めたのは…
ほらっ、乾くまでの待ち時間が読みにくくなってまして。
空を見上げれば、朝からしとしと降ってます。

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2014年6月1日 タグキーホルダー作りは、私のパートを終えまして

オーダーメイドのタグキーホルダー
オーダーメイドのタグキーホルダー

「オレのリブに食らいついてみやがれ、このもやし野郎っ」(←北斗の拳風に読んでね)
みたいなことを言いそう、なーんて感じております。

こちらでの工程は全て終わりました。
オーダーメイドのタグキーホルダー。

また、昨日とはまるで雰囲気が変わったと感じませんか。
グルッと二重かがりが入りまして。
女性的なしなやかさが奇妙に混ざったような姿から、グロさのある姿に。

「グロい」って言うと、どちらかというと褒め言葉では無いですよね。
海外の方が分かりやすいのですが、強さや勇猛さをグロテスクさで表現することがありますね。
…とまあ、車のデザインに詳しい方から聞きまして。
なるほどねと。

ところで今回は、これで “完成” とは言いません。
私のパートが終わったということで。
それは何故か?
…私からは秘密なんですねー。

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2014年5月31日 別人のようになった夏休み明けみたいな

裁断面の仕上げ後(オーダーメイドのタグキーホルダー)
裁断面の仕上げ後(オーダーメイドのタグキーホルダー)

どうでしょね。
急に完成品っぽくなったと思いませんか?
あの子が別人のようになった夏休み明けみたいなものです。

オーダーメイドのタグキーホルダー作りの続きです。
レザーの裁断面を仕上げると雰囲気変わりますよねー。

ゴツくて、ニヒルで、斜に構えてて。
そういうものを丁寧に仕上げたら、さてどうなるものか。
そんな気持ちもありまして。

完成は近いですが、もうひと手間かけますよ。
急激な変化は、二手、用意がありまして。

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2014年5月30日 “ぷっくり” 加工の仕上げ

エンボス加工の仕上げ
エンボス加工の仕上げ

ぷっくりしました。
前回のテストより、くっきりはっきりぷっくりしました。

さて続いては…
レザーをみじん切りにしていきます。
どこのご家庭にもあるような端切れで良いと思います。
30分くらいかな?散らばらなくなってきたら大丈夫です。

続いて、みじん切りと石油系の接着剤を和えて、生地を作りますね。
もし石油系が無ければ、天然ゴム系でも大丈夫。染み込みにくいものなら他のものでも。

そして、ぷっくり膨らませた裏側に生地を詰めていきます。
ここは丁寧に、ヘラを使うと良いですね。
あとは、生地が落ち着くまで寝かせます。

詰め物をするのは、今回の仕様によるものです。
さてさて、ここまでは下ごしらえ。

「…充分に寝かせたものを、こちらにご用意しておりまーす」とはなりません。待ちまーす。

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2014年5月29日 本番の “ぷっくり” 加工

本番のエンボス加工(裏側)
本番のエンボス加工(裏側)

むしむしする。ここ “避暑地” 那須なのにむしむし。
エアコンの除湿を掛けたいと思う。でも思うだけです。
顔を洗って煽いだら、かなりすっきり。

さて、今回はレザーをぷっくりさせる加工の本番です。

裏側から、型をレザーに写します。
水をたっぷり含ませて、図が細かいので押し込む道具も細くして。
こうなると、粘土をこねこねするのに、どこか似ています。

今回はテストと違うので、ゆっくり乾くのを待ちます。
その間に詰め物を準備しましょう。

…ところで、むしむしするって言葉が、余計、良い感じがしないのかな。
例えば、ねこねこするならどうだろう。
「あー、今日もねこねこすんねー」って。