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2015年1月8日(第三部) 無敵の面子

レザーコースターの型作り
レザーコースターの型作り

夜も更けて参りました。
日付が変わるまで一時間もありませんで。
そしたら今宵もっ、くだ巻いて参りましょうかねっ。

さて、新たに作り始めましたのは、オーダーメイドのレザーコースターです。
レザーって、刻印を木槌で打ち込めば、いろんな文字が刻めるでしょう。
ところが今回は文字じゃありませんで。
凹ませたいとこがかなり大きい…

そんなわけで紙のカードを3枚作りました。
カードと言ってもアレですよ。
接着剤に浸した紙を2.4ミリ越えの厚さで固めた、無敵のメンコみたいなものです。
こいつらの力を借りて、今回の型をこさえたいと思います。

つってももう、時間が遅いもんで。
やれやれっつって。ちょこっと呑んで…
ありがとうの言葉が浮かびます。

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2015年1月8日(第二部) 感じ方は様々でして

方眼用紙に手帳カバーの型紙を記してゆきます
方眼用紙に手帳カバーの型紙を記してゆきます

粉雪が舞いまして。いえいえ、月夜の晩ですよ。
那須でも盆地なのですが、山から風にのってきましてね。

さて、オーダーメイドの手帳カバーは、型紙作りに入ってますよー。
B4の方眼用紙で足りなくて、少し足してます。

手帳カバーって言葉には、よほど似合わぬ雰囲気だと思いませんかね。
「ただ大きくすればイイんでしょ」ってわけにいきません。
ほらっ、見ずらいですけでも、今回も蝶番がふんだんに入ります。
これは手強いですぞ。もう手応えを感じてます。
そして、きっと楽しいよコレ作るの。

あっ、前にですね。
“→Pia-no-jaC←” って音楽家を教えてくれた友達がいまして。
「雪月花」って曲がお気に入りなんですよね~。オススメですよ。
ちょろっとね、YouTube のリンク置いてみます。
( https://www.youtube.com/watch?v=fwSCpkBlKJw )

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2015年1月8日 札と小銭入れブロックの完成近し

菱目抜きで縫い穴を貫通させる様子
菱目抜きで縫い穴を貫通させる様子

なんだろう。
背中の上の方がグリっと鳴りまして。ぎっくり腰のような痛み…
いや~っ、やっぱ歳くってくるとアレですな~。

さて、気を取り直しまして、オーダーメイドの長財布作りの模様です。
小銭入れの前胴を縫い進んでいます。
ここもねっ、千枚通しがより危なくなったような道具でもって縫い穴を開けます。
開けては縫い開けては縫い。

間もなく札入れや小銭入れのブロックが完成しますよ~。
ここは慎重に、手元はグリッとならないように。

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2015年1月7日(第二部) 2015年初のくだまき

厚紙とダンボールによる手帳の模型
厚紙とダンボールによる手帳の模型

夜も更けて参りました。
今宵はねっ、2015年初のくだをまく夜にしようかなと思いまして。
ウィスキーの水割りなんかも用意しまして。

どっすかね?新年。
やっぱり目標とか立てたり立てなかったりしてますかね。

こちらはね、夜中に厚紙とダンボールで手帳の模型を作りまして。
新たに頂いたオーダーメイドのノートカバーのためなんです。
21.8センチ×15.8センチ。でかいでしょ。

ノートカバーって、たいがい単純な作りでしょ。
でもこれは尋常じゃ無いですよ。そう言いきって、きっと自惚れじゃ無いと思う。

そうそう、ちなみにですがね。
私は目標を立てないことにしてまして。
ただ進む方向だけしっかり分かってれば、上出来かな~、なんつって。

いや~っ、しかし今日はもう、くたくたおじさんです。
それでは、もうちょっとだけ呑みまして。

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2015年1月7日 「ありがとう」

小銭入れの前胴のパーツ達
小銭入れの前胴のパーツ達

突然ですが、私もまだまだ人間がなっちゃいないので。
ほとんど同じ出来事でも、イラっと来るときもあれば、素直に感謝が湧くこともあり。

さてさて、長財布作りの模様は~…
次の工程に使うパーツのひとそろいです。小銭入れの前胴になりますよ。

初めてひらがなを刻みました。
実は、深く刻み込むためにレザーに水をたっぷり入れるので、2日前に仕込んでおいたんですねー。

ほぼほぼ乾きまして、貼ったり縫ったりしても大丈夫です。
裏を磨いたり接着の準備をしたりと、下ごしらえが済んでま~す。

ところでさ。
いつでも心を込めてこの言葉を言えるなら、なんつーか、もはや存在そのものが社会貢献だと思うんですよね。きっと。

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2015年1月6日 谷の中を縫い進む

札入れと小銭入れの縫い合わせの様子
札入れと小銭入れの縫い合わせの様子

見るからに苦しそうな手縫いだと思いませんかね。
溝の深さは5ミリ、その深さ3ミリの線を縫っています。
さて、オーダーメイドの長財布作りは、前半の山場だと思います。

かなりの厚みになって固くなった革の束を折り曲げて、縫い穴を貫通させまして。
一針ずつすくう様に進んでいます。

一度にたくさん進もうとすると、接着が剥がれますので。
縫って強度を得たとこを橋頭保に次の縫い穴を開けて、そしてまた縫うというスンポーです。

崖道をゆくときにさ、常に手足の一つだけを動かすようにするっていうでしょう。
そんな感じですかねぇ。

しかしアレですよね。
山場っては言うけど、谷場っては言わないですよね。なんでだろ。

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2015年1月5日 私にとっての妖怪ウォッチ?

小銭入れのマチをめくっている様子
小銭入れのマチをめくっている様子

正月もあけたー…ということで、真面目にお話しようかと思っております。久しぶりに。
さあ、オーダーメイドの長財布作りを進めますよー。
小銭入れの一部が出来てまーす。

これから、マチを浮かせながら小銭入れ側だけに縫い穴を開けますよ。
人差し指でめくり上げてるとこがマチです。
それから下側の札入れのを接着しまして。
縫い穴を一つずつ札入れ側のマチにも貫通させて参ります。
そうです。札入れにマチを付けたときと同じ方法です。

われながら、すっごく手間のかかる話ですねー。
いやねっ、これから先も学び続ける中で、もっと手際のよい作り方を知るのかも。
ただ、今の私が知る限り、このマチを縫い合わせられる唯一の方法です。

学ぶなんていったら偉そうですね。
アレですよ。
今ってさ、子供たちは妖怪ウォッチっていうのに夢中なんですよね。良く知らないんですけども。
きっと私にとっては妖怪ウォッチみたいなものなのかも。