カテゴリー
ブログ

2015年1月24日(第三部) 刻印を見ながら浮かぶ記憶

飾りレザーの刻印
飾りレザーの刻印

今宵も更けて参りました。
また、くだでも巻いてまいります。

飾りレザーたち、なかなか雰囲気あるでしょ。
最近、他の作品で打刻の失敗を繰り返しまして。
刻印を見ているとふと浮かんできます。

今だからやり直すことにしたのかな?なんて。
昔だったらそうしなかったかも知れません。
そして、あの作品を作り直せたら…なんてのも浮かんで来たりして。

さて、並んでるのは、オーダーメイドのブックカバーのパーツです。
打刻するために含ませた水が乾くまで、日陰で2~3日、眠りに付きます。

カテゴリー
ブログ

2015年1月24日(第二部) 本格的に始まった感じ?

小口のペンホルダーの作成
小口のペンホルダーの作成

夕陽に浮かぶ奇妙なパーツたち…
さて、こちらはオーダーメイドの手帳カバー会場の模様です。
本格的に始まった感じしますねー。

ベルトループが縫い付けられまして。
これだけでも本作の雰囲気が感じられそうな気がしますねー。
どうでしょ。

ちなみに、並んでる型紙と違いますね。これはこれで良いんです。
小口のペンホルダーは背表紙と型紙を共有しておりまーす。

カテゴリー
ブログ

2015年1月24日 ずっと続くような気がしてたこと

長財布のかぶせと前胴
長財布のかぶせと前胴

ずっと続くような気がすることってありませんか。
言い換えますと、終わりがあることを忘れているような…

さて、こちらはオーダーメイドの長財布作りの模様です。
たくさんのパーツに分かれていた長財布も、ご覧の2つに集まりました。
左手に持ってるかぶせ、右手が前胴です。
かぶせには、もう縫い穴も開けてあるんですよ。

ここから先は、制作も終盤だなーって思ったんです。
2つのパーツを手にしまして。
難所が続きますよ。まず、2つの合体からして。

カテゴリー
ブログ

2015年1月23日(第三部) 大切なのは、塩梅?

レザーの裏を磨いてカービングシートの粘着力を調整します
レザーの裏を磨いてカービングシートの粘着力を調整します

今宵も更けて参りました。
なにするにしても寒くて大変だと思いますけども、健康第一でね。

さて、オーダーメイドのブックカバー作りは、ちょっと風変りな場面です。
打刻するレザーの裏を磨いてますよ。樹脂を入れまして。

これねー。
いつも可笑しなことしてるなーって思うんですよね。

打刻すると革が伸びたり縮んだりするんですけども。
それを抑える粘着シートがありましてね。
その粘着力が強すぎるから、剥がすときにビロビロになっちゃうんです。
だもんで、革の裏を磨いて貼り付きにくくしてまして。

可笑しいと思いながらも、それとなく知ってますとも。
やっぱり、大切なのは塩梅なんじゃないですかね。

カテゴリー
ブログ

2015年1月23日(第二部) ちんまりしててもいっちょまえ

ベルトループやペンホルダーのパーツを成形しています
ベルトループやペンホルダーのパーツを成形しています

ちんまりしてます。
幅1センチのパーツを小さいヤスリでチマチマやすりまして。
水を含ませたら紙製の小さい型にはめ込みまして。
したっけさ、ベルトループになりまして。

ヘラや定規だけで形にしても良いんですけど。
ベルトループは3か所作るので、型があるとすこぶる便利です。

ちなみに、クルッとしたペンホルダーはたった一つ。
だもんでフリーハンドで丸めております。

オーダーメイドの手帳カバー作りの小さいパーツのお話でした。

カテゴリー
ブログ

2015年1月23日 前進、再開

長財布のかぶせの外側(左)と内側(右)
長財布のかぶせの外側(左)と内側(右)

何日ぶりだか、那須はポカポカお日様が出ております。
ありがたいですなぁ。

…さて、時間が止まってしまったような。
そんな印象もある長財布作り。

打刻のやり直しで前に進めなかったんですけども。
これを見ていると、やっぱりね、やり直して良かったと思うんです。

撮りました2枚の裏を貼り合わせれば、かぶせが出来あがりますよ。
飾りポケットの外側と、カードポケットが並ぶ内側です。

再び動き出しました。

カテゴリー
ブログ

2015年1月22日(第三部) 長い下積みの始まり

裏地の豚革と表の牛革
裏地の豚革と表の牛革

今宵も更けて参りました。
ホッとため息つきまして、今日はここまで。

さて、オーダーメイドのブックカバー作りの様子はコチラ。
裏地の豚革の裁断も蝶番のとこの肉抜きも済みまして。
これで、裁断は完了でーす。

これから、長めの下ごしらえに入りますよ。
特徴って言えるでしょうかね?
いろんな下ごしらえがあって、動き始めるまでにとっても時間が掛かります。
一歩ずつ積み上げてるのを実感し難い作品かも知れません。
そういうときも、ありますよね。