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2020年7月21日 革のぷち編上げブーツの作り方(3日目)

はいどーもどーも To Be です。
引き続き「革のぷち編上げブーツ手作りキット」の作り方を紹介しま~す。

今日は本格的な手縫いです。
変わった形のパーツ達が立体的な靴の形に変わってゆくのをお楽しみいただけますように。

なお、ツイキャスのライブ配信でもお話ししてますので、よろしければそちらもご覧頂けると嬉しいです。
(現在、配信のアーカイブを #250 手縫いの説明・ぷち編上げブーツヽ(^o^)丿 からご覧いただけます。)

さて、ここからお話しするのは右足用です。
左足を縫うときは左右を逆にして進めて下さい。

まずアッパーAとアッパーBの革を水に浸します。
完全に水を染み込ませて下さい。水が染み込むと革の色が変わりますので分かりやすいです。

アッパーAとアッパーBを水に浸します
アッパーAとアッパーBを水に浸します

十分染み込んだらティッシュやタオルで余分な水分をしっかり吸い取ります。

ここでワンポイント。
作り方の説明書には載せきれませんでしたが、針先で縫い穴を刺しておくと穴が目立って縫いやすくなります。

縫い穴を針で刺しておくと縫いやすくなります
縫い穴を針で刺しておくと縫いやすくなります

さらに説明書に載せきれなかったポイントをもう一つ。
アッパーAとアッパーBを縫い始める始点の位置の写真です。
ミニチュアの靴を作るのがはじめての場合、構造を想像するのが難しいので、参考にして頂けると思います。

アッパーAとアッパーBの手縫いの始点
アッパーAとアッパーBの手縫いの始点

さあ、手縫いをはじめましょう。
糸を30センチに切り、両端に針をつけます。
始点に針を通したら、上糸と下糸が同じ長さになるように、2枚の革を糸の真ん中に移動します。

いよいよ手縫いの始まりです
いよいよ手縫いの始まりです

ここでご注意。
縫ってゆくのはアッパーAの内側の縫い穴です。外周ではないのでご注意くださいませ。

まず、革の裏側から下糸を一目縫います。
上糸を縫うときに糸の真ん中を針で刺してしまわぬように、その糸を右上にかわしておきます。

糸そのものを針で刺さないことがポイントです
糸そのものを針で刺さないことがポイントです

続いて表側から上糸を一目縫います。
上糸と下糸を軽く引っ張ったら一目縫い終わりです。
革細工の本などには「縫い締める」という言葉が使われますが、革が歪んでしまうので力を入れ過ぎないようにしましょう。

裏と表から縫って、一目縫い終わりです
裏と表から縫って、一目縫い終わりです

端まで縫い進んだら、上糸を一目縫い戻します。端だけが2重に縫われている状態になりますね。
革の裏側で糸を結び、目立たないよう短く切りましょう。

端を2重に縫ったらここの手縫いは完了です
端を2重に縫ったらここの手縫いは完了です

…ここで、悩みになやんだ末に作り方の説明書に載せられなかった写真です。
それぞれのパーツを内側に折り曲げるとあら不思議。あっという間に靴の形になりま~す。
糸を60センチに切って両端に針を取り付け、続きを縫ってゆきましょう。アッパーAの反対側の甲の端が始点です。

あっという間に靴の形になりました
あっという間に靴の形になりました

先ほどと同じように糸の真ん中に革を移動します。
アッパーAの端とアッパーBの端を2重に縫ってスタートです。表から一周クルッと縫ってから、表から一目、裏から一目縫うと写真のようになって参ります。

靴底に向かって縫い進めてゆきます
靴底に向かって縫い進めてゆきます

角まで縫ったら中敷きを加えます。
中敷きの型紙を見ると、針を通す穴に丸印がついていますので、よくご確認ください。ここからは靴の先を縫ってゆきますよ。

中敷きの始点は型紙で丸印がついている縫い穴です
中敷きの始点は型紙で丸印がついている縫い穴です

中敷きとアッパーを時計回りに縫ってゆきます。
ひとまず、反対側の3枚の革が交わるところまで頑張って縫ってゆきます。

縫い方は変わりません。裏から一目、表から一目を繰り返してゆきます
縫い方は変わりません。裏から一目、表から一目を繰り返してゆきます

ここでいったん甲を成形します。
ぷっくり膨らんだ可愛い甲は、ミニチュアの革靴の大きな魅力ですね。
踵側の隙間から筆の柄のような先端が丸い棒を差し込み、グリグリ成形しましょう。濡れたタンニンなめし革が伸びやすい特徴を利用しています。

基本的な甲の成型方法です
基本的な甲の成型方法です

…ここで裏技をご紹介。
歯ブラシの柄を差し込んで成形する方法です。
日用品で役立ちそうなものは、どんどん革細工に利用してみましょう。楽しいですよ~。

歯ブラシの柄を使ってぷっくり成形しています
歯ブラシの柄を使ってぷっくり成形しています

続けて踵側を縫えば、手縫いの工程は完了です。
靴の裏で糸を結び、短く切りましょう。

革が濡れている間に全体を成形します。
縫っている間に生じた歪みもここで整えてゆきましょう。
小さめのS字フックや六角レンチを使って内側からも成形しましょう。

形を整えて革を乾かします
形を整えて革を乾かします

3日目、お疲れさまでした~。
もし、はじめての革細工だったとしたら、かなりお疲れではないでしょうか。

でもでも、すっかり靴の形になってワクワクしませんでしたか?
明日は仕上げをお話ししてゆきますよ~っ。

【革のぷち編上げブーツ手作りキットの作り方は4日連続でお話ししております】

革のぷち編上げブーツのキットは 「革のぷち編上げブーツ手作りキット(栃木レザー)」 で販売中です。
面白いのでぜひ挑戦してみてくださいねっ。

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