…3年前の今日、あるイベントに出店していました。
集まるのは女性ばかりで、生まれつき小心者の私は緊張しちゃって…
そのとき、こんな言葉を掛けられたんです。
「ホホバオイルが主成分だっていう革のクリームを使ってるんですけど、ホホバオイルっぽい感じしないんですよ~」
少しトンチンカンに感じた私は答えました。
「使った結果が良ければいいんじゃないですか?」
今は思います。
その女性は美容用のオイルや化粧品の使い心地と比べたのかも知れません。
自分の肌で、顔で、日々感じている使用感。
まさに皮膚感覚で何かを見抜いていた?
…だとしたら、トンチンカンなのはどっちだったのか…
どうもどうもこんばんはっ。
今宵も貴方の ToBe が晩酌してますよ~っと。
さて、オリジナル革クリームのレシピ発表っで~す。
【オリジナル革用クリーム:約60ml】
・精製水:30ml
・バージンホホバオイル(主成分):25ml
・200倍濃縮アロエベラ(保湿):0.6g
・オリーブワックス(乳化剤):3g
・ローズマリーエクストラクト(香料・抗酸化剤):0.05ml
・メチルパラベン(防腐剤):0.5g
猛勉強の末ね。
バカが秋の集中猛勉強の末、以上のレシピをひねり出しました。
まずはホホバオイル。
革に油分を与える主成分です。
浸透力に優れて、抗酸化力も強いってことで主役に抜擢です。
続いてアロエベラ。
保湿に優れるとのこと。
なにより、私が愛する革クリーム「コロニル・アニリン」でも採用されている成分です。
乳化剤はオリーブワックス。
これは本当に暗中模索です。
でも、多少なりとも肌に優しいということで選びました。
ローズマリーエクストラクト。
オイルの酸化を防ぎます。酸化に強いというホホバオイルにさらに酸化防止。
古い油の臭いは、好きなんて人いないよね。
最後に防腐剤、メチルパラベンです。
…ここが一番悩ましかったです。
常温で使う度に雑菌にさらされながら、何年も腐らない。
それを実現するには必要と判断しました。
でも、化粧品の基準である1%以下に抑えてゆきます。
以上、オリジナル革クリームのレシピです。
…例えるなら、ラーメン食べ歩き大好きの小池さんがいたとして。
他所の人が作ったラーメンを好き放題っ、良いだの悪いだの言っててね。
ついに、自分が作る側に回った心境です。
化粧品やアロマオイルなどに詳しい方、好き放題言っていただいて結構です。
それを力に変えてゆきたいと思っております。
当面のポイントは、うまくクリーム状にできるかどうかです。
でもワクワクするな~っ。
そうそう。
あと一種類だけ材料がそろわないんです。
昨日には発送してもらえてて、翌日配達の圏内なんですけども…
明日の那須は雪の予報。
フラグだね~。
少年マンガなら確実になんらかの事故に巻き込まれるとこです。
早く作ってみた~い。
トンチンカンな会話の答えが、出るのかも知れず。