
裁断、完了。パート、ツー。
オーダーメイドの三つ折り財布に使うレザーがそろいました。
団長やミチコが入る予定のお財布ですよー。
ところで、今夜はね、ちょっと毒づきます。
なので、そういうの嫌いな方はここで。また明日ということで…
何カ月か前にね、すっげー腕の太いおじさんがレザーを切ってる写真と一緒に、こんなキャッチコピーを見まして。
「職人の力強い腕が、分厚い革の裁断に活かされてます」みたいな。
これを読んだ瞬間にですね。
「あっ、これっ、職人さんの意見が入って無い」って感じまして。
広告とかキャッチコピーの人だけで考えたんだろうなーって。
なんでそう思ったかと言いますと、まず、細腕の女性作家さんとかがね、どんどんすごい作品を作ってる世界なわけです。
それで、そういう女性が筋トレ三昧かっていうと、そういうわけじゃないんです。
そもそもですね…
- 片手でレザーをつまみ上げます。
- もう一方の手で革包丁あてて、下ろします。
- 切れてます。
…というのが、刃物の研ぎの目安なわけです。
職人さんの意見は…押し切られちゃったのかな。レザーを切るのはうまいのに。