カテゴリー
ブログ

2014年2月2日 お客様の声(オーダーメイドのA4ノートカバー)

お客様からいただいた写真1(オーダーメイドのA4ノートカバー)
お客様からいただいた写真1

お客様の声が届いておりますので、ご紹介させてください。

つい先日完成した、オーダーメイドのA4ノートカバーをご注文のお客様です。
ヨコ型のノートとタテ型のレポート用紙を一つのノートカバーに挟むという仕様は、初めて体験するものでした。

制作をお任せいただけたことを、誇りに思います。
本当にありがとうございました。

また明日からは、ただ今制作中の作品の進み具合をお話していきます。お楽しみに。

*お客様の許可を得て掲載しています。

お客様の声(オーダーメイドのA4ノートカバー)

お客様からいただいた写真2(オーダーメイドのA4ノートカバー)
お客様からいただいた写真2

こんばんわ。

一昨日の晩に届いていたようなのですが、
昨日遅くに出張から帰ってきまして・・・。

まるでクリスマスプレゼントみたいでしたね。
開けてしまうのを本当にためらいました。

今朝、久しぶりの事務所出勤に
梱包解かずに持ち込み、写真撮りながらカッターで丁寧にはがし
ようやくご対面♪

お客様からいただいた写真3(オーダーメイドのA4ノートカバー)
お客様からいただいた写真3

ちょうど出勤してきた上司に、羨ましがられましたね。
軽く自慢しておきました。

先にfacebook載せて、URLを添付しようと思ったのですが、
めったに使わないので、取り急ぎ画像添付にしてしまい
失礼致しました。

お客様からいただいた写真4(オーダーメイドのA4ノートカバー)
お客様からいただいた写真4

本題。

いやいや降参です。
まずは持ってみて、思ってたイメージよりもデカっ!!
確かにこれ、外観のオーラだけでなく、存在感ありますね~
早速、スケジュール手帳を挿しこみ、方眼紙も挿しこみ
name入りで頼んだ3色フリクション(これ楽天で買えます)を箱から出し。。

サイズやら栞、ペン挿しの位置、そして下部ブロック・・・完璧!!

お客様からいただいた写真5(オーダーメイドのA4ノートカバー)
お客様からいただいた写真5

今日の午前中は、スケジュール書き込みまくりましたね。
過ぎ去った1月分まで書いちゃいました。

今も席上で光り輝いています。

まずは発送から本日まで少したってしまいましたが、
大満足のノートカバーを有難うございました。

また、何か同僚やらお客さんからコメントあったら
勝手に報告させて下さいね!!

ついさっき、ロシアの出張行ける?って。
イギリスより先に初ロシアっぽいです。
コサックダンス覚えていかなきゃ。

*オーダーメイド品につきましては、次のリンクもご参照ください。

カテゴリー
ブログ

2014年1月27日 完成したオーダーメイドのA4ノートカバーのご紹介です

オーダーメイドのA4ノートカバー
オーダーメイドのA4ノートカバー

本日は、オーダーメイドのA4ノートカバーが完成しましたので、お知らせさせて下さい。

「希望の仕様のノートカバーが、どこにも見つからない」
…ということでオーダーいただいたノートカバー。

左側にヨコ型のノート。
右側にタテ型のレポート用紙を収納するという個性派です。

段差を無くすことで書きやすくするため、左右どちらも表紙をすっぽり包み込むサイズのポケットになりました。
レポート用紙の一番下の厚紙を上から差し込むしくみは、はじめて作ったものです。

さらに、テーブルの上で書くだけとは限らないそうで、そうなると、レポート用紙もA4サイズになると、上部のノリがバサッと剥がれて紙が落ちてしまうことがあるとのこと。
それを防ぐためのストッパーは、高さ6ミリ×幅6ミリのレザーのブロックでこしらえました。

上下からペンを差し込んで、二本のペンの先端が真ん中のペンホルダーでカバーされる仕様も、お客様自信のアイデアです。

個性的な姿に、必要な機能がいっぱい詰まったノートカバーとなりました。
作り手としても、一つひとつを形にしながら、貴重な体験が出来たと思います。
本当にありがとうございました。

*写真はクリックで拡大できます。

表紙(オーダーメイドのA4ノートカバー)
表紙
外側・全景(オーダーメイドのA4ノートカバー)
外側・全景
内側・全景(オーダーメイドのA4ノートカバー)
内側・全景
ベルトループ(オーダーメイドのA4ノートカバー)
ベルトループ
ベルト(オーダーメイドのA4ノートカバー)
ベルト
四隅の飾りポケット(オーダーメイドのA4ノートカバー)
四隅の飾りポケット
中央部が空洞の構造(オーダーメイドのA4ノートカバー)
中央部が空洞の構造
ブックマーク(オーダーメイドのA4ノートカバー)
ブックマーク
三連のペンホルダー(オーダーメイドのA4ノートカバー)
三連のペンホルダー
レポート用紙のストッパー(オーダーメイドのA4ノートカバー)
レポート用紙のストッパー

レポート用紙の差し込み口(オーダーメイドのA4ノートカバー)
レポート用紙の差し込み口


カテゴリー
ブログ

2014年1月26日 (第二部) ここだけの話…ラッキーだったと思います

裁断面の仕上げ(オーダーメイドのA4ノートカバー)
裁断面の仕上げ

裁断面の幅が、9.4ミリ(笑)
転がってるノギスでの実測です。

えーっと、なんで(笑)を付けたかと申しますと。
それ程、普通じゃないってことです。
仕上げの面を出す為のヤスリ掛けでも、あまりにも普通じゃ無くて笑いました。だから、(笑)。

これは、本体とレポート用紙の重さを支えるためのストッパーを合わせた厚みです。
オーダーメイドのA4ノートカバーの仕上げの一幕。
これについては、われながらよくもあんな妄想を形にしたなーって。

ここだけの話…ラッキーだったと思います。

最初は、床革(とこがわ)っていう、表面を取っちゃった余りの部分で厚みを稼ごうかなって思ってたんです。ちょうど、一枚で4ミリ位ある床革のストックもあるし。
でもね、今思うと、もし床革で作ってたら、こんなにしっかりした形にならなかったです。
繊維がゆるいので、強度を出すためにキリキリ縫い締めたときに、グズグズって壊れちゃったと思うんです。
濡れたダンボールみたいに…

縫い締めてるときに思いました。
吟面のかたまりだからこそ、過酷な加工に耐えきったんだろうなーって。

カテゴリー
ブログ

2014年1月25日 うわーっ。××!

縫い上がりました(オーダーメイドのA4ノートカバー)
縫い上がりました(オーダーメイドのA4ノートカバー)

まだですよー。
まだ、完成してません。
縫い上がったところで、これから仕上げに入ります。

…しかし、貫禄というか風格というか…
たとえばね「あっ、この店ちっと洒落てんね。入ってみよーか」なんつって、なにげなく不用意に入ったレストランで、メニューがこれで出てきたらビビると思う。

「うわーっ。××!」ってなりますよ。声に出せない心の声で叫びますよ、きっと。
(ちなみに、チョメチョメは人によって違うと思う。)

ところで、縫い上がるの早かったねーって思いませんでしたかねー。
そういうものなんです。
手縫いに掛かる時間も人生も、見た目だけじゃ計れないんです。

ストッパーのとこ縫ってるときは「全然すすまないねー」って感じでしたが、そりゃあそう。
普通のとこの10倍は時間が掛かりました。

なかなか前に進んでる実感が無くても、大丈夫ってことですね。
いやー、今日は妙な話になったもので。

カテゴリー
ブログ

2014年1月24日 キツイとこが全部終わったんですよね、実は

ペン先もカバーするペンホルダー(オーダーメイドのA4ノートカバー)
ペン先もカバーするペンホルダー(オーダーメイドのA4ノートカバー)

縫い終わったばかりのホルダーに、三色ペンを差してみる…
ちょっと硬いかな?出来たてですからね。

A4ノートカバーも、手縫いの長さからしたら、半分は縫い終わりました。

でもさー、昨日、針をペンチで引き抜きながら縫ったストッパーとか…
今日のさ、ベルトを避けながら縫うペンホルダーとか…
その前に縫った、自分自身の重さで接着剤が剥がれそうになる真ん中の部分とか…
キツイとこが全部終わったんですよね、実は。

手が掛かりそうな面白いとこから縫ってましたらね。そうなりまして。
もちろん、その順番でないと先に進めなくなる、いわゆる詰んじゃうような手順もありますけどね。

このペンホルダーねー。
ペン先が別のホルダーにカバーされるので、なかなかしっかりホールドされております。
このアイデアは浮かばなかったなー。

カテゴリー
ブログ

2014年1月23日 無理を通せば針も通します

ストッパーの手縫い(オーダーメイドのA4ノートカバー)
ストッパーの手縫い(オーダーメイドのA4ノートカバー)

一針ひとはり、先端をペンチで引き抜いて針を通すという作業が続いております。

これは、オーダーメイドのノートカバーですね。
重要な機能の一つで、A4レポート用紙の重さを支えるストッパーを縫い付けてます。
設計したときの高さは6ミリです。

普通じゃないですよ、コレ。
自分が作ったんじゃ無ければ、世の中には奇特な方もいるもんでって思っただろうなぁ。
個性をとことん尊重しようと思ったらこんなんなりまして。

1ミリ厚のレザーにそれぞれ縫い穴を開けて貼り合わせれば出来るんじゃない?って。まあね、計算上は。
7枚貼り合わせたときの高さは10ミリまで膨らみました。
それを、縫い締めたら6.1前後の高さにピシャッと決まりました。
本体の厚みと合わせて9ミリちょっと。

そもそも、縫い穴を開ける道具が、9ミリは貫通できませんからねー。
無理を通せば針も通しますよ。なんつって、上手いこといったでしょ。

ただ今、ストッパーの三分の一くらいを通過中でーす。

カテゴリー
ブログ

2014年1月22日 イスの心遣いを感じた日

各パーツを接着(オーダーメイドのA4ノートカバー)
各パーツを接着(オーダーメイドのA4ノートカバー)

背もたれって、楽ですよね。一休みのときは。
いやね、イスの背もたれのことです。

さて、オーダーメイドのブックカバー作りもね、かなり進んできました。
全員集合っとばかりに各パーツを糊付けしていきます。

範囲が広いと、糊が乾くのとの競争みたいなものでして。
乾く前に正確に塗る、そして貼る。呑む前に飲むみたいな。
スピード勝負は正直なところ得意では無いです。でも避けては通れないのが人生というもの。

そしたらアイツも本気を出したのか、急に形を変えて来まして。
突然、ガタッと音がしたと思ったら、イスの背もたれが落ちてまして。
このほうが仕事しやすいっしょ?みたいに。

いやいや、座って出来ることじゃないから。
ここはね、立ち仕事ですから。気持ちは嬉しいけど。

そうそう、ブックカバーのど真ん中、タテに空間を作ろうとしているの、伝わりますでしょうか。
ここが一つのポイントだったりします。