空想の腕時計のらくがきを、本物にする第一歩。
型紙作りです。
いつもなら、方眼用紙に向かう時はほとんど迷いがないのですが、今回は「あーでもない、こーでもない」と始まったので、結局、書き直しました。
今回は、レザー・ベルトの加工の手順の方が、時計部分の手順より、工程も時間もずっと多そう。
ちなみに“つくばい”に少し顔を出しているのはカバです。
空想の腕時計のらくがきを、本物にする第一歩。
型紙作りです。
いつもなら、方眼用紙に向かう時はほとんど迷いがないのですが、今回は「あーでもない、こーでもない」と始まったので、結局、書き直しました。
今回は、レザー・ベルトの加工の手順の方が、時計部分の手順より、工程も時間もずっと多そう。
ちなみに“つくばい”に少し顔を出しているのはカバです。
ふと、眺めてしまう。
思えば、レザー・クラフトや腕時計を手作りすることに、なぜワクワクするのかは説明し難いです。
そして、いろいろな時があるけれど、ワクワク出来ることに気付いているのなら、一歩ずつ進めばよいのでしょうね。
腐食と磨きのアンティークな加工で、時計のケースにグッと雰囲気が出てきました。
ずっと昔からあったような、私の好きな色合いです。
さて、幼い時に見た「幸福の条件」という映画を思い出しています。
実は、ストーリーはあまり覚えていないです。
アクションだ~い好きなお子様には、仕方のないことでしょう。
ただ、その中のセリフ…
「大切な物は、一度手ばなせ。…戻ってくれば、本物だ。」
「男たちは、溶接したがっている。」
…最近、そんなことに気付きました。
世の中には、溶接に興味がある人もそんなにいないだろうと、思っていました。
にもかかわらず「その腕時計は、アーク溶接ですか?」なんて質問を受けたり「溶接してるところを見せてもらえませんか?」なんてリクエストされたりすると「あれ?溶接って人気あるのかな?」なんて、気になっています。
日曜大工とかのハンドメイドで、手軽に溶接が出来たら便利かな?…くらいは想像つきますが…
ちなみに、写真は溶接した腕時計や懐中時計のケースになるパーツを、金属ブラシで磨いた後なのでピッカピカです。
先日、友人から少しお話をいただいていた、レディースの新作腕時計を作っています。
そして一緒に、ながらく SOLD OUT のままにしてしまっている “永遠の今を刻む懐中時計” も作成中です。
これから、腕時計と懐中時計の両方に針を入れていく段階です。
詳しい方だと、自分でも「剣抜き・剣入れ」の作業をされる方もいらっしゃいますね。
あの「グッ」っとくる感覚…好きな人にはたまらないですよね。
ちなみに、針を入れるときに押し過ぎたりすると、動かなくなります。
せっかちな所があり、早く剣入れしたいのですが、触ってはいけない待ち時間もあります。
なので、ケースと文字盤を用意した段階で、ちょっと休憩です。
そういえば、 メイキング “失われた未来の腕時計”(時計部分) のページも結構人気があるので「どんどん増やしていこーっ」と、思っているのですが…なかなかままならないので、今回は、ブログでちょっとだけお伝えしてみました。
ハンドメイド腕時計の革ベルトのメイキングを公開しました。
型紙の作成から、レザーの裁断、バックル金具の作成など、ひとつ一つの手作業の手順と豆知識でいっぱいです。
レザーという素材の柔らかさや親しみやすさを、あらためて感じていただければ幸いです。
手作り腕時計 “失われた未来の旅人の腕時計” のメイキングを公開しました。
写真は、腕時計のケースを溶接して、切り出した文字盤に時間を刻み終わった所です。
こつこつ、手作りで作られていく腕時計と、込められた想い。
・・・もし、憧憬に共感される方がいたら、幸いです。
次のリンク先で腕時計のメイキングの様子をご覧ください。