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2016年5月20日 出会いのものがありまして

焼き印(ブランド)の跡がありました。
焼き印(ブランド)の跡がありました。

半裁の牛革を仕入れましてね。
焼き印の跡を見つけました。

さて、1枚目の写真。
このひとつながりのヤケドの跡です。
軽めで破けても無いので、写真では分かりにくいかも。
同じ牧場に放牧するときの目印です。

焼き印なんて、想像するだに痛々しくって、代替えの方法もあるもので。
いずれは無くなると思うんですよ。

でも、牛一頭に一か所しか無いものでして。
英語ではブランド。いつも使ってる “ブランド” の語源です。
貴重な部位として愛好されてもおります。ワイルドなお財布を作ったりとか。

半裁(一頭の半分)の牛革です。
半裁(一頭の半分)の牛革です。

今、食べている牛肉に押された焼き印かも知れないと想像しますとね。
何か感じられるかも知れませんね。

私のとこに、たまたま来た焼き印。
出会いのものです。
大切に使わせて頂きたいと思います。
これで何かこしらえて欲しいというご相談もお気軽にどうぞ。
他の部位と同じ代金でお作りします。

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2013年2月11日 公開!一頭買いレザーの全貌

一頭買いレザーの全貌
一頭買いレザーの全貌

型紙も出来た。
さあ、新しい腕時計のベルトを作っていこう。
…いよいよ、 関さん からの贈り物のレザーの出番です。

折角の一頭買いのレザー。
切る前に広げてみます。牛の形がよ~く分かりますねー。
ちなみに、バーボンはレギュラーサイズ。でっかいですね~。

今回、作るのは小物なので、頭(ヘッド)から肩(ショルダー)か、お腹(ベリー)を裁断します。
背中からお尻は、繊維の整ったベンズという部分なので、いつか大物を作る時のために、大切にしておきます。

もちろん、ベンズ以外の場所は、傷があったりデコボコしてたりするかわりに、動物らしい自然なシワや、ふかふか弾力のある柔らかーい肌触りが魅力なんですよ。

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2013年2月5日 すごい転居祝いをいただきましたー

一頭買いのレザーをいただきました
一頭買いのレザーをいただきました

レザークラフトが好きな関さんから、栃木レザーのヌメ革をいただきました。高級品です。
ありがとうございま~す ヽ(^。^)ノ

とにかく、大きい。
半裁という、牛半頭分で、通常“なめし”が行われる最大のサイズで、いわゆる “一頭買い” サイズです。肩から背中へのしっかりした繊維の流れや、お腹のゆったりした繊維がよーく分かります。
そして、こげ茶の色は、芯通しという、繊維の奥まで色を染み込ませたものですねー。一方で、革の表面だけに色を塗ったものは、万が一、表面が傷ついた場合に地の色が出てきます。

…さて…

実は、以前に少しだけ触れた、ただいま計画中の「名探偵監修シリーズ」に、いつも使っているナチュラルカラーのレザーはそぐわないなぁ…と感じていたんです。

いや~。見たり触ったりしてワクワクしています。
関さん、本当にありがとうございます (´▽`)