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2012年12月12日 浮世舞台もレザーにも表もあれば裏もある

レザーの見分け方
レザーの見分け方

「レザー製品には、どうやら、良いものとそうでもないものがある…」

特に調べなくても、靴やベルト、腕時計などを見て、そう感じている人は多いのではないでしょうか。

友人と話した時に「レザーは使い込むと味が出るんだよね?」という話になり、必ずしもそうとは限らないので、ちょっとお話します。

最初に知っておくと良さそうなのは、レザーには表と裏があること。
浮世舞台と一緒です。

表面は「吟面(ぎんめん)」または「銀面」と呼ばれ、レザーの表面のことです。
詳しくはいろいろとあるのですが、エイジングで味わいがある楽しみがあるのは、この吟面があるレザーであることが最初の条件です。

一方、レザーの裏側は「床面(とこめん)」と呼びます。
毛羽立ったりして、だんだん使いにくくなるレザー製品に覚えは無いでしょうか?

もっとも残念なのは、両面が「床面」のレザーを使った製品です。
オイルを染み込ませたり、ペイントすることで吟面に見えるように加工されることもありますが、いずれ、時の流れとともにひび割れ、崩れていきます。

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2012年10月14日 メイキング “失われた未来の旅人の腕時計”(ベルト部分)を公開

腕時計のレザーベルト作成
腕時計のレザーベルト作成

ハンドメイド腕時計の革ベルトのメイキングを公開しました。

型紙の作成から、レザーの裁断、バックル金具の作成など、ひとつ一つの手作業の手順と豆知識でいっぱいです。

レザーという素材の柔らかさや親しみやすさを、あらためて感じていただければ幸いです。

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2012年10月10日 革という素材について思う

レザーの裁断
レザーの裁断

新しいデザインの手作り腕時計に合うレザーベルトを作っています。
試作品を使い続けて得られたありとあらゆるアイデアを、詰め込んでいきます。

窓から入ってくるようになった涼しい秋風を感じながら一休みしていると、裁断している革の表情が目にとまります。
製品になってからでは気づかない、牛さんが生きていたころの傷や、血筋(血管のあと)があります。

一番最初にこの作業をしたとき手が震えたのは、不慣れなことだけじゃないなぁ…なんてことを、思い出したりしています。
そこはかとない神聖さ…なんて、ちょっと考えてみたら可笑しいかもしれませんね。食事ではいつもいただいているのに。

手作り腕時計のメイキングにご興味がありましたら、こちらもご参照下さい。

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2012年9月22日 ~とある風の女性の長財布(レザーウォレット&ロープ)~を公開

とある風の女性の長財布(レザーウォレット&ロープ)
とある風の女性の長財布(レザーウォレット&ロープ)

バイクで風を切るのが大好き。
でも、いつのまにか、人に話すことも出来なくなっていた。

そんな彼女へのプレゼント、レザーのウォレット&ロープを掲載しました。


*2012年11月現在、ショップではウォレットご用意がありません。ご希望がありましたら問い合わせください。