
新しいデザインの手作り腕時計に合うレザーベルトを作っています。
試作品を使い続けて得られたありとあらゆるアイデアを、詰め込んでいきます。
窓から入ってくるようになった涼しい秋風を感じながら一休みしていると、裁断している革の表情が目にとまります。
製品になってからでは気づかない、牛さんが生きていたころの傷や、血筋(血管のあと)があります。
一番最初にこの作業をしたとき手が震えたのは、不慣れなことだけじゃないなぁ…なんてことを、思い出したりしています。
そこはかとない神聖さ…なんて、ちょっと考えてみたら可笑しいかもしれませんね。食事ではいつもいただいているのに。
手作り腕時計のメイキングにご興味がありましたら、こちらもご参照下さい。