カテゴリー
ブログ

2015年2月1日 ややこしい下ごしらえの味方は…

裏表紙の裏側の下ごしらえ中です
裏表紙の裏側の下ごしらえ中です

ひなたぼっこです。
やっぱり、良く晴れた冬の日曜日は、ひなたぼっこで決まりでしょう。

さて、手帳カバー作り会場の様子です。
内側のパーツの準備が出来てますねー。先に磨いておくとことか、縫っておくとことか。
したっけ次はね、裏表紙側の下ごしらえです。
蝶番をヤスって磨いて仕上げましょう。

このややこしいとこを磨くには、幾つかヤスリを使います。
棒ヤスリを真っ二つに切ったお手製道具もありまして。

根気がいるとこですが、なんつったってひなたぼっこしながらですからね。助かるわ~。

カテゴリー
ブログ

2015年1月31日(第二部) 透視できるでしょ

裏表紙を差し込むポケットのパーツです
裏表紙を差し込むポケットのパーツです

透視能力って、超能力の中でも微妙じゃないですかね。
超能力つったら、たいがい知られちゃいけないことになってる。
中でも透視能力は随一だと思うんですよ。だって、ほらっ、いろいろ気まずくなる。
「…今も、見えてるんだよね?」
「え~っとね、見えてるといえば見えてるのかなぁ」…みたいな。

さて、よもやま話はさておき、オーダーメイドの手帳カバー会場の模様でーす。
これは、裏表紙を差し込むポケットになるパーツです。
そこに自由に使えるポケットが3つ付きまーした。

下ごしらえしてたTシャツっていうパーツもね、しっくり収まりまして。
昨日もご覧いただけてたら、中身がどうなってるのか、透視みたいに分かりそう。まさにスケベメガネ状態。

続いては、これを一つのパーツとしての下ごしらえでーす。

カテゴリー
ブログ

2015年1月30日(第二部) 重ねるポケットの下のヤツ

Tシャツと呼ばれるポケット用のパーツ
Tシャツと呼ばれるポケット用のパーツ

雪から雨に変わりまして。
お寒うございます。
ちょっと出かけるのですが、転んだら痛そうですなぁ。

さて、気を取り直しまして、手帳カバー作り会場の様子です。
裏表紙の内側のポケットやベルトの加工が続きます。
クリンクリンだったのも伸びました。重しのせておきましたらからね。
あと1枚、右手のレザーの裁断面を磨けば、下ごしらえは完了です。

ちなみに、こういうポケットのパーツをTシャツと呼ぶんですけどね。
ポケットを幾つも重ねるときに使います。
Tシャツの横側は削らなくても、特に問題は無いんですけど…
ここを丸めておきますと、うっすら写る下のポケットの輪郭がまろやかになりまして。

カテゴリー
ブログ

2015年1月29日(第三部) 作りたてだけ分かる境界線

透明な樹脂で磨いたコバ(裁断面)の様子
透明な樹脂で磨いたコバ(裁断面)の様子

夜も更けて参りましたね。
いや~っ、いい塩梅にくたびれたっつって。今日はここまで。

さて、ブックカバー作りは一歩前進です。
折り畳んで蝶番になるとこのコバ(裁断面)を磨きまして。
なめらかで、少し濃い色になってるでしょ。濡れたような色ですかね。

これ、作ってすぐだと色の違いが分かりますが、だんだん曖昧になってゆきます。
吟面との境目が分からないくらいに。

しかしね、今日はなんだか良くやったなーって思います。
そういう実感があるのは、幸せ者かも知れませんな。

カテゴリー
ブログ

2015年1月29日(第二部) クリンクリンでツルッツル

裏表紙の内側のパーツの床磨き
裏表紙の内側のパーツの床磨き

クリンクリンでしょ。
革が乾くとともに反った様子です。
↑ちなみに、おやじギャグじゃ無いですよ。

こちらは手帳カバー会場の様子でーす。
裏表紙に取り付けるポケットやベルトの下ごしらえですねー。
のりしろを残して、樹脂を塗ってピッカピカに磨きます。

ツルッとした肌ざわりですよ。
クリンクリンでツルッツル。

カテゴリー
ブログ

2015年1月28日(第三部) 入魂

エンブレムを取り付けると、まるで魂が入ったよう
エンブレムを取り付けると、まるで魂が入ったよう

今宵も更けて参りました。
そろそろ、ウィスキーでもやりますかね~。

さて、撮りましたのはオーダーメイドのブックカバー作りの様子です。
エンブレムが表紙の中央に鎮座しまして。
入ったでしょ、魂。

この鳥のコンチョ、大好きなんですよね~。
「それでも、清廉であれ」
最初に見たとき、そんな風に語りかけられた気がしまして。

そして、蝶番になる側面をヤスリ掛けて。
着々と準備が続きます。

カテゴリー
ブログ

2015年1月27日(第三部) 使命を果たす

エンブレムのためのパーツたち
エンブレムのためのパーツたち

夜も更けて参りましたね。
なんだか一週間くらい胃腸がシクシクしてたのですが、無事おさまりまして。
今日の最後の仕事でも見ながらくだ巻いて参ります。

さて、オーダーメイドのブックカバー作りの様子ですよ。
「クッキーみたいで美味しそう」って言われてたパーツも、己の使命を果たす為にバッチになりました。
したっくれ、ぽつんと穴が開いて寂しそうな姿です。

画竜点睛を欠く、そんなとこですかね。
…アレっ、今ちょっと賢そうなこと言いましたよね。さすが、おじさんでしょ。かっちょいい四字熟語だって飛び出しちゃうもんで、ふふふふふ~。

そして、ちょい右にあるドーナツ型のアイツ。
アレは、厚みの調整のための隠しパーツです。
まさにお陰さまですな。