完成です。
オーダーメイドのレザー蝶番の名刺入れです。
おもちゃみたいな…レゴみたいに感じませんか。
でもでも、よい革をしっかり作り込んでおりますよ。
カラフルな名刺入れは２作目です。
実は、苦手なんです。たくさんの色を使うの。
最初は２年前ですね。
大切なお得意さまからのご依頼でこしらえました。
そのときの写真をご覧いただけて、今回のオーダーメイドの制作となりまして。
ゆっくりでもつながっていくものですね。嬉しい。
長くお客様のお役に立てますように。
オーダーメイドのご依頼ありがとうございました。
ところで明日はアトリエの通常営業日。
暖かくなるらしいんです。明日から。
いきなりですが、嬉しいお知らせっ。
月刊誌にアトリエマルシェが載ることにな～りま～した～っ。
うぇ～いっ。
誌面など詳しくは、発売日の２月２４日にご報告しま～す。
さて、オーダーメイドの名刺入れ作りが終盤です。
三日三晩にわたって乾かしてきた革がご開帳。
いかがでしょう。
完成すると見えなくなる内側から撮ってますが、しっかり立体になりまして、マチができてますよね。
まもなく完成となりまして。
カラフルな色の配置も写真でお伝えしやすくなりました。
まず右側。
受け取った名刺を一時的にしまっておくポケットは、ネイビー、ブラウン、ブラックの３色です。
重厚な色で、艶のある革です。
それに対して、自分の名刺のストックを入れる側は、レッドと生成りのヌメ革のバイカラー。
赤ってやっぱり生きる力、熱い心。
そして長い時間を掛けて深みのある飴色に変わっていく生成りのヌメ革です。
私なりに配色に心を込めてみました。
完成まできっちり丁寧に作り上げて参ります。
ちなみに３枚目の写真は「Ｏ」「Ｐ」「Ｅ」「Ｎ」ガーランドの追加パーツの進捗で～す。
小人の靴がくっつきました。靴だけにくっつきまして。
（↑おやじギャグじゃないですよ）
このガーランドは、もちろんアトリエマルシェでも掲げますよ～。
続きますよっ。
オーダーメイドの名刺入れ作りです。
革の蝶番が形になりました～。
なんだかレゴっぽい可愛さじゃないでしょうか？
凹の部分は一つひとつヤスリで削りだしてます。
角を落として丸みも出してるんですよ。
黄色の背表紙部分のパーツは、歯が互い違いになってますよね。
これは一番新しい作り方なんです。
実は何度も変更しております。
繰り返し作ってる中でしか思い浮かばないことってあるんですよね。
一方で、型に入れて成形したポケットはまだ乾燥中。
今まさに乾ききる段階だと思います。
たとえば、柔軟剤なしで洗濯した布って、乾くと硬くなりますよね。ギュッと縮んで。
型の中の革にも同じことが起きてます。
ぎゅ～～～っと縮もうとするんだけど、型が邪魔で縮めない。
それでも頑なにぎゅ～～～っとなるので、場所によってちょこっと薄くなる。
そんな段階です。今。
ちなみに３枚目の写真は「OPEN」ガーランドの次の段階のパーツ達です。
うまくできればいいんだけど…
どうもどうもこんばんはっ、To Be だよっ。
厳しい寒さが続きますがお元気でしょうか。
さて参りましょ～。
オーダーメイドの名刺入れ作りの続きで～す。
下ごしらえは行程が多彩ですのでね。
写真に番号を振ってみました。
まず①。
蝶番の肉抜きですね～。
穴の両側から切りまして、４つ小さい穴をつなげます。
もう手慣れたものですが…それが厄介。
「スターウォーズかっちょよかったよな～」なんてボサーっと思いながらだと、ザクっと切りすぎます。
そして最初からやり直し…
だもんで、意識して手元に集中しますよ。
続いて②はコバ（革の裁断面）仕上げ。
ヤスリを掛けて、樹脂入りのワックスで磨き上げます。
革の繊維の流れって複雑なとこもありまして。
ほらっ、人間だって体の変なとこに つむじ があったりするでしょ？
なかなか綺麗に仕上がらないことも。
そういうときは、ヤスリと磨きを繰り返すと綺麗になるんですね～。
実際、今回も茶色の革は２周してるんですよ。
最後の③はパーツの一覧です。
上の方に写ってる完成品は、先週作りかけだったものです。
最終的にこの形を目指してますよ～。
「先は長そうだな～」って感じるでしょうか？
でもそれ、天竺みたいなものなんです。
突然のように完成目前になりますよ～。
下積みだの冬の寒さだのは、長く感じるものなのかもね。
各パーツ一斉にスタートしましたっ。
オーダーメイドの名刺入れの下ごしらえです。
まずは自分の名刺のストックを入れておくポケットです。
革をびしゃびしゃに濡らして成形してます。
型にはめたまま乾かすので、時間かかりますよ～。
一方で、本体の３色の革は穴あけ祭り。
おびただしい数の穴でしょう。
昔は正確な位置に開けるのに苦手意識があったものです。
残る３枚のポケットは床（トコ：革の裏側）磨きです。
樹脂入りのワックスを染み込ませてガラス盤でツルツルにします。
実は、この床磨きはアトリエマルシェでの革細工の体験講座にも入れようと思ってるんです。
こないだ作家仲間と電話してましてね。
床磨きについて質問を受けたらしいんですよ。
革細工のスクールに通ってる知り合いから…
…で、思い出しました。
今では日々の下ごしらえで、当たり前のことになりすぎてました。
「どうしてムラになるんだろう…」
「磨いても毛羽立ちが残るときがあるなぁ…」
「ヘラの筋が残ってかっこ悪い…」
…なんて、悩んでは解決していた時期があったな～って。
そのあたりのノウハウを伝えれば、しっかり一コマできちゃいますよ。
体験講座については別の機会に詳しくお話しするとしまして。
この個性派の名刺入れをしっかり作って参りましょ～。
さあスタートです。
オーダーメイドの名刺入れ作りです。
いや～っ、カラフルでしょう。
赤に黄色にネイビーに…一つひとつパーツの色が違うんですよ。
以前にも一つだけ作ったことがありまして。
そのときもオーダーメイドでした。
床（トコ：革の裏側）も撮りました。
白っぽいですが吟面と同じ色でしょう。芯通し染めの特徴ですね。
名刺入れって落ち着いた色味のものが多いですよね。
私も昔、そういうのを選ぶのが良いって教わったものです。
でもでも、いろんな仕事がありますからねっ。
カラフルで楽しい名刺入れが似合う仕事もアレコレ思い浮かびませんか。
さあ楽しく作っていきたいと思いま～す。
どうもこんばんはっ。
年始のお休みも今日までって感じですかね。
恒例の目標なんて、決めたでしょうか。
…思えば１年前の年末年始、革の仕入れを見直してました。
だんだんにね。
小売店での仕入れではままならなくなってきた時期です。
さておき、今日もお一つできてます。
レザー蝶番の名刺入れ。
新たに写真も撮りました～。
ブラウンは初めてじゃないけれども、その必要がありまして。
実は、この作品を境に革の種類が変わります。
マットな芯通し革から艶やかなアニリン革に。
そうなんです。
革の仕入れの変更が、ようやく終盤なんです。
日々ぼさ～っと過ごしてるように見えるかもですけどもね。
大概ぼさ～っと過ごしております。
でもでも、刻々と状況は変わってますよ～。
