完成です。
赤と生成りの革の名刺入れです。
鮮やかな赤なので、職業や職場によっては使うのは難しいと思います。
これを持ってる人は、遊び心があって情熱的…そんな印象に見られそうですかね？
でもでも、物を作るうえで私が一番大切だと思うのは違うんです。
他ならぬ持つ人ご本人の気持ちです。
なんだかウキウキしそうじゃないですか。
こんなに赤くて面白な形の名刺入れ。
同じ型紙で作ったのは、今回でまだ５つ目。
使ってると「見せて」って言われるらしいですよ～っ。嬉しいな～。（てへぺろ）
完成です。
“Ｗレザー蝶番の名刺入れ ふくよかVer. Navy × Natural” で～す。
いかがでしょうか、この丸み。
ふんだんに素材の革を使ったことによる、丸み。
「この手の小物は出来る限り薄く作る」
…という常識を手放しましてね。
私が良いと思う形の名刺入れ。
あとねっ…これは言わぬが花なのですが…
分かっているのですが…
ミニチュア作りの手法を用いたステッチがポイントでし。
無理を通した革の蝶番まわりでも、乱れのないステッチ。
な～んつって、自慢ばっかりですけどもね。
だってだって、本当に自慢の一品でして。てへっつって。
完成しました。
“蝶番のレザーブックカバー Red” です。
ご機嫌な色でしょう。
真っ赤なブックカバー。
こういう真っ赤なものを作ると思い出す言葉がありまして。
「赤い物は持ち主の宝物になりやすい」と…。
理由は分からないんですけどもね。
見かける数は少ないけど、真っ赤な車に乗ってる人がいるよねっ。
そういう人の赤好きは格別ってことかも？
そして個人的にはね。
白糸のステッチが色の良い意味の方を引きだしてる気がするんです。
な～んて自画自賛ばかり言ってもアレですね。
ご覧の通り、ちょっとゴツくて背表紙の幅も固定されてます。
“Your Side Door” だけの革の蝶番のブックカバーで～すよ。
完成です。
“蝶番のレザーブックカバー Navy” です。
堅牢な雰囲気の、お馴染みのブックカバーです～。
本に…読書に対して一方ならぬ思いを持つあなたへの一品です。
かくいう私も本が大好き。
特にねっ、人生で一番辛いところを救われました。
そんな私が手塩に掛けたブックカバー。
背表紙の幅が決まってたりと、不器用なとこもありますが…
それでもなお、この仕様が良いと決めたカタチです。
ちなみに作ったのが一個だけなので、ミンネさんで売り出しました。
あっ、黒に見えるかも知れませんが、ネイビーの革ですよ。
緑味の深い青。
ならべてみると分かりやすいんですけどねっ。ごめんなさい。
完成です。
バイブルサイズの赤い革のシステム手帳っで～す。
サイズ選びに困ったら、とりあえずバイブルにしといたら？
なんて言われる一番人気のサイズです。
どこの文具店にも用紙があるって強いよね。
そして、この赤きシステム手帳のバイブルサイズを作ったのは、今回が初めて。
ナンバリングは入れていないですが、入れるなら “0001” とかです。
この個体の特徴としましては…
吟（ギン：革の表側）は傷少なめ。生前の傷も含めてね。
床（トコ：革の裏側）のムラも少ない方ですね。
人によってはもっとワイルドなのが好みってのもあるかも。
そうそう、床にうっすらと斜めに入ってる直線があります。
これは革漉き機を通過したときの痕ですよ～。
ラインナップが増えてきて嬉しいっ。
少しずつですけどもね。
完成です。
“レザー蝶番のシステム手帳・ミニサイズ Red” です。
いかがでしょう。
この鮮やかな赤。艶やかな吟面。
アニリン仕上げという上等な革ならではなんです。
床（トコ：裏面）まで真っ赤ですよね。
芯通しという革の中まで染める手法によるものです。
ここまで赤いと…
なんか、やる気が出てくる気がしませんか？
情熱に油を注ぐ感じ？
あんまり上手い例えじゃないけども。
ちなみに、一緒に作っている一回り大きめのバイブルサイズはもうちょっとお待ちくださいませ。
ちなみのちなみに、最後の一枚は頂き物のお菓子（美味*）をDASH部屋の守り神サボンヌッ様にお供えしてる模様です。
（*チョコがくっついてるラスク♪）
完成です。
バイブルサイズのシステム手帳っで～す。
実は初めて。
ネイビーでこのサイズ。
そうは感じられないかも知れません。
オーダーメイドで色んな仕様のを作ってきましたので。
いろんなご要望にお応えするために、その都度色んな革を仕入れてはきました。
ところが昨年、困ったことが起きまして。
「この革で作って欲しい」というご要望に沿えなくなったんです。
同じ革が手に入らないんです。
そこで、今年から本格的に仕入れを見直しております。
今回のネイビーもその一つ。
栃木レザー社のタンニンなめしのヌメ革。
艶やかなのに、シワ、シボ、血筋など革らしい表情の吟面。
アニリン仕上げの特徴です。
比較的安定して手に入る革の中で、気に入ったものを選び、定番にしてゆきたいと思います。
「“Your Side Door” といえばコノ革だよね」と言われるときを目指して―――。
